エンリケ・ヘルナンデス

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エンリケ・ヘルナンデス
Enrique Hernández
20170718 Dodgers-WhiteSox Kike Hernandez running in from the outfield.jpg
ロサンゼルス・ドジャース時代
(2017年7月18日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 プエルトリコの旗 プエルトリコ自治連邦区サンフアン
生年月日 (1991-08-24) 1991年8月24日(29歳)
身長
体重
5' 11" =約180.3 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手二塁手外野手
プロ入り 2009年 ドラフト6巡目(全体191位)でヒューストン・アストロズから指名
初出場 2014年7月1日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム プエルトリコの旗 プエルトリコ
WBC 2017年
獲得メダル
男子 野球
プエルトリコの旗 プエルトリコ
ワールド・ベースボール・クラシック
2017 野球

エンリケ・ハビアー・ヘルナンデスEnrique Javier Hernández , 1991年8月24日 - )は、プエルトリコサンフアン出身のプロ野球選手内野手外野手)。右投右打。ニックネームキケKike ([ˈk.k] KEE-kay)[1][2])。現在は、フリーエージェント (FA) 。

経歴[編集]

プロ入りとアストロズ時代[編集]

ヒューストン・アストロズ時代
(2014年7月2日)

2009年MLBドラフトヒューストン・アストロズから6巡目(全体191位)指名され、6月16日に契約。この年は傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・アストロズで53試合に出場し、打率.295・1本塁打・27打点・8盗塁だった。

2010年はA-級トリシティ・バレーキャッツ英語版で60試合に出場し、打率.280・3本塁打・33打点・3盗塁だった。

2011年はA級レキシントン・レジェンズで62試合に出場し、打率.247・2本塁打・17打点だった。

2012年はA+級ランカスター・ジェットホークスで100試合に出場後、8月10日にAA級コーパスクリスティ・フックスへ昇格。AA級では23試合に出場し、打率.247・1本塁打・3打点・2盗塁だった。

2013年はAA級コーパスクリスティで116試合に出場し、打率.236・13本塁打・46打点・5盗塁だった。

2014年はAA級コーパスクリスティで開幕を迎え、4月にAAA級オクラホマシティ・レッドホークスへ昇格。AAA級オクラホマシティでは67試合に出場し、打率.337・8本塁打・31打点・6盗塁と活躍。7月1日にアストロズとメジャー契約を結び[3]、同日のシアトル・マリナーズ戦でメジャーデビュー。7回表から二塁の守備に就き、直後の7回裏のメジャー初打席では、ドミニク・レオンからメジャー初安打初打点となる1点適時二塁打を放った。この日は2打数2安打1打点だった[4]。その後は外野手として先発起用され、アストロズでは24試合に出場し、打率.284・1本塁打・8打点だった。

マーリンズ時代[編集]

2014年7月31日にジャレッド・コザート、オースティン・ウェイツと共にジェイク・マリスニックコリン・モランフランシス・マルテスとのトレードで、マイアミ・マーリンズへ移籍した[5]。移籍後は4試合に出場したが、7打数無安打と結果を残せず、8月8日に傘下のAAA級ニューオーリンズ・ゼファーズへ降格。9月2日に再昇格した。9月26日のワシントン・ナショナルズ戦では、クレイグ・スタメンからキャリア初となる満塁本塁打を記録している。マーリンズでは18試合に出場し、打率.175・2本塁打・6打点だった。

ドジャース時代[編集]

2014年12月10日にアンドリュー・ヒーニークリス・ハッチャーオースティン・バーンズと共にディー・ゴードンダン・ヘイレンミゲル・ロハスとのトレードで、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍した[6]

