ウェルカム・トゥ・ザ・ネイバーフッド〜地獄からの脱出

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ウェルカム・トゥ・ザ・ネイバーフッド〜地獄からの脱出
ミートローフスタジオ・アルバム
リリース
録音 ニューヨーク パワー・ステーション、ライト・トラック[1]
ロサンゼルス A&Mスタジオ[1]
ジャンル ハードロック
時間
レーベル MCAレコードアメリカ合衆国の旗カナダの旗
ヴァージン・レコード
プロデュース ロン・ネヴィソン(all songs)
サミー・ヘイガー、スティーヴン・ヴァン・ザント(#9)
ミートローフ(#10, #12)
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 3位(イギリス[2]
  • 10位(オーストラリア[3]、スイス[4]、ドイツ[5]
  • 12位(ノルウェー[6]
  • 17位(アメリカ[7]、ニュージーランド[8]
  • 22位(スウェーデン[9]
  • 28位(オランダ[10]、フィンランド[11]
  • 37位(ベルギー・フランデレン地域[12]
  • 44位(オーストリア[13]
ミートローフ 年表
地獄のロック・ライダーII〜地獄への帰還
(1993年)
ウェルカム・トゥ・ザ・ネイバーフッド〜地獄からの脱出
(1995年)
Live Around the World
(1996年)
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ウェルカム・トゥ・ザ・ネイバーフッド〜地獄からの脱出』(原題:Welcome to the Neighbourhood)は、アメリカ合衆国ロック歌手ミートローフ1995年に発表したスタジオ・アルバム

背景[編集]

前作『地獄のロック・ライダーII〜地獄への帰還』(1993年)に大きな貢献を果たしたジム・スタインマンが作詞・作曲した2曲は、いずれも書き下ろしの新曲ではなく[14]、「原罪を探し求めて」はスタインマンを中心としたユニット「パンドラズ・ボックス」のアルバム『Original Sin』(1989年)の収録曲で[15]、「レフト・イン・ザ・ダーク」はスタインマンのソロ・アルバム『バッド・フォー・グッド』(1981年)の収録曲である[16]

「アムネスティ・イズ・グランテッド」はサミー・ヘイガーが提供した曲で、ヘイガーはボーカルとギターでゲスト参加したのに加えて、プロデュースにも貢献した[17]。なお、ヘイガーは1997年のソロ・アルバム『マーチング・トゥ・マーズ』で、この曲を再録音している[18]

反響・評価[編集]

前作『地獄のロック・ライダーII〜地獄への帰還』に匹敵する成功は収められず、ミートローフは本作を最後にMCAレコードとの契約を失った[19]。母国アメリカでは本作がBillboard 200で最高17位に終わり、シングル「君の為に僕は嘘をつく」はBillboard Hot 100で13位、「愛の幕が下りた時」は同82位を記録するにとどまった[7]。ただしイギリスでは一定の成功を収めており、本作は28週全英アルバムチャート入りして最高3位[2]全英シングルチャートでは「君の為に僕は嘘をつく」が2位、「愛の幕が下りた時」が7位、「紅い明かりに向かって」が21位に達した[20]

William Rulhmannはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「スタインマンの華々しいスタイルのクローンを作ろうとして失敗した」「結果的に生じたセールスの下降は、過去ほど酷くはなかったが、スタインマンを欠いたミートが半ローフに過ぎないことは事実である」と評している[14]

リイシュー[編集]

2011年にヴァージン・レコードから発売されたコレクターズ・エディション盤は、アルバム本編にボーナス・トラック4曲を追加したCD1、ライヴ音源を収録したCD2、シングル曲のミュージック・ビデオBBCトップ・オブ・ザ・ポップス』出演時の映像、インタビューを収録したDVDから成る[17]。ディスク2に収録されたライヴ音源は、大部分は1995年のビーコン・シアター公演における録音だが、「Midnight at the Lost and Found」と「Whatever Happened to Saturday Night?」は1989年の録音である[17]

収録曲[編集]

  1. ラバー・ミーツ・ザ・ロード "Where the Rubber Meets the Road" (Sarah Durkee, Paul Jacobs) – 4:57
  2. 君の為に僕は嘘をつく "I'd Lie for You (And That's the Truth)" (Diane Warren) – 6:40
  3. 原罪を探し求めて "Original Sin" (Jim Steinman) – 6:03
  4. 45秒のエクスタシー "45 Seconds of Ecstasy" (Martha Minter Bailey) – 1:06
  5. 紅い明かりに向かって "Runnin' for the Red Light (I Gotta Life)" (Meat Loaf, Patti Russo, Harry Vanda, George Young, S. Durkee) – 3:58
  6. 失われた魂の祭 "Fiesta de Las Almas Perdidas" (Jeff Bova) – 1:29
  7. レフト・イン・ザ・ダーク "Left in the Dark" (J. Steinman) – 7:12
  8. 愛の幕が下りた時 "Not a Dry Eye in the House" (D. Warren) – 5:54
  9. アムネスティ・イズ・グランテッド "Amnesty Is Granted" (Sammy Hagar) – 6:09
  10. 最後のキスなら… "If This Is the Last Kiss (Let's Make It Last All Night)" (D. Warren) – 4:33
  11. マーサ "Martha" (Tom Waits) – 4:39
  12. 天使が歌うところ "Where Angels Sing" (Stephen Allen Davis) – 6:10

