エイリアン アイソレーション

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エイリアン アイソレーション
Alien: Isolation
ジャンル SFサバイバルホラー
対応機種 PlayStation 4
Xbox 360
Xbox One
PC (Windows, OS X, Linux)
開発元 クリエイティブ・アッセンブリー英語版
発売元 セガゲームス
人数 1人
メディア BD-ROM
ダウンロード
発売日 アメリカ合衆国の旗 2014年10月7日
日本の旗 2015年6月11日
対象年齢 CEROZ(18才以上のみ対象)
ESRBM(17歳以上)
USK16(16歳未満提供禁止)
売上本数 211万本[1]
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エイリアン アイソレーション(Alien: Isolation)は、セガゲームスより2014年10月7日に欧米で発売されたPlayStation 4Xbox Oneコンピュータゲーム20世紀フォックスの映画『エイリアン』の世界を題材にした作品。日本語版は2015年6月11日に発売。

概要[編集]

アイソレーション」は、分離・孤独を意味する。本作では、多くのシーンで孤立無援であり、テーマの一つとなっている。ゲームジャンルはSFサバイバルホラーとされている[2]

時系列上では『エイリアン』と『エイリアン2』の間に相当する本作の主人公は、映画『エイリアン』の主人公エレン・リプリーの娘アマンダ・リプリー英語版である。行方不明になったエレンを探すためにアマンダは宇宙ステーションを訪れるが、その内部にはエイリアンが出現しており、船員の暴動やアンドロイドの暴走も発生する中で、生き延びて脱出することが目的となる。

PC Gamer主催の「ゲーム・オブ・ザ・イヤー2014」[3]や、英国アカデミー賞の「BAFTA ゲームアワード 2015」のオーディオ賞[4]などを受賞し、販売本数は211万本を達成した。

日本語版には、海外版の追加要素だった「オリジンミッション」が最初から入っている。このシナリオでは、プレイヤーはエレンとなってサバイバルに挑むこととなる。

ゲームシステム[編集]

難易度は非常に高めに設定されており、低難易度でもクリアすることはかなり難しい。最高難易度である「ナイトメア」では、パーツもアイテムも弾薬も滅多に手に入らず、敵の視界に僅かでも入ればすぐさま向かってくるといった、ほぼ「見つかったら終わり」という仕様になっている。

特にエイリアンは、ダクトや視界外のどこからでも出現するため不意を突かれやすく、視界に入ると猛スピードで接近し、一度でも接触すると死亡してしまう。また、非常に強力であることから撃退手段や回避方法はあっても、戦って勝てる相手ではない。

リボルバー程度の武器ではまったく怯むことはなく、火炎放射器でのみエイリアンを怯ませることができるものの、何度か使用しているとエイリアンは学習してしまい、最終的に怯むことさえしなくなる。

そのため、動体センサーなどを駆使しながら、エイリアンから距離を取るよう逃げ回りつつ、接近された場合には物陰やロッカーに隠れたり、スモーク爆弾で煙の中を移動するなどして、いかに遭遇せず探索できるかが重要である。

また、エイリアンは主人公だけではなく暴徒たちも襲うことから、暴徒に囲まれてしまった場合には、音を出してエイリアンを誘き出し、エイリアンに暴徒たちを襲わせて倒してしまうこともできる。ノーキルクリアには必要なテクニックである。

ストーリー[編集]

宇宙船ノストロモ号が消息を絶ってから15年後の2137年。ノストロモ号乗員リプリーの娘のアマンダは立派に成人しており、行方不明の母を探していた。

ある日、アマンダのもとへノストロモ号のフライトレコーダーを回収したとの連絡が入る。回収チームは辺境のガス状巨星・KG348の軌道上に位置するセヴァストポリ宇宙ステーションに向かうが、その内部は謎の生命体・エイリアンによって恐るべき事態になっていた。

パニックに陥った船員の暴動や、アンドロイドの暴走も発生する中で、アマンダは様々な武器・装備をかき集めながらステーション施設の捜索を進めていき、仲間たちと共に宇宙ステーションからの決死の脱出を試みる。やがて、ステーション施設内の音声データなどから、母リプリーもエイリアンにより襲撃されたことを知ったアマンダは、母の敵でもあるエイリアンを駆逐することを決意する。

登場人物[編集]

トレンス号[編集]

