エリア・ヴィヴィアーニ
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個人情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||
本名 |
Elia Viviani エリア・ヴィヴィアーニ | |||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1989年2月7日(31歳) | |||||||||||||||||||||||||||||
国籍 |
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身長 | 178cm | |||||||||||||||||||||||||||||
体重 | 67kg | |||||||||||||||||||||||||||||
チーム情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||
所属 | コフィディス・ソリュシオンクレディ | |||||||||||||||||||||||||||||
分野 | ロードレース & トラックレース | |||||||||||||||||||||||||||||
役割 | 選手 | |||||||||||||||||||||||||||||
特徴 | スプリンター | |||||||||||||||||||||||||||||
プロ所属チーム | ||||||||||||||||||||||||||||||
2010–2014 2015-2017 2018-2019 2020- |
キャノンデール チームスカイ クイックステップ・フロアーズ コフィディス・ソリュシオンクレディ | |||||||||||||||||||||||||||||
グランツール最高成績 | ||||||||||||||||||||||||||||||
主要レース勝利 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ユーロアイズ・サイクラシックス 2017-2019 ブルターニュ・クラシック 2017 GPコスタ・デリ・エトルスキ 2011,2012 ツール・ド・フランス 区間通算1勝 ジロ・デ・イタリア ポイント賞 2018 区間通算5勝 ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間通算3勝 ツアー・ダウンアンダー 区間通算2勝 ツール・ド・スイス 区間通算2勝 アブダビ・ツアー ポイント賞 2018、区間優勝 UAEツアー 区間優勝 カデル・エヴァンス・グレートオーシャン・ロードレース 2019 ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||
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最終更新日 2020年9月5日 |
エリア・ヴィヴィアーニ(Elia Viviani、1989年2月7日 - )は、イタリア、オッペアーノ出身の自転車競技選手。
経歴[編集]
ロードレースとトラックレースの両方で実績を残しており、トラックレースにおいては2016年のリオデジャネイロオリンピックのオムニアムで金メダルを獲得している。
2010年、リクイガス・ドイモと契約。
2015年、チームスカイに移籍。
2018年、移籍するマルセル・キッテルの後釜として、クイックステップ・フロアーズに移籍。チーム力の高い当チームと抜群の相性を見せ、シーズン開幕から連勝を重ねた。ジロ・デ・イタリアでは、近年勝利数の少ないイタリア人選手の汚名返上となるステージ4勝とポイント賞マリア・チクラミーノを獲得した[1]。
2019年、ジロ・デ・イタリア第3ステージでは先頭でゴールしたものの、斜行による進路妨害を行ったとして降格処分[2]。第11ステージを終えた時点でリタイアし、未勝利で大会を去る結果となった[3]。その後、ツール・ド・スイスでステージ2勝を挙げ復調の兆しを見せると、ツール・ド・フランス第4ステージで集団スプリントを制し、全グランツールでのステージ勝利を果たした[4]。
2020年、コフィディス・ソリュシオンクレディに移籍。
主な戦績[編集]
2005年[編集]
- 欧州ユースオリンピック、個人ロードレース & クリテリウム 優勝
2006年[編集]
- ジュニア世界選手権自転車競技大会 マディソン 3位
- 欧州自転車選手権 スクラッチ・ジュニア部門 優勝
2007年[編集]
- ジュニア世界選手権自転車競技大会 団体追抜 3位
- 欧州自転車選手権 ポイントレース・ジュニア部門 優勝