日本盤ボーナス・トラック[編集]

  1. 愛にすべてを捧ぐ(ライヴ) "I'd Do Anything for Love (Live)" (J. Steinman)
  2. 地獄のロック・ライダー(ライヴ) "Bat Out of Hell (Live)" (J. Steinman)

コレクターズ・エディション盤ボーナス・トラック[編集]

  1. "Come Together" (John Lennon, Paul McCartney)
  2. "Let It Be" (J. Lennon, P. McCartney)
  3. "Oh, What a Beautiful Morning" (Richard Rodgers, Oscar Hammerstein II)
  4. "Is Nothing Sacred" (Don Black, J. Steinman)

コレクターズ・エディション盤ボーナス・ディスク[編集]

CD[編集]

  1. "Life Is a Lemon and I Want My Money Back" (J. Steinman) – 7:58
  2. "Where the Rubber Meets the Road" (S. Durkee, P. Jacobs) – 5:39
  3. "I'd Lie for You (And That's the Truth)" (D. Warren) – 7:17
  4. "Amnesty Is Granted" (S. Hagar) – 5:49
  5. "You Took the Words Right Out of My Mouth" (J. Steinman) – 9:13
  6. "All Revved Up with No Place to Go" (J. Steinman) – 6:47
  7. "Dead Ringer for Love" (J. Steinman) – 4:30
  8. "I'd Do Anything for Love (But I Won't Do That)" (J. Steinman) – 5:29
  9. "Runnin' for the Red Light (I Gotta Life)" (Meat Loaf, P. Russo, H. Vanda, G. Young, S. Durkee) – 3:58
  10. "Midnight at the Lost and Found " (Meat Loaf, Danny Peyronel, Paul Christie, Steve Buslowe) – 4:58
  11. "Whatever Happened to Saturday Night?" (Richard O'Brien) – 3:14
  12. "Bat Out of Hell" (J. Steinman) – 11:58

DVD[編集]

  1. "I'd Lie for You (And That's the Truth)" (D. Warren)
  2. "Not a Dry Eye in the House" (D. Warren)
  3. "I'd Lie for You (And That's the Truth)" (D. Warren)
  4. "Not a Dry Eye in the House" (D. Warren)
  5. "Interview with Meat Loaf: Making of 'Welcome to the Neighbourhood'"

参加ミュージシャン[編集]

  • ミートローフ - ボーカル
  • パティ・ルッソ - ボーカル(#2, #10)
  • スーザン・ウッド - ボーカル(#4)
  • サミー・ヘイガー - ボーカル(#9)、ギター(#9)
  • ティム・ピアース - ギター(#1, #2, #3, #5, #7, #8, #9, #10, #12)
  • パット・スロール - ギター(#2, #3, #4, #5, #7, #8, #10, #12)
  • エディ・マルチネス - ギター(#9)
  • スティーヴン・ヴァン・ザント - ギター(#9)
  • カジム・サルトン - アコースティック・ギター(#8)、バックグラウンド・ボーカル(#1, #2, #3, #5, #7, #8, #9, #10, #12)
  • ジェフ・ボヴァ - キーボード(all songs)、ハモンドオルガン(#2, #4)
  • ポール・ジェイコブス - ピアノ(#1, #10)
  • マーク・アレキサンダー - ピアノ( #2, #3, #4, #5, #7, #8, #9, #11, #12)
  • スティーヴ・バスロウ - ベース( #1, #2, #3, #4, #5, #7, #8, #9, #10, #12)
  • ケニー・アロノフ - ドラムス(#1, #2, #3, #4, #5, #7, #8, #9, #10)
  • ジョン・ミセリ - ドラムス(#12)
  • カーティス・キング - バックグラウンド・ボーカル(#1, #2, #7, #8, #9, #10, #12)
  • ロリー・ドッド - バックグラウンド・ボーカル(#1, #2, #3, #5, #7, #8, #9, #10, #12)
  • パール・アデイ - バックグラウンド・ボーカル(#1, #2, #5)
  • Elaine Kaswell - バックグラウンド・ボーカル(#3, #5)

脚注・出典[編集]

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