エリック・テイムズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。 (Template:表記揺れ案内)
  • エリック・テームズ
エリック・テイムズ
Eric Thames
ワシントン・ナショナルズ #9
Eric Thames on August 6, 2012.jpg
シアトル・マリナーズ時代
(2012年8月6日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州サンタクララ
生年月日 (1986-11-10) 1986年11月10日(33歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 一塁手右翼手左翼手
プロ入り 2008年 MLBドラフト7巡目
初出場 MLB/2011年5月18日
KBO/2014年4月1日
最終出場 KBO/2016年9月29日
年俸 $4,000,000(2017年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

エリック・アレン・テイムズEric Allyn Thames , 1986年11月10日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララ出身のプロ野球選手一塁手外野手)。右投左打。MLBワシントン・ナショナルズ所属。

ブルワーズの4月月間最多本塁打記録保持者[2]

愛称は[2]サンナンジャSang Namja[3]

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

ペパーダイン大学時代はチェイス・ダーノーとチームメイトだった。2007年MLBドラフト39巡目(全体1191位)でニューヨーク・ヤンキースから指名されるが、この時は契約せずにもう1年間大学でプレー[4]

プロ入りとブルージェイズ時代[編集]

2008年MLBドラフト7巡目(全体219位)でトロント・ブルージェイズから指名され、プロ入り[5]

2010年はAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツ打率.288・27本塁打・104打点という成績を残し、例年ブルージェイズが傘下マイナーリーグ各階級の最優秀選手を表彰する「ハワード・ウェブスター賞」(AA級の部)を受賞した[6]

2011年はAAA級ラスベガス・フィフティワンズで開幕を迎える。36試合出場時点で打率.342、6本塁打、30打点と活躍し、故障者リスト入りしたアダム・リンドの代替要員として5月18日のタンパベイ・レイズ戦でメジャーデビュー[7]。再昇格した夏場以降は左翼手のレギュラーとして起用され、12本塁打を放った。

マリナーズ時代[編集]

2012年7月31日にスティーブ・デラバーとのトレードで、シアトル・マリナーズへ移籍した[8]

オリオールズ傘下時代[編集]

2013年6月30日にタイ・ケリーとのトレードで、ボルチモア・オリオールズへ移籍した[9]。移籍後は主に傘下のAAA級ノーフォーク・タイズでプレーしていたが、9月1日DFAとなった。

アストロズ傘下時代[編集]

2013年9月5日にウェイバー公示を経てヒューストン・アストロズへ移籍した。オフの12月9日に自由契約となった。

NCダイノス時代[編集]

2013年12月10日に韓国プロ野球(KBO)のNCダイノスと契約し[10]、2011年球団創設のNC史上初の外国人野手となった。

2014年は、打率.343(リーグ8位)、37本塁打(同2位)、121打点(同2位)、305塁打(同3位)、95得点(同6位)、6三塁打(同8位タイ)などの成績で、シーズン後半は4番打者として活躍した。

2015年4月9日、起亜タイガース戦でKBO史上16人目のサイクルヒットを記録した。8月11日のネクセン・ヒーローズ戦でKBO史上初の1シーズン2度目のサイクルヒットも記録した。8月28日のハンファ・イーグルス戦でKBO史上6人目の30本塁打・30盗塁を達成、10月2日にはSKワイバーンズ戦でアジアプロ野球史上初のシーズン40本塁打・40盗塁を達成した。また打率.381で自身初の個人タイトルとなる首位打者MVPを受賞し、他にも180安打(リーグ4位)、42二塁打(同1位タイ)、5三塁打(同6位タイ)、47本塁打(同3位タイ)、140打点(同2位)、373塁打(同2位)、40盗塁(同5位)、130得点(同1位)、103四球(同2位)、出塁率.497(同1位)、長打率.790(同1位)、OPS1.287(同1位)などと圧倒的な成績を残し、長打率とOPSはKBO歴代最高の数値であった。一塁手としてゴールデングラブ賞も受賞した。

2016年は2年連続40本塁打を記録し、崔廷とともに自身初の本塁打王となった。9月30日、同月中の飲酒運転により取締りを受けたことが明らかになり、KBOから公式戦残り試合の出場停止、ポストシーズン1試合の出場停止、罰金5,000ドルの処分が下された。

ブルワース時代[編集]

2016年11月29日にミルウォーキー・ブルワーズと3年総額1500万ドルで契約した[11]

2017年は5年ぶりにMLB復帰[2]。4月にはリーグトップの11本塁打を記録すると同時に、4月月間最多本塁打記録に並んだ[2]。2017年シーズン通算では31本塁打を記録。初めてKBOリーグ(韓国プロ野球)とMLBでシーズン30本塁打以上を記録した選手となった。シーズン後の10月19日に古巣NC戦にて始球式を行うために訪韓した。

2019年オフの10月31日にFAとなった[12]

