インターコンチネンタル・ル・マン・カップ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
インターコンチネンタル・ル・マン・カップ
国・地域 インターナショナル
開始年 2010年
終了年 2011年
最終
チーム
チャンピオン
LMP1: プジョー・スポール トタル
LMP2: シグナテック・ニッサン
GTE Pro: AFコルセ
GTE Am: ラルブル・コンペティション
最終
マニュファクチャラーズ
チャンピオン
LMP1: プジョー
GTE: フェラーリ
公式サイト intercontinental-le-mans-cup.com
Motorsport current event.svg 現在のシーズン

インターコンチネンタル・ル・マン・カップ(通称:ILMC)は、2010年と2011年、世界各国を転戦して行われたスポーツカーの耐久レースである。2012年FIA 世界耐久選手権に発展し、終焉した。

概要[編集]

2009年12月8日、フランス西部自動車クラブ(ACO)は「インターコンチネンタル・ル・マン・カップ」の創設を発表した[1]。この提案は当初2009年6月に発表されていた[2][3]。欧州(ル・マン・シリーズ)、北米(アメリカン・ル・マン・シリーズ)、アジア(アジアン・ル・マン・シリーズ)のシリーズを結んで、1992年以来途絶えているスポーツカーの世界選手権の復活を目指したものである。

シリーズはスポーツ・プロトタイプとGTで争われる。LMP1、GTはマニファクチャラーズタイトルも懸けられるが、少なくとも4つのエントリーがある場合、全てのクラスにカップが懸けられる[4]

開催初年度の2010年はLMS最終戦のシルバーストン、ALMSのプチ・ル・マン、そして珠海の3戦で行われた。翌2011年は日本の富士でも開催が予定されたが実現せず、セブリング12時間ル・マン24時間を含む全7戦で開催された。

アウディプジョーアストンマーティンのワークス参戦で、事実上世界選手権と呼べるシリーズに発展した。そして2011年6月3日、国際自動車連盟(FIA)とACOは2012年から1992年のSWC以来20年ぶりとなるスポーツカーの耐久世界選手権、FIA 世界耐久選手権の開催を発表した[5]。ILMCは当初の目的を達成し終焉することとなった。

歴代チャンピオン[編集]

シーズン LMP1 チーム LMP2 チーム GT1 チーム GT2/GTE Pro チーム GTE Am チーム
LMP1 マニュファクチャー GT2/GTE マニュファクチャー
2010 フランスの旗 プジョー・スポール・トタル フランスの旗 OAK レーシング フランスの旗 ラルブル・コンペティション ドイツの旗 チーム・フェルバーマイヤー・プロトン 無し
フランスの旗 プジョー イタリアの旗 フェラーリ
2011 フランスの旗 プジョー・スポール・トタル フランスの旗 シグナテック・ニッサン 無し イタリアの旗 AFコルセ フランスの旗 ラルブル・コンペティション
フランスの旗 プジョー イタリアの旗 フェラーリ

スケジュール[編集]

2011年[編集]

開催日 開催サーキット 優勝ドライバー 優勝車
第1戦 3月19日 セブリング ラピエールデュバルパニス プジョー・908 HDi FAP
第2戦 5月8日 スパ・フランコルシャン ヴルツデビッドソンジェネ プジョー・908
第3戦 6月11日〜12日 ル・マン フェスラーロッテラートレルイエ アウディ・R18 TDI
第4戦 7月3日 イモラ ボーデデビッドソン プジョー・908
第5戦 9月11日 シルバーストン ボーデパジェノ プジョー・908
第6戦 10月1日 ロードアトランタ モンタニーサラザンヴルツ プジョー・908
第7戦 11月13日 珠海 ボーデデビッドソン プジョー・908
  • 優勝車の項目は、LMP1クラスのみ表示。

2010年[編集]

開催日 開催サーキット 優勝ドライバー 優勝車
第1戦 9月12日 シルバーストン ミナシアン/デビッドソン プジョー・908 HDi FAP
第2戦 10月2日 ロードアトランタ ラミーサラザン プジョー・908 HDi FAP
第3戦 11月7日 珠海 サラザンモンタニー プジョー・908 HDi FAP
  • 優勝車の項目は、LMP1クラスのみ表示。

参照[編集]