エロール・スペンス・ジュニア

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エロール・スペンス・ジュニア
Errol Spence, Jr.jpg
基本情報
通称 The Truth(本物)
階級 ウェルター級
身長 177cm
リーチ 183cm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 (1990-01-13) 1990年1月13日(29歳)
出身地 ニューヨーク州ロングアイランド
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 26
勝ち 26
KO勝ち 21
敗け 0
引き分け 0
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エロール・スペンス・ジュニアErrol Spence Jr.1990年1月13日 - )は、アメリカ合衆国プロボクサー。現WBCIBF世界ウェルター級王者。ニューヨーク州ロングアイランド出身。TGBプロモーションズ所属。

来歴[編集]

アマチュア時代[編集]

2008年5月、ナショナル・ゴールデングローブスにウェルター級(69kg)で出場し準々決勝で敗退[1]

2009年5月、ナショナル・ゴールデングローブスにウェルター級(69kg)で出場し優勝[2]

2009年6月、全米選手権にウェルター級(69kg)で出場し準々決勝でジュリアン・ウィリアムズを破り優勝[3]

2009年9月、イタリアミラノで開催された2009年世界ボクシング選手権大会にウェルター級(69kg)で出場し1回戦で敗退[4]

2011年3月、パンアメリカン競技大会にウェルター級(69kg)で出場し2回戦で敗退[5]

2011年6月、全米選手権にウェルター級(69kg)で出場し優勝[6]

2011年7月、ロンドンオリンピック国内予選会にウェルター級(69kg)で出場し優勝[7]

2011年9月、アゼルバイジャン共和国バクーで開催された2011年世界ボクシング選手権大会にウェルター級(69kg)で出場し準々決勝で敗退[8]

2012年8月、イギリスロンドンで開催されたロンドンオリンピックにウェルター級(69kg)で出場し準々決勝で敗退[9]

プロ時代[編集]

2012年11月9日、3回KO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。

2015年9月11日、元IBO世界ウェルター級王者のクリス・ファン・ヘールデンとウェルター級10回戦を行い、8回50秒TKO勝ちを収めた[10]

2016年4月16日、ニューヨーク市のバークレイズ・センターにて元WBO世界スーパーライト級王者でIBF世界ウェルター級12位のクリス・アルギエリと対戦し5回TKO勝ちを収め重要なテスト戦をクリアした。スペンスは22万5000ドル(約2500万円)、アルギエリは32万5000ドル(約3500万円)のファイトマネーを稼いだ[11]。試合後、IBFはIBF世界ウェルター級王者ケル・ブルックへの指名挑戦権を懸けIBF世界ウェルター級3位のコンスタンチン・ポノマレフとIBF世界ウェルター級挑戦者決定戦を行うよう指令を出した[12]

2016年6月9日、コンスタンチン・ポノマレフが拳の負傷でIBF世界ウェルター級挑戦者決定戦に出場できないため、IBFはIBF世界ウェルター級4位のジェフ・ホーン、IBF世界ウェルター級5位のラモン・ピーターソン、IBF世界ウェルター級6位のサミュエル・バスケスに決定戦に出場するよう指令するが、全員が断ったため、最終的にIBF世界ウェルター級7位のレオナルド・ブンドゥに指令した[13]

2016年8月21日、IBF世界ウェルター級6位のレオナルド・ブンドゥとIBF世界ウェルター級挑戦者決定戦を行い、6回2分6秒KO勝ちを収めケル・ブルックへの挑戦権を獲得した[14][15][16]

2017年5月27日、シェフィールドブラモールレーンでIBF世界ウェルター級王者のケル・ブルックと対戦し、11回1分42秒KO勝ちを収め王座獲得に成功した[17][18]

2018年1月20日、バークレイズ・センターで元世界2階級制覇王者でIBF世界ウェルター級5位のラモン・ピーターソンと対戦し、ピーターソンが7回終了時に棄権した為、初防衛に成功した[19][20]

2018年6月16日、テキサス州フリスコフォード・センター・アット・ザ・スターにてカルロス・オカンポと対戦し、初回3分KO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[21]

2019年3月16日、テキサス州のAT&Tスタジアムで実質2階級下のミゲル・アンヘル・ガルシアと対戦し、12回判定勝ちを収め3度目の防衛に成功した。スペンスが試合の観戦に来ていたマニー・パッキャオに対戦を呼びかけると、パッキャオも「いいですよ。ファンが望むことをしましょう」と対戦に同意した[22]

