ウィル・ハリス

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ウィル・ハリス
Will Harris
ワシントン・ナショナルズ #36
Will Harris Houston Astros April 2015.jpg
ヒューストン・アストロズ時代
(2015年4月8日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テキサス州ヒューストン
生年月日 (1984-08-28) 1984年8月28日(35歳)
身長
体重
6' 4" =約193 cm
225 lb =約102.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2006年 MLBドラフト9巡目
初出場 2012年8月13日
年俸 $8,000,000(2020年から3年契約)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ウィリアム・テイラー・ハリスWilliam Taylor "Will" Harris, 1984年8月28日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身のプロ野球選手投手)。右投右打。MLBワシントン・ナショナルズ所属。愛称はビルBill[2]

経歴[編集]

プロ入りとロッキーズ時代[編集]

2006年MLBドラフト9巡目(全体258位)でコロラド・ロッキーズから指名され、6月8日に契約。契約後、傘下のA-級トリシティ・ダストデビルズ英語版でプロデビュー。22試合に登板して2勝3敗6セーブ、防御率1.16、42奪三振を記録した。

2007年はA級アッシュビル・ツーリスツでプレーし、38試合に登板して1勝2敗1セーブ、防御率1.32、68奪三振を記録した。

2008年はA+級モデスト・ナッツでプレーし、49試合に登板して3勝5敗3セーブ、防御率2.77、70奪三振を記録した。

2009年はA-級トリシティで1試合に登板。トミー・ジョン手術を行い、残りのシーズンを全休した。

2010年は前年の手術の影響で全休した。

2011年にA+級モデストで復帰。33試合に登板して3勝2敗、防御率5.55、55奪三振を記録した。

2012年はAA級タルサ・ドリラーズで開幕を迎え、7月にAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスへ昇格。13試合に登板し2勝0敗、防御率1.02、20奪三振を記録した。 8月11日にメジャー初昇格を果たし[3]、13日のミルウォーキー・ブルワーズ戦でメジャーデビュー。6点リードの9回表から登板し、1回を投げ2安打1本塁打1奪三振3失点だった。この年メジャーでは20試合に登板して1勝1敗、防御率8.15、19奪三振を記録した。

2013年3月5日にロッキーズと1年契約に合意したが、3月29日にDFAとなった[4]

ダイヤモンドバックス時代[編集]

2013年4月3日にウェイバー公示を経てオークランド・アスレチックスへ移籍した[5]が、直後の4月6日にウェイバー公示を経てアリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[6]。5月8日にメジャー昇格[7]。昇格後はリリーフに定着した。61試合に登板して4勝1敗、防御率2.91、53奪三振を記録した。

2014年3月3日にダイヤモンドバックスと1年契約に合意した[8]。この年は29試合に登板して0勝3敗、防御率4.34、35奪三振を記録した。

アストロズ時代[編集]

2014年11月3日にウェイバー公示を経てヒューストン・アストロズへ移籍した[9]

2015年は大ブレイクを果たす。この年、チームトップ[10]の68試合に登板して防御率1.90、WHIP0.90という圧倒的な成績をマーク。2セーブも挙げて、アストロズのリリーフ陣の中心として大車輪の活躍を見せた。

2016年は前半戦で39試合に登板して1勝1敗9セーブ、16ホールド、防御率1.62という好成績をマーク[11]。この活躍があってオールスターに選出された。最終的には66試合に登板して1勝2敗12セーブ、防御率2.25、WHIP1.05、奪三振率9.7と2年連続で好成績を残した。

2017年は7月に右肩の炎症で故障者リスト入りし[12]、約1ヶ月半離脱した。この離脱によって、この年は46試合登板にとどまったが、3勝2敗2セーブ、防御率2.98、WHIP0.97と成績自体は前年と同程度であった。

2019年は68試合に登板し4勝1敗4セーブ、防御率1.50の好成績をマーク、ポストシーズンでもALDSALCSで計7試合に登板し無失点に抑えチームの2年ぶりのリーグ優勝に貢献。ワシントン・ナショナルズとのワールドシリーズでも7試合中5試合に登板し、最終第7戦では先発ザック・グレインキーの後を受け2番手で登板したが、ハウィー・ケンドリックに痛恨の逆転2ランを被弾し、敗戦投手となりチームも敗退した。翌10月31日にFAとなった[13]