2015年、76試合の出場で7本塁打・22打点・OPS.836などを記録した。

2016年、109試合の出場で7本塁打・18打点・OPS.607などを記録した。

2017年開幕前の2月8日に第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)プエルトリコ代表に選出された[7]。3月22日の決勝アメリカ合衆国戦に敗戦し、2大会連続で準優勝となった[8]。このシーズンは140試合の出場で11本塁打・37打点・OPS.729などを記録した。ドジャースが29年ぶりのリーグ優勝を決めたシカゴ・カブスとのリーグチャンピオンシップシリーズの第5戦では満塁弾を含む3本塁打・7打点の大活躍を見せた。ポストシーズンでの1試合3本塁打は史上10人目であった[9]

2018年、145試合の出場で21本塁打・52打点・OPS.806などを記録した。

2019年8月22日のトロント・ブルージェイズ戦の9回裏にデレク・ローから自身初のサヨナラ安打を記録した[10]。このシーズンは130試合の出場で17本塁打・64打点・OPS.715などを記録した。

2020年は60試合制のシーズンで、48試合の出場で5本塁打・20打点・OPS.680などを記録した。2020年のワールドシリーズ優勝に貢献した。オフの11月にFAとなった[11]。自身初のフィールディング・バイブル・アワードを受賞した。

選手としての特徴[編集]

  • ユーティリティプレイヤーとして内野外野全てのポジションをこなせることができる。
  • 守備を買われて多くの試合に出場できる一方で、打撃は平均的で規定打席に到達したことはない。
  • 当時は左投手に強く右投手に弱かったが、右投手のスライダーにうまく対応できるようになったため右投手に対する苦手意識はなくなった。

詳細情報[編集]

年度別打撃成績[編集]

















































O
P
S
2014 HOU 24 89 81 10 23 4 2 1 34 8 0 0 0 0 8 0 0 11 0 .284 .348 .420 .768
MIA 18 45 40 3 7 2 1 2 17 6 0 0 0 0 4 0 1 10 1 .175 .267 .425 .692
'14計 42 134 121 13 30 6 3 3 51 14 0 0 0 0 12 0 1 21 1 .248 .321 .421 .742
2015 LAD 76 218 202 24 62 12 2 7 99 22 0 2 1 2 11 0 2 46 3 .307 .346 .490 .836
2016 109 244 216 25 41 8 0 7 70 18 2 0 0 0 28 1 0 64 3 .190 .283 .324 .607
2017 140 342 297 46 64 24 2 11 125 37 3 0 1 3 41 2 0 80 4 .215 .308 .421 .729
2018 145 462 402 67 103 17 3 21 189 52 3 0 4 5 50 5 1 78 3 .256 .336 .470 .806
2019 130 460 414 57 98 19 1 17 170 64 4 0 0 4 36 3 6 97 9 .237 .304 .411 .715
2020 48 148 139 20 32 8 1 5 57 20 0 1 0 1 6 0 2 31 5 .230 .270 .410 .680
MLB:7年 690 2008 1791 252 430 94 12 71 761 227 12 3 6 15 184 11 12 417 28 .240 .313 .425 .738
  • 2020年度シーズン終了時

年度別投手成績[編集]





















































W
H
I
P
2018 LAD 1 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 4 0.1 1 1 2 0 0 0 0 0 3 3 81.00 9.00
MLB:1年 1 0 0 0 0 0 1 0 0 .000 4 0.1 1 1 2 0 0 0 0 0 3 3 81.00 9.00
  • 2020年度シーズン終了時

年度別守備成績[編集]

投手守備


投手(P)












2018 LAD 1 0 0 0 0 ----
MLB 1 0 0 0 0 ----
内野守備


一塁(1B) 二塁(2B) 三塁(3B) 遊撃(SS)
















































