エアロトレイン (ワシントン・ダレス国際空港)

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エアロトレイン
DullesAerotrain.jpg
エアロトレインで使用されているクリスタルムーバー車両
概要
種別 People mover
所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ワシントンD.C.
ワシントン・ダレス国際空港
起終点 コンコースB
コンコースC
駅数 4
運営
開業 2010年1月20日(従業員向け)
2010年1月26日(旅客向け)
運営者 ワシントン首都圏空港公団
路線構造 空港の不便な部分を取り扱う
使用車両 三菱重工業クリスタルムーバー車両 29両
路線諸元
路線総延長 6.08 km (3.78 mi)[1]
最高地点 地下
路線図

エアロトレイン: AeroTrain)は、ワシントン・ダレス国際空港にある延長6.08km (3.78mi)の地下化されたPeople moverシステムである。

当システムは2009年秋に開業する予定であった[2]が、信頼性テストを完了するために2010年(平成22年)まで延期された[3]。 2010年1月20日にダレスの従業員に開放され、同年1月26日に旅客に開放された[4]。 当システムは、主にコンコースからメイン・ターミナルまで旅客を輸送する可動式ラウンジ英語版を置き換えたものである[2]。 当システムには、約14億ドル ($) の費用がかかっており、また新しいセキュリティ防護の中二階を含んでいる。 当システムは、鉄道車両として29両の三菱重工業クリスタルムーバー車両を利用している。

メイン・ターミナル駅
建設中のターミナルB駅

エアロトレインは、メイン・ターミナル・ビルおよびコンコースA、B、C間で旅客を輸送している。 メイン・ターミナル駅から、列車は一方向のコンコースAおよびコンコースC、および他方向のコンコースBに移動する。 エアロトレインのトラック・マップは、メイン・ターミナル駅が下部となる釣り針状に形成されている。 エアロトレインは、午前5:00からおよそ午後3:00までは3両編成の列車が4編成走行し、午後3:00から午後11:00までは3両編成の列車が7編成走行している。 真夜中から午前5:00までは、通常3両編成の列車が2編成走行しているが、時々3両編成の列車が1編成だけになることがある。 列車の運転間隔は2分以上かからず、列車は時速64km (40mi) – 68km (42mi)にて約2分でコンコースへ旅客を輸送している(可動式ラウンジは、時速約24km (15mi)で移動する)[5]

既存のコンコースC(かつコンコースD)は、一時的なコンコースであるため、コンコースC駅は将来の常設コンコースCの敷地に建設されており、地下通路により既存のコンコースに連絡している[6]

当システムの将来の拡大のための計画もある。 エアロトレインは、将来のコンコースDのための駅、追加されるミッドフィールド・コンコース(コンコースEおよびF)のための2つの駅、およびサウス・ターミナルを含めて拡大することができる。 完全に構築されると、列車は空港のまわりを二方向の環状線で走行することになる[7]

脚注[編集]

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  1. ^ Freeman, Sholnn (2009年12月3日). “In tests, flying colors for Dulles gate-to-terminal train”. The Washington Post: p. B4. http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/12/02/AR2009120202572.html 2010年1月6日閲覧。 
  2. ^ a b Weiss, Eric M. (2008年8月19日). “Dulles Updates Its People Movers”. The Washington Post. http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/story/2008/08/19/ST2008081900408.html 2009年4月1日閲覧。 
  3. ^ Freeman, Sholnn (2009年10月23日). “New ride to the gate likely to arrive late”. The Washington Post. http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2009/10/22/AR2009102202492.html 2009年10月23日閲覧。 
  4. ^ Rein, Lisa (2010年1月26日). “Passenger train goes into operation Tuesday at Dulles airport”. Washington Post. http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/story/2010/01/25/ST2010012502949.html 2010年1月27日閲覧。 
  5. ^ Miroff, Nick (2006年9月14日). “Airport's Future is on Rails”. Washington Post: pp. B01. http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2006/09/13/AR2006091302157.html 
  6. ^ “D2 Projects: AeroTrain System”. Metropolitan Washington Airports Authority. オリジナル2007年11月13日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20071113154733/http://www.mwaa.com/dulles/d2_dulles_development_2/projects/aerotrain_system_2 2008年1月10日閲覧。 
  7. ^ Miroff, Nick; Metropolitan Washington Airports Authority (source) (2006年9月14日). “Aerotrain Staying on Schedule”. Washington Post: pp. B01. http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/graphic/2006/09/14/GR2006091400096.html