ナショナルズ時代[編集]

2020年1月3日にナショナルズと3年総額2400万ドルの契約を結んだ[1]

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2012 COL 20 0 0 0 0 1 1 0 3 .500 89 17.2 27 3 6 1 1 19 4 0 18 16 8.15 1.87
2013 ARI 61 0 0 0 0 4 1 0 4 .800 217 52.2 50 3 15 1 2 53 4 0 17 17 2.91 1.23
2014 29 0 0 0 0 0 3 0 3 .000 120 29.0 27 3 9 2 2 35 1 0 14 14 4.34 1.24
2015 HOU 68 0 0 0 0 5 5 2 13 .500 276 71.0 42 8 22 1 1 68 2 0 18 15 1.90 0.90
2016 66 0 0 0 0 1 2 12 28 .333 255 64.0 52 3 15 1 1 69 4 0 17 16 2.25 1.05
2017 46 0 0 0 0 3 2 2 20 .600 177 45.1 37 7 7 0 0 52 2 0 15 15 2.98 0.97
2018 61 0 0 0 0 5 3 0 15 .625 230 56.2 48 3 14 1 2 64 6 0 22 22 3.49 1.09
2019 68 0 0 0 0 4 1 4 26 .800 229 60.0 42 6 14 0 0 62 3 0 14 10 1.50 0.93
MLB:8年 419 0 0 0 0 23 18 20 112 .561 1593 396.1 325 36 102 7 9 422 25 0 135 125 2.84 1.08
  • 2019年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績[編集]



投手(P)












2012 COL 20 1 3 0 0 1.000
2013 ARI 61 2 9 0 1 1.000
2014 29 0 2 0 0 1.000
2015 HOU 68 3 11 0 1 1.000
2016 66 9 7 0 1 1.000
2017 46 7 6 0 0 1.000
2018 61 2 11 0 1 1.000
2019 68 6 10 0 4 1.000
MLB 419 30 59 0 8 1.000
  • 2019年度シーズン終了時

記録[編集]

背番号[編集]

  • 48(2012年)
  • 38(2013年 - 2014年)
  • 36(2015年 - 2019年)

脚注[編集]

  1. ^ a b Richard Justice (2020年1月3日). “Harris' improbable journey to the Nationals” (英語). MLB.com. 2020年1月5日閲覧。
  2. ^ Astros Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年9月2日閲覧
  3. ^ Rockies select contract of RHP Will Harris to Major League Roster”. MLB.com Rockies Press Release (2012年8月11日). 2014年2月12日閲覧。
  4. ^ Yorvit Torrealba and Chris Volstad selected to roster”. MLB.com Rockies Press Release (2013年3月29日). 2014年2月12日閲覧。
  5. ^ A's Claim RHP Will Harris off Waivers from Colorado”. MLB.com Athletics Press Release (2013年4月3日). 2014年2月12日閲覧。
  6. ^ A's Reinstate Colón from Suspended List; Option Straily to Sacramento”. MLB.com Athletics Press Release (2013年4月6日). 2014年2月12日閲覧。
  7. ^ D-backs Recall Harris From Reno, Place Putz On 15-Day DL”. MLB.com D-backs Press Release (2013年5月8日). 2014年2月12日閲覧。
  8. ^ D-backs agree to terms with 22 players”. MLB.com D-backs Press Release (2014年3月3日). 2014年3月4日閲覧。
  9. ^ “Astros claim pitcher Harris from Arizona”. Associated Press. ESPN.com. (2014年11月3日). http://sports.espn.go.com/espn/wire?section=mlb&id=11816647 2015年5月2日閲覧。 
  10. ^ 2015 Houston Astros Pitching Statistics - Baseball-Reference.com (英語) . 2015年11月1日閲覧。
  11. ^ Will Harris 2016 Pitching Gamelogs - Baseball-Reference.com (英語) . 2016年11月13日閲覧。
  12. ^ “Harris on DL with inflammation in shoulder”. MLB.com. (2017年7月15日). http://m.mlb.com/news/article/242246610/astros-will-harris-goes-on-disabled-list/ 2017年11月1日閲覧。 
  13. ^ Thomas Harrigan, Manny Randhawa and Paul Casella (2019年11月8日). “Here are every team's free agents this winter” (英語). MLB.com. 2019年12月2日閲覧。

関連項目[編集]