ナショナルズ時代[編集]

2020年1月8日にワシントン・ナショナルズと400万ドルの単年契約を結んだ[13]

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2011 TOR 95 394 362 58 95 24 5 12 165 37 2 1 1 3 23 0 5 88 7 .262 .313 .456 .769
2012 46 160 148 17 36 7 1 3 54 11 0 1 0 2 9 0 1 40 7 .243 .288 .365 .652
SEA 40 130 123 10 27 5 2 6 54 14 1 0 1 0 6 0 0 47 0 .220 .256 .439 .695
'12計 86 290 271 27 63 12 3 9 108 25 1 1 1 2 15 0 1 87 7 .232 .273 .399 .672
2014 NC 125 514 443 95 152 30 6 37 305 121 11 2 0 6 58 5 7 99 6 .343 .422 .688 1.110
2015 142 595 472 130 180 42 5 47 373 140 40 8 0 7 103 11 13 91 7 .381 .497 .790 1.287
2016 123 529 436 118 140 30 3 40 296 121 13 4 0 7 74 6 12 103 2 .321 .427 .679 1.106
2017 MIL 138 551 469 83 116 26 4 31 243 63 4 2 0 0 75 5 7 163 6 .247 .359 .518 .877
2018 96 278 247 41 54 10 3 16 118 37 7 0 0 0 29 4 2 97 3 .219 .306 .478 .783
2019 149 459 396 67 98 23 2 25 200 61 3 2 0 2 51 4 10 140 0 .247 .346 .505 .851
MLB:5年 564 1972 1745 276 426 95 17 93 834 223 17 6 2 7 193 13 25 575 23 .244 .327 .478 .805
KBO:3年 390 1638 1351 343 472 102 14 124 974 382 64 14 0 20 235 22 32 293 15 .349 .451 .721 1.172
  • 2019年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高、赤太字はKBOにおける歴代最高。

年度別守備成績[編集]

一塁守備


一塁(1B)












2014 NC 118 913 71 13 92 .987
2015 125 934 70 4 88 .996
2016 114 803 52 4 88 .995
2017 MIL 108 805 71 6 79 .993
2018 29 194 15 3 15 .986
2019 105 639 45 3 63 .996
KBO 357 2650 193 20 268 .993
MLB 242 1638 131 12 157 .993
外野守備


左翼(LF) 右翼(RF)
























2011 TOR 52 91 1 1 0 .989 27 55 1 1 1 .982
2012 43 72 0 1 0 .986 -
SEA 1 3 0 0 0 1.000 35 70 1 2 0 .973
'12計 44 75 0 1 0 .987 35 70 1 2 0 .973
2017 MIL 25 25 0 1 0 .962 5 5 0 0 0 1.000
2018 10 11 1 0 1 1.000 31 46 1 2 0 .959
2019 - 12 10 1 0 0 1.000
MLB 131 202 2 3 1 .986 110 186 4 5 1 .974
  • 2019年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号[編集]

  • 46(2011年)
  • 14(2012年 - 同年途中、2014年 - 2016年)
  • 10(2012年途中 - 同年終了)
  • 7 (2017年 - 2019年)

脚注[編集]

  1. ^ Eric Thames Contract Details, Salaries, & Earnings” (英語). Spotrac. 2016年11月30日閲覧。
  2. ^ a b c d 韓国“神”強打者、MLB復帰で「驚愕HRペース」を米メディア分析「次元違う」 Full-Count (2017年4月25日) 2017年8月27日閲覧
  3. ^ What you need to know for Players Weekend MLB.com (英語) (2017年8月26日) 2017年8月27日閲覧
  4. ^ 39th Round of the 2007 MLB June Amateur Draft”. Sports Reference LLC. 2011年5月17日閲覧。
  5. ^ 7th Round of the 2008 MLB June Amateur Draft”. Sports Reference LLC. 2011年5月17日閲覧。
  6. ^ Thames Wins Blue Jays R. Howard Webster Award. New Hampsher Fisher Cats(英語). 2011年6月28日閲覧
  7. ^ Chisholm, Gregor(2011-05-17). Thames takes his place with big league club. bluejays.com(英語). 2011年6月28日閲覧
  8. ^ http://www.tsn.ca/mlb/story/?id=401918
  9. ^ MASN
  10. ^ Eric Thames is headed to Korea NBC Sports
  11. ^ Adam McCalvy (2016年11月29日). “Brewers add Thames on three-year deal” (英語). MLB.com. 2016年11月30日閲覧。
  12. ^ Thomas Harrigan, Manny Randhawa and Paul Casella (2019年11月8日). “Here are every team's free agents this winter” (英語). MLB.com. 2019年12月2日閲覧。
  13. ^ Zachary Silver (2020年1月8日). “Cabrera, Thames excited to join Nats' infield mix” (英語). MLB.com. 2020年1月9日閲覧。

関連項目[編集]