エンテイ

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エンテイ
全国
ライコウ - エンテイ(#244) - スイクン
ジョウト
ライコウ - エンテイ(#244) - スイクン
基礎データ
英語名 Entei
進化体系 たねポケモン
進化前 なし
進化後 なし
世代 第2世代
ポケモン学
分類 かざんポケモン
タイプ ほのお
高さ 2.1m
重さ 198.0kg
特性 プレッシャー
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エンテイは、ポケットモンスターシリーズに登場する655種のポケモン(架空の生物)のうちの一種である。

特徴[編集]

獅子のような風格を持つ。全身は茶色の毛に覆われており、背中には噴煙を思わせるたてがみを持つ。また、体の各部に金属的な器官を持ち、特に口元のそれは形状と相まって口ひげのようにも見える。

火山の噴火から誕生したと伝えられ、その体にはマグマのような情熱を宿している。力を抑えきれず、全てを焼き尽くすと言われる炎を噴き上げ、大地を駆け巡る。新しい火山が出来ると、新たなエンテイも生まれると言われている。

エンジュシティでは、かつてカネの塔(現・焼けた塔)が焼け落ちた際に死亡したとされ、それを哀れんだホウオウによってライコウスイクンと共に蘇生した(あるいは別のポケモンが死亡し、ホウオウによってこの3匹に転生した)という伝説が残されている。

ゲームでのエンテイ[編集]

金・銀』から登場した伝説のポケモン。『金・銀・クリスタル』、『ハートゴールド・ソウルシルバー』ではエンジュシティのやけたとうからスイクンライコウと共に逃亡し、各地の草むらを走り回る。レベルは40。『クリスタル』では、その後スズのとうでのスイクンとの戦闘前にも遭遇することになるが、戦闘開始直前に逃げ出してしまう。『クリスタル』以降の作品では、これらのイベントで遭遇するときに限り専用のアイコンが表示され、フィールド上でもエンテイであると分かるように描かれ、エンカウント時の演出やBGMが専用のものになっている。

ファイアレッド・リーフグリーン』では最初にフシギダネを選択していた場合、ネットワークマシン完成後にカントー地方の道路を走り回る。レベルは50でステータスは低め。

いずれのバージョンでも、通常の野生ポケモンと同じ草むらで出現するものの遭遇する確率は低く、出現してもすぐに逃げ出す。また、「くろいまなざし」などで逃げられなくしても、「ほえる」で強制的に戦闘を終了させてしまうことがあるため捕獲は困難である。

全体的に高い能力を持ち、「HP」と「こうげき」が特に高いが、覚えるほのおタイプの物理技は、威力が高くない「ほのおのキバ」や「ニトロチャージ」のみであるため、こうげきの高さを活かし切れていない。

また、2010年の映画『幻影の覇者 ゾロアーク』の前売券の特典として色違いのエンテイがライコウ・スイクンと共に配布された。レベルは30。特別な「プレシャスボール」に入っており、貴重な「クラッシックリボン」を持っているためGTSに預けることはできない。覚えている技は「フレアドライブ・とおぼえ・しんそく・ブレイククロー」で、どれも通常では習得できない。さらに、ピンチになると1度だけ行動がはやくなる「イバンのみ」を持っている。このエンテイを(他の2匹でも可)『ブラック・ホワイト』に転送すると、「迷いの森」にて野生のゾロアークと戦闘できるイベントが発生する。ゾロアークは野生では出現しないレアなポケモンである。性別はメス。

外伝作品でのエンテイ[編集]

ポケモンコロシアム』ではダークポケモンとして登場。シャドー幹部のダキムが使用する。ダキムのポケモンはエンテイを除き、味方にもダメージを与える「じしん」を使用するため、エンテイもダメージを受けて倒れることがある。

ポケモンレンジャー』では石像に封印されているが、ゴーゴー団の策に嵌められた主人公によって封印を解かれる。その力はライコウやスイクンを上回り、フィオレ地方全土を焼き尽くすほどの炎を操る。その力をゴーゴー団のボス・ラゴウの野望に利用され、ストーリー中一度だけ戦うライコウ・スイクンと異なり、ストーリー中二度戦う事になる。

ポケモンレンジャー 光の軌跡』ではレンジャーサインで呼び出せる。主人公を背中に乗せて走り、突進で岩を砕く事が可能。吼えるで周辺に隠れているポケモンをおびき出す事も可能。

大乱闘スマッシュブラザーズDX』と『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではモンスターボールから登場するポケモンの中で出現率の低い伝説のポケモンの1体。「ほのおのうず」で攻撃する。

アニメでのエンテイ[編集]

無印260話「エンテイとおんせんのなかまたち!」に登場。ロケット団との戦闘中のサトシ達の前に姿を現し、「かえんほうしゃ」の一撃でロケット団を吹っ飛ばした。その際コジロウが映画『結晶塔の帝王』での一件をほのめかす発言をしているが、無論こちらのエンテイとは別物である。サトシ達と同行していたゲストキャラのナオヤがムウマを使ってゲットを試みるも、全く攻撃が通じず、「ほえる」で強制的にムウマをボールに戻し、その場を立ち去った。声優は不明。

この他、ミナキが登場する話にて大昔の回想シーンで登場し、OPにもいくつか登場。

映画でのエンテイ[編集]

2000年公開の『結晶塔の帝王 ENTEI』で初登場。ミーの望むままに行動し、「母親が欲しい」という願いを叶えるため、サトシの母・ハナコを結晶塔に連れ去る。ただしこのエンテイはアンノーンの力とミーの心によって生み出された幻の存在である。声優は特別ゲストの竹中直人

2010年公開の『幻影の覇者 ゾロアーク』では、当初は特殊ホログラムやゾロアークがイリュージョン能力で化けた姿として現れていたが、後に色違いの本物が登場。クラウンシティに危機が迫っていることを察知し、色違いのライコウ・スイクンと共にクラウンシティに駆けつけるが、鉢合わせになったゾロアークを敵と勘違いし攻撃してしまう。声優は三宅健太

ポケモンカードでのエンテイ[編集]

映画公開に合わせて発売されたプレミアムファイル2にピチューリザードンらと共に収録された。このカードはイラスト部のみがホログラム加工された通常のホログラムカードと異なり、カードの表面全体がホログラム加工されている。

プレミアムファイル3にもライコウスイクンらと共に収録されており、拡張パックでの登場はポケモンカードneo第3弾『めざめる伝説』が最初である。ポケモンカードADVではポケモンex、色違いのポケモンであるポケモン☆(スター)としても登場している。

漫画でのエンテイ[編集]

ポケットモンスターSPECIAL』では、悪しき細胞のみを焼く特別な炎、「生命(いのち)の炎」を吐くことができる。

関連項目[編集]