アマンダ・リプリー(Amanda Ripley)
声 - アンドレア・デック
モーション・キャプチャー - ケジア・バロウズ、ポリー・ネイヤー
外見モデル - ケジア・バロウズ
本編の主人公であり、エレン・リプリーの娘。ウェイランド・ユタニ社でエンジニアとして働く一方、15年前に失踪した母を探している。サミュエルズからノストロモ号のフライトレコーダーが回収されたとの情報を聞き、セヴァストポリに向かう。
クリストファー・サミュエルズ(Christopher Samuels)
声 - アンソニー・ハウウェル
ウェイランド・ユタニ社製の男性型アンドロイド。アマンダにセヴァストポリへの同行を持ちかけた。
アポロへの強制介入でワーキングジョーの暴走を止めさせようとするが失敗し、辛うじてアポロ本体のある中枢部へ向かうシャトルを可動させたものの、それと引き換えに機能停止に追い込まれてしまう(アマンダはそれを「死」と表現していた)。
映画に登場したアッシュとは違い、最後までアマンダのために尽力する。
ニーナ・テイラー(Nina Taylor)
声 - エメラルド・オハンラハン
ウェイランド・ユタニ社幹部の女性。セヴァストポリへの到着前に負傷するが、アマンダが医療キットを持ってきたことで一命を取り留める。マーロウが発見したというエイリアンの素体を会社に持ち帰ろうと、アマンダの不在中にマーロウとの取引を目論んだところ、彼に騙される形で拉致され、最後はアネシドラ号の原子炉の暴走に巻き込まれて死亡する。
ダイアン・ヴァーレイン(Diane Verlaine)
声 - ジェーン・ペリー
トレンス号の船長である女性。終盤にアマンダらを助けに来る。
ウィリアム・コナー(William Connor)
トレンス号の航海士兼通信士。

アネシドラ号[編集]

ヘンリー・マーロウ
アネシドラ号の船長。探査に降りた惑星LV-426にてフェイスハガーに張り付かれ、寄生された妻フォスターを救うべく、セヴァストポリ・ステーションに密入港したが、逮捕された末に独房に入れられ、妻はチェストバスターに胸を突き破られ死亡した。
最後はエイリアンの存在を知ったウェイランド・ユタニ社幹部のテイラーや、エイリアンに侵略されたセヴァストポリを葬るためにアネシドラ号の原子炉を暴走させるが、テイラーにパイプレンチで撲殺された。しかし、その試みは成功し、セヴァストポリはエイリアンもろともガス惑星に墜ちて消滅し、セヴァストポリ内での出来事やエイリアンの存在は会社に知られることはなく、以降事件は『エイリアン2』の時代まで発生しない。
キャサリン・フォスター
マーロウの妻。ノストロモ号の乗員ケインと同様に、エイリアン・エッグから現れたフェイスハガーに張り付かれ、エイリアンに寄生される。後にセヴァストポリ内の病院でチェストバスターに胸を突き破られ死亡した。
ルイス
ハイスト

ノストロモ号の乗員[編集]

エイリアン」第一作目の登場人物。

エレン・リプリー(Ellen Ripley)
声 - シガニー・ウィーバー
行方不明中のアマンダの母親でノストロモ号二等航海士。エイリアンに侵入されたノストロモ号を爆破し、脱出用シャトル内にまで侵入してきたエイリアンをエアロックから宇宙空間に放出した。
映画シリーズとオリジンミッションの主人公。
アーサー・ダラス(Arthur Dallas)
声 - トム・スケリット
船長。オリジンミッションの主人公の一人。映画では単身でエイリアンを船外に追放しようとしたが、ダクト内でエイリアンに奇襲・拉致され、後に下半身をエッグに変貌させられた。
デニス・パーカー(Dennis Parker)
声 - ヤフェット・コットー
機関長。オリジンミッションの主人公の一人。最後はエイリアンにインナーマウスで頭を貫かれ死亡した。
ジョーン・ランバート(Joan Lambert)
声 - ヴェロニカ・カートライト
操舵手。今作においてリプリーと同じ二等航海士の資格を持っていた事が判明する。エイリアンに股間を尻尾で貫かれ死亡した。
アッシュ(Ash)
声 - デイブ・B・ミッチェル
医療兼科学主任。その正体はウェイランド・ユタニ社の密命を帯びたアンドロイド。映画第一作でゲーム本編のワーキングジョーと同様に、エイリアンの標本の保護・回収を最優先するため、真相を知ったエレンを始末しようとするが、パーカーとランバートによって倒された。エイリアンを「完全生物」と評した。
サミュエル・ブレット(Samuel Brett)
声 - ハリー・ディーン・スタントン
機関士。エイリアンの成体に奇襲・拉致され、後に頭部を除きエッグに変貌させられた。その為オリジンミッションでは登場せず、音声記録として声のみが登場する。尚、原典ではエイリアンに拉致されたが、オリジンミッションのゲーム中では襲われた場所で遺体がそのまま残されている。
ギルバート・ケイン(Gilbert Kane)
声 - ジョン・ハート
副長、一等航海士。エイリアンの宿主となり、チェストバスターに胸を突き破られたため、オリジンミッションでは既に死亡している。音声記録の声のみが登場する。

