エレファンテック

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エレファンテック株式会社
Elephantech Inc.
種類 株式会社
略称 エレファンテック
本社所在地 日本の旗 日本
104-0032
東京都中央区八丁堀4丁目3-8
設立 2017年9月
業種 精密機器
事業内容 プリンテッド・エレクトロニクス製造技術の開発、サービス提供
代表者 代表取締役社長 清水 信哉
資本金 3億8105万円[1]
従業員数 24名(2019年3月現在)
外部リンク エレファンテック株式会社
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エレファンテック株式会社(旧:AgIC)は、東京都中央区に本社および工場を置く、プリンテッド・エレクトロニクス技術を手がけるスタートアップ企業[2]

独自の製造方法で、フレキシブル基板を製造および販売をしている。

P-Flex™[編集]

P-Flex™は「必要な部分にのみインクジェットプリンターで金属ナノ粒子を印刷し、さらに無電解めっき技術で金属を成長させる」ピュアアディティブ®法[3]によって製造される片面フレキシブル基板FPC)である[4]

沿革[編集]

  • 2014年
    • 1月 - AgIC株式会社設立
    • 3月 - Kickstarterでプロジェクトを開始(AgIC Circuit Marker)[5]
    • 3月 - 約800万円をクラウドファンディングにより資金調達[6]
    • 6月 - 「Microsoft Innovation Award 2014」で最優秀賞を獲得[7]
    • 9月 - 「AgIC Circuit Marker」発売開始[8]
    • 11月 - 「TechCrunch スタートアップバトル2014」優勝[9]
  • 2015年
    • 1月 - TomyK Ltd.、East Ventures、Yoren Ltd.などから、総額1億円調達[10]
    • 3月 - AgIC 大判プリントをSXSWにて発表[11][12]
  • 2016年
    • 2月 - Beyond Next Ventures、セメダインなどから総額1億7500万円の資金調達[13]
    • 6月 - インクジェットプリンタによる「回路試作インクキット」販売開始[14]
    • 8月 - インクジェット印刷回路のオンデマンド製造サービス「AgICオンデマンド」を開始[15]
    • 8月 - セメダインと共同開発した導電性接着剤「ノーソルダー」を発売[16]
  • 2017年
    • 5月 - フレキシブル基板試作サービス「AgICオンデマンドAP-2」を開始[17]
    • 7月 - フレキシブル基板の商品名を「P-Flex™」に変更[18]
    • 7月 - 部品実装サービス開始[19]
    • 9月 - 「AgIC株式会社」から「エレファンテック株式会社」へ商号変更[20]
    • 9月 - 「Beyond Next Ventures株式会社、株式会社産業革新機構などから約5億円の資金調達[21][22]
    • 12月 - 薄型P-Flex™(50µm)をリリース[23]
  • 2018年
    • 1月 - エレファンテック本社・および工場を 東京都文京区本郷 から 東京都中央区八丁堀に移転[24]

メディア[編集]

  • “回路を印刷・手書きできる技術”で未知の世界を描き出す――AgIC創業者が切り開いた、唯一無二のキャリアパス(前編)[25]
  • “楽な安定”はリスクでしかない――AgIC創業者が語る、これからの理系人材が持つべきキャリアコンパス(後編)[26]
  • オンデマンドで作れる「曲がる」電子回路/AgIC 杉本雅明[27]
  • 「全ての基板を置き換える」フレキシブル基板で産業を変革するAgIC[28]
  • 「AgICの技術は、既存の生産プロセスを根底から変える、世界で勝てる基礎技術なんです」エレファンテック株式会社(旧AgIC) 代表取締役社長 清水信哉さん[29]
  • ミラノデザインウィーク2017 インタビュー/杉本雅明(AgIC株式会社)[30]
  • あしたのコミュニティーラボ ──イノベーションを多産する文化装置!?「Todai to Texas」(前編)[31]
  • あしたのコミュニティーラボ ──イノベーションを多産する文化装置!?「Todai to Texas」(後編)[32]
  • ものづくりニュース ──エレファンテック、画期的なフレキシブル基板で新たな電子回路の時代を拓く[33]
  • 電子デバイス産業新聞 ──エレファンテック、独自技術のFPC、医療機器分野に提案[34]
  • 経営者のための情報誌ニューリーダー ──連載 ナノテクの騎手たち(No.14)「低コストの印刷技術を武器に広くフレキシブル基板を普及」[35]