2019年9月28日、アメリカのロサンゼルス、ステープルズ・センターでWBC世界ウェルター級王者ショーン・ポーターと王座統一戦を行う。11回にスペンスが左フックでダウンを奪い、12回判定2-1(116-111×2,112-115)で勝利し王座統一を果たす[23]

2019年10月10日、深夜3時ごろ、愛車のフェラーリで大幅なスピード違反で走行中に車両が何度も横転して大破する大きな単独事故を起こし、一時は集中治療室に入ったが、奇跡的に顔に裂傷と歯が数本折れただけの軽傷で済み、1週間後には退院した。しかし、飲酒運転であったことが発覚し退院直後に起訴された[24][25]

獲得タイトル[編集]

ペイ・パー・ビュー売上げ[編集]

日付 イベント 売上げ テレビ局
2019年3月16日 エロール・スペンス・ジュニア vs. ミゲル・アンヘル・ガルシア 36万件[26] Fox
2019年9月28日 エロール・スペンス・ジュニア vs. ショーン・ポーター 28万件 - 30万件[24] Fox

脚注[編集]

  1. ^ 81.US National Golden Gloves - Grand Rapids - May 5-10 2008”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2016年4月18日閲覧。
  2. ^ 82.US National Golden Gloves - Salt Lake City - May 4-9 2009”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2016年4月18日閲覧。
  3. ^ US National Championships - Denver - June 8-13 2009”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2016年4月18日閲覧。
  4. ^ 15.World Championships - Milan, Italy - September 1-12 2009”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2016年3月24日閲覧。
  5. ^ 1.Panamerican Games Qualifier - Cumana,Venezuela - March 25-30 2011”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2016年4月18日閲覧。
  6. ^ US National Championships - Colorado Springs -June 20-25 2011”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2016年4月18日閲覧。
  7. ^ US Olympic Trials - Mobile - July 31-August 6 2011”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2016年4月18日閲覧。
  8. ^ 16.AIBA World Championships - Baku, Azerbaijan - September 26 - October 8 2011”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2016年4月18日閲覧。
  9. ^ 30.Olympic Games - London, Great Britain - July 28 - August 12 2012”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2016年4月18日閲覧。
  10. ^ Stevenson demolishes Karpency; Spence stops van Heerden Fightnews.com 2015年9月11日
  11. ^ Purses: Spence $225K, Algieri $325K”. Boxing News 24 (2016年4月14日). 2016年4月18日閲覧。
  12. ^ Errol Spence Jr is still one fight away from being mandatory challenger to IBF champion Kell Brook” (2016年4月16日). 2016年4月18日閲覧。
  13. ^ Notes: Spence-Bundu title eliminator in works”. ESPN.com (2016年6月10日). 2016年6月11日閲覧。
  14. ^ Spence KOs Bundu in six Fightnews.com 2016年8月21日
  15. ^ Errol Spence Jr. Scores Sensational Sixth-Round Knockout of Bundu DiBella Entertainment 2016年8月22日
  16. ^ ジョシュアV2戦は11.26ロンドン、スペンスJr快勝 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年8月22日
  17. ^ Spence dethrones Brook in barn burner Fightnews.com 2017年5月27日
  18. ^ スペンスがブルックをKO IBFウェルター級王座奪取 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年5月28日
  19. ^ IBF welter champ Spence crushes Peterson Fightnews.com 2018年1月20日
  20. ^ スペンス初防衛成功、ピーターソンをストップ Boxing News(ボクシングニュース) 2018年1月21日
  21. ^ スペンス初回KOでオカンポ撃退 ローマンは大差V2 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年6月17日
  22. ^ スペンスがマイキーにフルマーク判定勝ち 試合後パッキャオに対戦オファー”. デイリー・スポーツ (2019年3月17日). 2019年7月31日閲覧。
  23. ^ スペンス競り勝つ WBC・IBFウェルター級王座統一Boxing News(ボクシングニュース)2019年9月29日
  24. ^ a b Spence Released From Hospital, Charged With DWI”. BoxingScene (2019年10月16日). 2018年8月7日閲覧。
  25. ^ Errol Spence Jr. charged with DWI stemming from crash”. ESPN.com (2019年10月17日). 2019年11月12日閲覧。
  26. ^ Source: Spence-Garcia tops 360,000 PPV buys”. ESPN.com (2019年3月27日). 2019年7月15日閲覧。

関連項目[編集]

前王者
ケル・ブルック
IBF世界ウェルター級王者

2017年5月27日 - 現在

次王者
N/A