セヴァストポリの住人[編集]

アマンダの協力者[編集]

ウェイツ(Waits)
声 - ウィリアム・ホープ
セヴァストポリの保安官。冷徹で合理的な性格をしており、その性格からセヴァストポリの住人からの人望もお世辞にも良好とは言い難く、一部略奪者や警備部隊からも離反されている。
エイリアンを研究ラボに閉じ込め、囮として行動していたアマンダもろともガス惑星に墜落させようしたが、後にその行いの報いを受けるかの様にワーキングジョーに虐殺された。
リカルド(Ricardo)
声 - ラチリ・カール / 外見モデル・モーションキャプチャー - シュルス・ロウ
保安官補佐官を務める黒人男性。アマンダ達が到着した時に生き残っていた数少ないウェイツの部下で、以降、アマンダを無線で支援する。ウェイツに捨て駒にされてエイリアン共々研究ラボに閉じ込められたアマンダを助ける為に作戦失敗も顧みずにドアロックを解除したり、ウェイツ以下他の避難者達が全滅した際には絶望のあまり悲観的になるなど、良くも悪くも凡庸な性格である。
ウェイツの死後も引き続きアマンダに無線越しに協力し、終盤まで生き延びるが、トレンス号を呼び寄せる事に成功したアマンダが戻ってくる直前にフェイスハガーに襲われ、最後は張り付かれた姿で発見される。
アクセル(Axel)
声 - ジョージ・アントン
アマンダがセヴァストポリで出会う白人男性。退役軍人。初めはアマンダを警戒するが、その後は行動を共にする。最後は背後からエイリアンに尻尾で腹を貫かれ、拉致された。
クールマン
セヴァストポリ内の病院で勤務していた医師の一人である白人男性。テイラーの為に医療キットが必要なアマンダに病院を案内するが、突如現れたエイリアンに拉致された。

その他の生存者[編集]

ヒューズ
セヴァストポリに住むシーグソン社の幹部。ウェイランド・ユタニ社の陰謀により暴走したアンドロイド「ワーキング・ジョー」に撲殺された。
リンガード
クールマンの同僚である白人女性。上級医。フォスターの担当医。
モーリー
クールマンやリンガードの同僚である白人男性。
ランサム
シーグソン社幹部の白人男性。
シンクレア
略奪者達のリーダーである男性。
マイク・タナカ
ジュリア・ジョーンズ
ターナー

人間以外の登場キャラクター[編集]

ワーキングジョー
シーグソン社製のシンプル志向型アンドロイド。セヴァストポリ内の工場で量産され、無数に存在する。中盤からはアポロの命令に従って一斉に「人間狩り」を始める。詳細は後述。
アポロ
「セヴァストポリ宇宙ステーション」を制御・管理するAI。ワーキングジョーを操っている。実は既にセヴァストポリもろともウェイランド・ユタニ社に操作されており、「エイリアンの標本を確保・回収する」という同社の野望を実現するため、ワーキングジョーに、エイリアンに危害を加える恐れがある人間を始末させようとする。
スペースジョッキー
惑星LV-426にて発見された巨大な宇宙船内で化石化していた異星人。
エイリアン
人類が遭遇した「完璧な生命体」。アネシドラ号の乗員、キャサリン・フォスターを宿主として成長を遂げ、成体と化した後はセヴァストポリ宇宙ステーションの住人を無差別に襲った。姿を見た者の殆どが殺された為、正体不明の「人殺し(Killer)」として住人から恐れられる。
中盤にアマンダ、ウェイツ、リカルドの活躍によって切り離し可能な研究ラボに閉じ込められ、そのままガス状巨星に落とされたが、その時点で既に原子炉に巣を築いており、拉致した人間をエッグに変貌させることで繁殖し、複数の個体が成体と化していた。
その後、アマンダが原子炉を暴走させることで巣は焼き払われるが、尚も複数の成体、フェイスハガー、エッグは生き延び、数少ない生存者を無差別に襲った。最後はマーロウがアネシドラ号を爆破したことで殆どの個体がセヴァストポリもろともガス状巨星に落とされた。しかし、生き残った最後の一体がトレンス号に侵入し、アマンダに襲い掛かるもアマンダもろともエアロックから船外に放出され消息不明となった。詳細は後述。