脚注[編集]

  1. ^ エレファンテック株式会社 会社概要”. 2019年4月10日閲覧。
  2. ^ エレファンテック株式会社 会社概要”. エレファンテック (2017年9月5日). 2018年2月4日閲覧。
  3. ^ 片面FPC P-Flex™ 製造工程 ピュアアディティブ®法”. 2019年4月10日閲覧。
  4. ^ フレキシブル基板(FPC) P-Flex™とは”. エレファンテック (2017年9月5日). 2018年2月4日閲覧。
  5. ^ 東大発のAgIC、インクジェットプリンターをプリント基板プリンターに変えるDIY KitプロジェクトをKickstarterで展開中”. techcrunch (2014年3月7日). 2018年1月29日閲覧。
  6. ^ 【800万円!!】日本のスタートアップ企業が世界規模での資金調達に成功したクラウドファンディングプロジェクト「AgIC プリント」”. kickstarter-jpn.com (2014年9月12日). 2018年1月29日閲覧。
  7. ^ Microsoft Innovation Award 2018”. Microsoft (2018年1月7日). 2018年1月29日閲覧。
  8. ^ 紙とペンで電子回路を描く「AgIC」— 電子回路を誰でも作れるようにしたい(Maker Pro Jp)”. techcrunch (2014年9月2日). 2018年1月29日閲覧。
  9. ^ TC Tokyo 2014バトル優勝は、家庭用プリンタで電子回路を「印字」するAgIC!”. techcrunch (2014年11月20日). 2018年1月29日閲覧。
  10. ^ 東大発ベンチャーAgIC、総額約1億円を調達”. prtimes (2015年1月13日). 2018年1月29日閲覧。
  11. ^ SXSWに来たクールな日本のスタートアップ4チーム紹介―AgIC”. techcrunch (2015年3月19日). 2018年1月29日閲覧。
  12. ^ Todai to Texas:日本のハードウェアスタートアップ、SXSWで喝采を浴びる”. thebridge (2015年3月30日). 2018年1月29日閲覧。
  13. ^ “AgIC、セメダインなどから総額1億7500万円を調達”. cnet. (2016年2月10日). https://japan.cnet.com/article/35077681/ 2018年1月29日閲覧。 
  14. ^ 家庭用インクジェットプリンタでフレキシブル回路を印刷——「回路試作インクキット」”. fabcross.jp (2016年6月1日). 2018年1月29日閲覧。
  15. ^ “AgIC株式会社、インクジェット印刷回路のオンデマンド製造サービス「AgICオンデマンド」を開始、既存のフレキシブル基板に比べ試作価格を5分の1以下に削減”. prtimes.jp. (2016年8月8日). https://fabcross.jp/news/2016/20160601_agic_inkkit.html 2018年1月29日閲覧。 
  16. ^ “AgIC、常温で硬化する一液式導電性接着剤「ノーソルダー」”. pc.watch.impress.co.jp. (2016年8月8日). https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1014391.html 2018年1月29日閲覧。 
  17. ^ “電子回路基板の試作費用を5分の1に、AgICが新サービスを一般公開”. techcrunch.com. (2017年5月23日). https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000009615.html 2018年1月29日閲覧。 
  18. ^ エレファンテック フレキシブル基板のブランド名変更のお知らせ 新ブランド名は「P-Flex™」”. Elephantech (2017年7月31日). 2018年1月29日閲覧。
  19. ^ “フレキシブル基板に部品実装して納品——AgIC、部品実装「P-Flex」サービスを開始”. fabcross.jp. (2017年8月2日). https://fabcross.jp/news/2017/20170802_agic_pflex_partsservice.html 2018年1月29日閲覧。 
