ウアバゲニン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウアバゲニン
識別情報
CAS登録番号 508-52-1
PubChem 12313812
J-GLOBAL ID 200907069714834215
特性
化学式 C23H34O8
モル質量 438.51 g mol−1
外観 固体
融点

236.5 °C [1]

への溶解度 1830 mg·L−1 at 25 °C [1]
危険性
GHSピクトグラム GHS-pictogram-skull.svgGHS-pictogram-silhouette.svg
Hフレーズ H300, H331, H373
Pフレーズ P261, P264, P301+310, P311
半数致死量 LD50 32 mg·kg−1マウス静脈注射[1]
出典
[2]
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ウアバゲニン(Ouabagenin)あるいはg-ストロファンチジン(g-Strophanthidin)は、強心配糖体ウアバインアグリコン部位のステロイドである。ウアバインはStrophanthus英語版 gratusやキョウチクトウ科植物Acokanthera ouabaioに存在している。

構造および性質[編集]

構造的には、ウアバゲニンはカルデノリド英語版の一種である。カルデノリドは不飽和γ-ラクトンを含む共通構造を持つ強心性ステロイドの一群である[3]

解説[編集]

キョウチクトウ科植物Acokanthera ouabaioから見つかったステロイド配糖体で、ウアバインの糖が外れた構造をしている[4]

出典[編集]

  1. ^ a b c ウアバゲニン in the ChemIDplus database
  2. ^ Sigma-Aldrich Co., product no. O2627.
  3. ^ 向井健、「19-ヒドロキシサルメントゲニンおよびウアバゲニンの全合成」 東京大学博士論文, hdl:2261/59941
  4. ^ Hans Renata, Qianghui Zhou, Phil S. Baran., Strategic Redox Relay Enables A Scalable Synthesis of Ouabagenin, A Bioactive Cardenolide., Science 04 Jan 2013:Vol. 339, Issue 6115, pp. 59-63, doi:10.1126/science.1230631

関連項目[編集]

  • k-ストロファンチジン