登場する敵[編集]

疑心暗鬼に陥る人間たち[編集]

エイリアンに侵入されたセヴァストポリ宇宙ステーション内では、限られた水や食料、武器弾薬をめぐって住人同士の争いが各所で勃発しており、アマンダもその争いに巻き込まれてしまう。 尚、彼らもまたアンドロイドやエイリアンの標的と成り得る為、アンドロイドやエイリアンを彼らの元に誘い出す事で同士討ち(というよりは人間側の殲滅)を狙う事も可能。

略奪者
荒れ果てたセヴァストポリ内で生き延びるため、他の生存者を襲い資源を奪おうとする暴徒化した住人。中にはアマンダを物資を奪いに来た略奪者と勘違いして襲いかかってくる生存者も存在するが、長きに渡る疑心暗鬼から半ば狂気に駆られた状態にある為、和解は不可能である。シンクレアをリーダーとしている者達は組織的な略奪行為を行っている。リボルバーやショットガンで武装し、数人のグループで行動する。生身の人間であるため、耐久力はアンドロイドに比べて脆弱。
殆どが戦闘に関しては素人の一般市民であるが、単独行動が多い主人公アマンダにとっては数の上で不利な場面が多くなる上、基本的に武器、弾薬が極めて限りがあり、彼らを倒してリボルバーやショットガンを鹵獲したり、弾薬を手に入れるといった事もできない為、不必要な交戦は避けた方が良い。
警備隊員
終盤に登場する、トレンス号を奪おうとして暴徒化したジークソン社傘下企業『ジークソン・セキュリティ』の警備隊員達。途中で手に入る音声記録によると元はウェイツら保安部の傘下だったらしいが、何らかの原因によって口論の末に袂を分かった模様。既に警備部隊としての職務は放棄しており、自分達以外の生存者に対して無差別に襲いかかってくる。武器は略奪者達と同様にリボルバーやショットガンだが、防護服を身に纏っているため耐久力が高い他、一般市民よりも戦術的な行動をとる。

ワーキング・ジョー[編集]

シーグソン社製のシンプル志向型アンドロイド。AI「アポロ」によって制御される。セヴァストポリの工場で量産され、至る場所に無数に配置されている。 白いシリコン製の肌、スキンヘッド、発光する瞳など、サミュエルズのような人間と瓜二つの高度モデルと違って単純化された外見が特徴。台詞も予めインプットされたと思われるものばかりで、異常事態にも関わらず最後に与えられた命令を延々と続けるなど、シンプル志向型特有の融通の効かない短所が表面化している。 また、立ち入り禁止区画への侵入者や、危害を加えてくる人間に対して暴力を振るうという、ロボット三原則とは矛盾した行為を行う重大な欠陥がある。セヴァストポリ内には職務を延々と続ける者と、暴走し発見した人間を手当たり次第に攻撃する者とが点在している。 耐久力は人間のそれを遥かに上回り、リボルバーで数発ヘッドショットされても全く怯まない。しかし、ショットガンやボルトガン、パイプ爆弾などの強力な武器なら一撃で倒せる他、EMP地雷やスタンバトンなど、高圧電流を伴う攻撃を受けると機能不全を起こし、一時的に行動不能に陥る弱点がある。ただし、原子炉付近に多数配置されている防護服を纏った個体はその限りではなく、EMP地雷が効かず、ショットガンの銃撃にすら耐えるほど頑丈であり、エイリアンを除けば作中屈指の強敵である。また、人間を遥かに上回る怪力の持ち主でもあり、素手で数回殴打するだけで、相手の命を奪う[5]。一方で移動は常に徒歩であり、決して走らないため、容易に逃げ切れる。 ゲーム終盤にはアポロからの「エイリアンの標本の確保を最優先し、その他の一切を考慮するな」といった旨の命令により全個体が暴走し、エイリアンに危害を加える恐れがある生存者を積極的に探し回り殺そうとする様になる。 そのため、暴走した個体は主人公のアマンダや彼女に敵対する人間、その他の生存者を無差別に襲うが、エイリアンは保護対象である為に襲わない。また、生物ではないためエイリアンに攻撃を受けることもない。

エイリアン[編集]

本作におけるエイリアンは、武器による攻撃は全く効かず、映画シリーズに登場する個体と比べても遥かに強い圧倒的な存在として描写されている。また、「完全生物」という面が重視されており、『エイリアン』では成し遂げられなかったクイーンが不在の状況下での繁殖に成功している。