2008年[編集]
- 欧州自転車選手権
- スクラッチ・U23部門 優勝
- マディソン・U23部門 優勝
2010年[編集]
2011年[編集]
- グラン・プレミオ・コスタ・デリ・エトルスキ 優勝
- トラックレース世界選手権
- スクラッチ 2位。
- ツアー・オブ・北京 区間1勝(第4)
2012年[編集]
- グラン・プレミオ・コスタ・デリ・エトルスキ 優勝
- ジロ・デッラ・プロヴィンチャ・ディ・レッジョ・カラブリア 総合優勝
- ロンドン五輪・オムニアム 6位
- ツアー・オブ・北京 第1ステージ 優勝
2013年[編集]
- ツアー・オブ・エルク・グローヴ 総合優勝、区間2勝(第2、第3)
- フェーネンダール〜フェーネンダール 優勝
- ツアー・オブ・ブリテン 区間1勝(第1)
- 欧州自転車選手権
- ポイントレース 優勝
- マディソン 優勝
- クリテリウム・デュ・ドフィネ 区間1勝(第2)
2014年[編集]
- ツアー・オブ・ターキー 区間2勝(第5、第7)
- セッティマーナ・インテルナツィオナーレ・ディ・コッピ・エ・バルタリ 区間1勝(第3)
- ツアー・オブ・スロベニア 区間1勝(第4)
- コッパ・ベルノッキ 優勝
2015年[編集]
- ドバイツアー 区間1勝(第2)
- ジロ・デ・イタリア 区間優勝(第2ステージ)
- エネコ・ツアー 区間優勝(第1ステージ)
- ツアー・オブ・ブリテン 区間優勝(第1,3,8ステージ)
- アブダビ・ツアー ポイント賞(第2,4ステージ優勝)
2016年[編集]
- ドバイ・ツアー 区間優勝(第2ステージ)
- デ・パンネ3日間 区間優勝(第2ステージ)
- リオデジャネイロオリンピック
- オムニアム
優勝
- オムニアム
2017年[編集]
- ツール・ド・ロマンディ 区間優勝(第3ステージ)
- ルート・デュ・スュド 区間優勝(第2ステージ)
- ツアー・オブ・オーストリア 区間優勝(第1,3ステージ)
- ユーロアイズ・サイクラシックス 優勝
- ツール・デュ・ポワトゥー=シャラント 区間優勝(第1,3ステージ)
- ブルターニュ・クラシック 優勝
- ツアー・オブ・ブリテン 区間優勝(第2ステージ)
2018年[編集]
- ツアー・ダウンアンダー 区間優勝(第3ステージ)
- カデル・エヴァンス・グレートオーシャン・ロードレース 2位
- ドバイ・ツアー 総合優勝、ポイント賞(第2,5ステージ優勝)
- アブダビ・ツアー
ポイント賞(第2ステージ優勝)
- デ・パンネ3日間 優勝
- ヘント〜ウェヴェルヘム 2位
- ジロ・デ・イタリア
ポイント賞(第2,3,13,17ステージ優勝)
- アドリアティカ・イオニカレース 区間優勝(第2,4,5ステージ)
イタリア選手権 優勝(ロードレース)
- ユーロアイズ・サイクラシックス 優勝
- ブエルタ・ア・エスパーニャ 区間優勝(第3,10,21ステージ)
2019年[編集]
- ツアー・ダウンアンダー 区間優勝(第1ステージ)
- カデル・エヴァンス・グレートオーシャン・ロードレース 優勝
- UAEツアー
ポイント賞(第5ステージ優勝)
- ティレーノ〜アドリアティコ 区間優勝(第3ステージ)
- ツール・ド・スイス 区間優勝(第4、5ステージ)
- ツール・ド・フランス 区間優勝(第4ステージ)
- プルデンシャル・ライドロンドン=サリー・クラシック 優勝
- ヨーロッパ選手権
優勝(ロードレース)
- ユーロアイズ・サイクラシックス 優勝
- オコロ・スロベンスカ 区間優勝(第4ステージ)
脚注[編集]
- ^ “ベネット「レース中に足が回復した」フルーム「夢のような勝利だ」”. 2018年5月28日閲覧。
- ^ “初山翔が144kmのソロエスケープ ヴィヴィアーニ降格でガビリア勝利”. cyclowired. 2019年7月10日閲覧。
- ^ “ユアン「ステージ2勝は予想以上」 ヴィヴィアーニ「痛みを伴うジロからの離脱」”. cyclowired. 2019年7月10日閲覧。
- ^ “ヴィヴィアーニ「グランツール勝利制覇、任務完了」アラフィリップ「世界が変わった特別な日」”. cyclowired. 2019年7月10日閲覧。
参考文献[編集]
![]() | 出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2018年6月) |
- エリア・ヴィヴィアーニ - サイクリングアーカイヴス(英語)
- エリア・ヴィヴィアーニ - Olympedia(英語)
- エリア・ヴィヴィアーニのプロフィール - ProCyclingStats
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