エネルギー省 (タイ)
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エネルギー省 กระทรวงพลังงาน | |
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役職 | |
長官 | スパッタナポン・パンミーシャーウ |
概要 | |
所在地 | タイ王国 バンコク都 チャトゥチャック区 ビババディランシット通り 555/2 |
設置 | 2002年 10月3日 |
ウェブサイト | |
energy.go.th |
エネルギー省 (タイ語:กระทรวงพลังงาน、英語:Ministry of Energy)は、タイ王国政府の省の一つ。2002年に設置。
概要[編集]
その名のとおり、国家のエネルギー政策を担当している。内閣の閣僚であるエネルギー大臣が省の長となる。
歴史[編集]
省の前身は、1992年に設置された首相府直属の機関、国家エネルギー政策委員会(NEPC)の事務局としての機能を担うために作られたエネルギー政策企画事務局(EPPO)である。当時はさらに国家エネルギー政策委員会の審議を補佐するエネルギー行政委員会(CEPA)とエネルギー保全を担当するエネルギー保全振興基金(ENCON Fund)が置かれていた[1]。
エネルギー政策企画事務局では国家のエネルギー行政全般について監督していたが、この事務局以外にもエネルギー行政に関わる部署が各省に散在し、政策連携に問題を生じていた。
そのため、2001年11月2日にタクシン政権により関連行政部署を取りまとめてエネルギー庁に格上げされた。また2002年1月9日に閣議によりさらに省への格上げすることが決定。2002年10月3日に2002年省庁改組法に基づきエネルギー省が設置された。この際にエネルギー政策企画事務局はエネルギー省の一部局として統合されたが、国家エネルギー政策委員会、エネルギー行政委員会、エネルギー保全振興基金の3機関の事務局としての機能は維持された[2]。
所在地[編集]
バンコク パトゥムワン区 ローンムアン地区 ラーマ1世通り 17 (17 ถนนพระรามที่ 1 แขวงรองเมือง เขตปทุมวัน กรุงเทพฯ 10330 )
部局[編集]
事務[編集]
- 大臣官房
- 次官事務局
内部部局[編集]
- エネルギー政策企画事務局 (สำนักงานนโยบายและแผนพลังงาน)(EPPO)
- 天然燃料局 (กรมเชื้อเพลิงธรรมชาติ)
- 代替エネルギー開発・エネルギー保全局 (กรมพัฒนาพลังงานทดแทนและอนุรักษ์พลังงาน)
- エネルギー事業局 (กรมธุรกิจพลังงาน)
省関連の公社[編集]
- タイ発電公社(การไฟฟ้าฝ่ายผลิตแห่งประเทศไทย)(EGAT)
- タイ石油公社(PTT)
- バーンヂャーク石油公社(บริษัท บางจากปิโตรเลียม จำกัด (มหาชน))(The Bangchak Petroleum Public Co., Ltd)
省関連の公共機関[編集]
- エネルギー基金機構(สถาบันบริหารกองทุนพลังงาน (องค์การมหาชน))(EFAI)
脚注[編集]
- ^ http://www.eppo.go.th/doc/doc-manage.html Energy Policy and Planning Office, Ministry of Energy "Energy Sector Management in Thailand"
- ^ http://www.eppo.go.th/doc/doc-manage.html Energy Policy and Planning Office, Ministry of Energy "Energy Sector Management in Thailand"
関連事項[編集]
外部リンク[編集]
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