2014 HOU - 1 0 0 0 0 ---- - 5 3 10 0 3 1.000
MIA - 3 4 8 0 2 1.000 3 0 5 0 0 1.000 -
'14計 - 4 4 8 0 2 1.000 3 0 5 0 0 1.000 5 3 10 0 3 1.000
2015 LAD - 20 36 47 0 11 1.000 1 0 0 0 0 ---- 16 11 34 2 2 .957
2016 - 11 7 11 0 0 1.000 5 1 5 2 0 .750 2 0 1 0 0 1.000
2017 3 16 0 0 1 1.000 9 7 9 1 2 .941 14 6 15 1 1 .955 24 21 50 3 5 .959
2018 8 38 2 0 2 1.000 41 40 49 1 12 .989 9 4 4 2 0 .800 22 26 33 1 11 .983
2019 2 12 0 0 0 1.000 85 98 152 5 34 .980 1 0 0 1 0 .000 11 13 21 0 4 1.000
2020 2 9 1 0 0 1.000 30 44 75 5 19 .960 - 2 3 3 0 1 1.000
MLB 15 75 3 0 3 1.000 200 236 351 12 80 .980 33 11 29 6 1 .870 82 77 152 6 26 .974
外野守備


左翼(LF) 中堅(CF) 右翼(RF)




































2014 HOU 8 10 2 0 1 1.000 11 35 0 2 0 .946 -
MIA - 7 15 0 0 0 1.000 3 1 1 0 1 1.000
'14計 8 10 2 0 1 1.000 18 50 0 2 0 .962 3 1 1 0 1 1.000
2015 LAD 17 12 2 1 0 .933 19 32 0 0 0 1.000 2 1 0 0 0 1.000
2016 41 40 3 0 1 1.000 22 34 0 0 0 1.000 7 4 1 0 0 1.000
2017 28 25 2 0 1 1.000 34 39 3 1 3 .977 18 15 0 0 0 1.000
2018 18 13 0 0 0 1.000 63 89 1 1 1 .989 19 16 0 0 0 1.000
2019 10 10 0 0 0 1.000 20 22 1 0 0 1.000 17 22 0 0 0 1.000
2020 5 10 0 0 0 1.000 3 4 0 0 0 1.000 9 7 0 0 0 1.000
MLB 127 120 9 1 3 .992 179 270 5 4 4 .986 75 66 2 0 1 1.000
  • 2020年度シーズン終了時

記録[編集]

背番号[編集]

  • 6 (2014年 - 同年途中)
  • 12 (2014年途中 - 同年終了)
  • 14 (2015年 - 2020年)

代表歴[編集]

脚注[編集]

  1. ^ Coleman, David (2010年8月19日). “Astros Prospect Profile: Kikè Hernandez”. crawfishboxes.com. 2014年12月11日閲覧。
  2. ^ The New Kids in Town: A Recap in One Act”. crawfishboxes.com (2014年7月1日). 2014年12月11日閲覧。
  3. ^ Astros call up Chapman, Hernandez, Santana”. MLB.com Astros Press Release (2014年7月1日). 2014年12月12日閲覧。
  4. ^ Scores for Jul 1, 2014”. ESPN MLB (2014年7月1日). 2014年12月12日閲覧。
  5. ^ Astros make six-player trade with Marlins”. MLB.com Astros Press Release (2014年7月31日). 2014年8月1日閲覧。
  6. ^ Dodgers acquire Howie Kendrick from Angels and three prospects from Marlins”. MLB.com Dodgers Press Release (2014年12月11日). 2014年12月12日閲覧。
  7. ^ Young stars join Beltran, Yadi for Puerto Rico MLB.com (英語) (2017年2月8日) 2017年3月16日閲覧
  8. ^ American Beauty: USA dominates PR in final World Baseball Classic (英語) (2017年3月22日) 2017年3月23日閲覧
  9. ^ a b Dodgers' Enrique Hernandez becomes 10th to hit three homers in MLB playoff game” (英語). CBSスポーツ (2017年9月20日). 2020年12月29日閲覧。
  10. ^ 'We like to walk off': Enrique joins LA's party” (英語). MLB.com (2019年8月23日). 2020年12月29日閲覧。
  11. ^ 2020-21 free agents, position by position” (英語). MLB.com. 2020年11月3日閲覧。

関連項目[編集]