  20. ^ 社名変更のお知らせ「AgIC株式会社」から「エレファンテック株式会社」へ”. Elephantech (2017年9月5日). 2018年1月29日閲覧。
  21. ^ “東大発VB、5億円調達 フレキシブル基板を増産”. 日本経済新聞. (2017年9月7日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ07HLR_X00C17A9TJ2000/ 2018年1月29日閲覧。 
  22. ^ “プリンテッド・エレクトロニクス技術で世界をリードするエレファンテック株式会社へ追加出資”. exCiteニュース. (2017年9月7日). https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ07HLR_X00C17A9TJ2000/ 2018年1月29日閲覧。 
  23. ^ 耐屈曲性に優れる薄型P-Flex™販売開始のお知らせ”. Elephantech (2017年12月11日). 2018年1月29日閲覧。
  24. ^ エレファンテック本社・工場移転いたしました。”. Elephantech (2018年1月26日). 2018年1月29日閲覧。
  25. ^ 回路を印刷・手書きできる技術”で未知の世界を描き出す――AgIC創業者が切り開いた、唯一無二のキャリアパス(前編)”. discover-online (2015年12月24日). 2018年2月4日閲覧。
  26. ^ 楽な安定”はリスクでしかない――AgIC創業者が語る、これからの理系人材が持つべきキャリアコンパス(後編)”. discover-online (2015年12月24日). 2018年2月4日閲覧。
  27. ^ オンデマンドで作れる「曲がる」電子回路/AgIC 杉本雅明”. forbesjapan (2016年8月29日). 2018年2月4日閲覧。
  28. ^ 「全ての基板を置き換える」フレキシブル基板で産業を変革するAgIC”. ascii (2017年4月21日). 2018年2月4日閲覧。
  29. ^ 「AgICの技術は、既存の生産プロセスを根底から変える、世界で勝てる基礎技術なんです」エレファンテック株式会社(旧AgIC) 代表取締役社長 清水信哉さん”. astavision (2017年5月9日). 2018年2月4日閲覧。
  30. ^ ミラノデザインウィーク2017 インタビュー/杉本雅明(AgIC株式会社)”. JDN (2017年6月9日). 2018年2月4日閲覧。
  31. ^ あしたのコミュニティーラボ ──イノベーションを多産する文化装置!?「Todai to Texas」(前編)”. ashita-lab (2017年10月25日). 2018年2月4日閲覧。
  32. ^ あしたのコミュニティーラボ ──イノベーションを多産する文化装置!?「Todai to Texas」(後編)”. ashita-lab (2017年10月25日). 2018年2月4日閲覧。
  33. ^ “エレファンテック、画期的なフレキシブル基板で新たな電子回路の時代を拓く”. ものづくりニュース. (2018年1月30日). https://news.aperza.jp/%E3%82%A8%E3%83%AC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%83%86%E3%83%83%E3%82%AF%E3%80%81%E7%94%BB%E6%9C%9F%E7%9A%84%E3%81%AA%E3%83%95%E3%83%AC%E3%82%AD%E3%82%B7%E3%83%96%E3%83%AB%E5%9F%BA%E6%9D%BF%E3%81%A7/ 2018年2月7日閲覧。 
  34. ^ “エレファンテック、独自技術のFPC、医療機器分野に提案”. 電子デバイス産業新聞. (2018年3月22日). http://www.sangyo-times.jp/scn/headindex.aspx?ID=1708 2018年3月30日閲覧。 
  35. ^ “連載 ナノテクの騎手たち(No.14)「低コストの印刷技術を武器に広くフレキシブル基板を普及」”. 経営者のための情報誌ニューリーダー. (2018年3月26日). http://www.newleader-magazine.com/back_number/?id=1521700154-500124 2018年3月30日閲覧。