エッグ
半透明な、大きな卵型の生物。エイリアンの巣と化した原子炉に無数に登場するが、これらはエイリアンに捕らわれた人間が変貌させられた成れの果ての姿であり、『エイリアン2』以降に登場するクイーンが出産したものではない。体内に後述するフェイスハガーを培養しており、動物が近付くと上部を花弁状に開き、勢いよくフェイスハガーを排出する。事前に火炎放射器等で攻撃することで、フェイスハガーもろとも焼殺できる。
フェイスハガー
人間の両手とサソリの尾を組み合わせた様な外見の生物。エイリアン・エッグ内で培養され、動物が接近したことを感知したエイリアン・エッグから排出された後、標的の顔面に張り付きエイリアンの胎児を寄生させる。寄生に成功すると、自然に剥がれ落ち死亡する。
原子炉のエイリアンの巣にあるエイリアン・エッグから出現し、アマンダに襲い掛かる。リボルバーやレンチによる攻撃を一発で倒せる程度の耐久力だが、張り付かれ寄生されると即死である上に数が多く動きも素早いため、油断は禁物。
ゼノモーフ
成体へと成長したエイリアン。作中では「人殺し(Killer)」と呼ばれる。宿主の胸を破って現れる幼体(チェストバスター)は本作には登場しない。映画一作目に登場した「ビッグチャップ」と外見が酷似しており、半透明のフードに覆われた眼球の無い眼窩も存在するが、後脚が趾行性であり背が僅かに高い、尻尾が長く先端がナイフ状になっている等の相違点がある。
最大の特徴は尋常ならざる頑強さで、倒すことは不可能である。映画では効果があったショットガンによる近距離からのヘッドショットや、ボルトガンによる最大チャージ攻撃を受けても、一瞬怯むだけでダメージは受けず、リボルバーでは怯みすらしない。火炎瓶やパイプ爆弾を直撃させる、もしくは火炎放射器で一定量の火炎を浴びせることによって一時的に撃退できるが、成功した場合でも一定確率で逃げる際に体当たりを喰らわせる事があり、その際はダメージを受けてしまう。前述の通り後脚が趾行性であるため移動速度が非常に速く、発見された場合かなりの距離が開いていても追い付かれてしまう。攻撃手段はインナーマウスで相手の頭部を貫く、尻尾で相手の腹を貫く、ダクト内に引きずり込み拉致する等で、時に通風口で待ち伏せして下を通りかかった時に襲う事もある。いずれも攻撃の動作を始めた時点で回避不可能であり、一撃でゲームオーバーとなる即死攻撃である(セーブなどの行動中も無敵時間ではなく、見つかれば即死攻撃を受けてしまう)。即ちエイリアンに発見されることは死に直結する。
索敵能力も飛び抜けており、銃声や爆発音は勿論、足音やノイズ、電子音にもすぐに反応し、その走行力を活かして即座に調べに来る。逆にこれを利用し、物や作製したノイズメーカーを遠くに投げることでそちらに注意を引きつけ、陽動させることも可能である。
しかし、本作のゼノモーフにはAIが搭載されているため、同じ対応を何度も繰り返すと学習してしまい、火炎放射器等で攻撃しても即死攻撃を出してきたり、投げ込んだ物より投げた元に向かってきたり、隠れても見つけだす確率が高くなってしまうため、「撃退する」「やり過ごす」以前に、モーショントラッカーを駆使し「遭遇を回避」する必要がある。
ゲームの中盤までは一体のみが徘徊しているが、終盤には複数の個体が同時に現れる。主人公のアマンダだけでなく、敵対する人間達や他の生存者を含め全ての生物を標的とするが、アンドロイドは無機物であるために襲わず、ワーキング・ジョーもアポロからの命令に従ってエイリアンを攻撃しない。

出典[編集]

  1. ^ セガサミーホールディングス平成27年3月期 決算短信
  2. ^ 「ALIEN: ISOLATION」の魅力を映画ファンの目線で探る。原作をリスペクトしながら創造されたエピソードは“シリーズの新たな歴史”だ。 4Gamer.net
  3. ^ PC Gamerの2014年GOTYは『Alien: Isolation』―シングルプレイなどの6部門も発表 Game*Spark
  4. ^ British Achademy Games Awords Games in 2015
  5. ^ しかし、ウェイランド・ユタニ社製のアンドロイドであるサミュエルズよりは弱いようで、彼との素手での殴り合いの末に敗北している。