エンフォーサー

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エンフォーサー
Enforcer
Enforcer live hole in the sky festival 27 august 2010.jpg
ノルウェー・ベルゲン公演 スカイフェスティバル(2010年8月)
基本情報
出身地  スウェーデン ヴェルムランド県 アルヴィカ英語版
ジャンル ヘヴィメタル
スピードメタル
NWOBHM
活動期間 2004年 – 現在
レーベル ヘヴィ・アーティレリー
イヤーエイク・レコード
ニュークリア・ブラスト
公式サイト Official Facebook
メンバー オロフ・ヴィクストランド (ボーカルギター)
ヨナタン・ノルドヴァル (ギター)
トビアス・リンドクヴィスト (ベース)
ヨナス・ヴィクストランド (ドラムス)
旧メンバー アダム・ゾーシュ (ギター)
ヨセフ・トール (ギター)
ヤコブ・リュングベリ (ドラムス)

エンフォーサー (Enforcer) は、スウェーデンアルヴィカ英語版出身のヘヴィメタルバンド

2000年代末からニュー・ウェイブ・オブ・トラディショナル・ヘヴィメタル(英語: New Wave Of Traditional Heavy Metal、通称NWOTHM)と呼ばれる音楽性を持ち、80年代に英国を中心に起こったNWOBHMを起源とするヘヴィメタルバンドに強い影響を受けている。

上記の要素に加え、エキサイターアンヴィル、初期のメタリカを思わせるオロフ・ヴィクストランドのハイトーンボーカル、叙情性を含んだツインリードギター、パワーとスピードメタルの疾走感溢れるサウンドが特徴である。

来歴[編集]

2004年にオロフ・ヴィクストランドのソロ・プロジェクトとして立ち上げられる。一人で全パートを録音し、デモ『Evil Attacker』をネットに公開した。アメリカのレーベル、ヘヴィ・アーティレリーからコンタクトがあった。デモの2曲が同レーベルのコンピレーション『Speed Kills...Again』に収録された。

オロフは、エンフォーサーをバンド体制へと変化させ、オロフ (Vo, G)に加えて、弟のヨナス・ヴィクストランド (Ds)、アダム・ゾーシュ (B)が加入し、3人組となった。しかし短期間で、オロフがボーカルに専念するため、アダムがギター、ヨナスがベースに転向し、ヤコブ・リュングベリ (Ds)がバンドに参加し4人体制となる。しかし、ヤコブはごく短期間で脱退し、ヨナスはドラムスに再転向し、ヨセフ・トール (B)が加入した。バンドは2007年末から2008年初頭にかけ、スウェーデン、ノルウェー、ドイツ、フランス、ベルギー、オランダ、イギリスなどヨーロッパ各地をツアーしている。2008年3月、デビュー・アルバムの製作を開始。同年11月、ファースト・アルバム『Into The Night』をリリースした。

アルバム発表後、ライブサウンドの強化を図るべくヨセフがギターに転向。新たにトビアス・リンドクヴィスト (B)が加入、ツイン・リードギター編成となった。2009年2月からヨーロッパツアー、8月から9月にかけてアメリカツアーを行った。

2010年2月、セカンド・アルバム『Diamonds』を発表。同アルバムはイギリスのイヤーエイク・レコードからリリースされた。

5月にヨーロッパツアーを開始。さらに日本でも同年10月、セカンド・アルバム『Diamonds』とファースト・アルバム『Into The Night』とを同時発売する形でデビューした。

2011年1月、スウェーデンのミーン・ストリークと共に初来日。日本のSOLITUDEを加えて、東京で公演を行った。日本公演後の3月、ギターのアダム・ゾーシュが脱退。しかし新たなギタリストは迎えずに、オロフがギターを兼任する形で活動を継続。4月からヨーロッパツアーを行う。

2012年、大手のニュークリア・ブラストと契約。翌2013年、バンド自らのセルフ・プロデュースの下にサードアルバム『Death By Fire』を発表。日本盤にはボーナス・トラックが一曲追加されている。

2月よりエンジェル・ウィッチ、グランド・メイガスと共にヨーロッパ・ツアーを行った他、5月には初の南米公演を行った。10月にLOUD PARK13に出演。2014年にはカナダのスカル・フィスト、オランダのVANDERBUYSTらと共に、30公演にも及ぶヨーロッパ・ツアーを行った。

2015年3月、4thアルバム『From Beyond』を発表。オロフとヨナスがミキシングから、マスタリングまで手掛けた。日本盤にはカヴァー曲が3曲収録されたボーナス・トラックが追加された。

同年11月からヨーロッパツアーを経て、初のシンガポール、タイで公演。『JAPANESE ASSAULT FEST 15』のヘッドライナーとして3度目の来日を果たす。このツアーではギターのヨセフが個人的理由により同行できず、サポートとしてヨナタン・ノルドヴァル (G)が加わった。

12月、2013年に行われたLOUD PARK13のライブDVDと同年2月のギリシャ公演の音源に新録3曲を追加したバンド初のライブ・アルバム『Live By Fire』を発表。

2019年、ギターのヨセフが自らがボーカルを務めるバンドVOJDの活動に専念するため脱退。サポート参加していたヨナタンが正式メンバーとなった。

4月、前作から4年ぶりとなる5thアルバム『Zenith』を発表。日本盤にはボーナス・トラックが一曲追加されている。今作では、オロフ曰く「最も野心的なプロジェクト」として、これまでのスピード・メタル・ナンバーだけでなく、LAメタル風のミドル・テンポによるポップな曲を始め、悲壮感漂うピアノの前奏から始まるバラードタイプ、更にジャズ・ファンクなどの要素も取り入れ、使用楽器もピアノ、シンセサイザーを大胆に導入するなど、音楽性を大幅に押し広げる作品となっている。ちなみにこれらの鍵盤楽器は全てヨナスが担当している。

メンバー[編集]

現ラインナップ[編集]

  • オロフ・ヴィクストランド (Olof Wikstrand) - ボーカル(2004– )、ギター (2004–2006,2011- )
  • ヨナタン・ノルドヴァル (Jonathan Nordwall) - ギター (2019- )
  • トビアス・リンドクヴィスト (Tobias Lindkvist) - ベース (2008- )
  • ヨナス・ヴィクストランド (Jonas Wikstrand) - ドラムス (2006-2007,2007-)、ベース (2007)

旧メンバー[編集]

  • アダム・ゾーシュ (Adam Zaars) - ギター (2006-2011)
  • ヨセフ・トール (Joseph Tholl) - ギター (2008-2019)
  • ヤコブ・リュングベリ (Jakob Ljungberg) - ドラムス (2007)

ディスコグラフィー[編集]

スタジオ・アルバム[編集]

ライブ・アルバム[編集]