オスカル・エスカンドン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の)はエスカンドン第二姓(母方の)はベリオです。
オスカル・エスカンドン
基本情報
本名 オスカル・エドゥアルド・エスカンドン・ベリオ
通称 El Guerrero
階級 フェザー級
身長 160cm
リーチ 168cm
国籍  コロンビア
誕生日 (1984-07-10) 1984年7月10日(34歳)
出身地 トリマ県イバゲ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 27
勝ち 25
KO勝ち 17
敗け 3
引き分け 0
無効試合 0
テンプレートを表示

オスカル・エスカンドンOscar Eduardo Escandón Berrío1984年7月10日 - )は、コロンビアプロボクサートリマ県イバゲ出身。元WBA世界スーパーバンタム級暫定王者。元WBC世界フェザー級暫定王者。世界2階級制覇王者。

来歴[編集]

2004年アテネオリンピックフライ級(51kg)で出場したがこの大会で銅メダルを獲得するルスタムホッツァ・ラヒモフに15-25の判定で敗れ2回戦で敗退した[1]

エスカンドンは2006年に行われた南アメリカ競技大会バンタム級部門で銀メダルを獲得した実績を持つ。

プロ時代[編集]

2008年6月6日、ルイス・メザを相手にプロデビューを果たし、4回判定勝ちで白星でデビューを飾った。

2009年12月11日、ガブリエル・マルチネスと対戦し初回2分47秒KO勝ち。

2010年7月30日、エディソン・バレンシア・ディアスと対戦し、番狂わせの5回2分25秒TKO勝ち。

2011年2月5日、マヌエル・デ・ロス・レイエス・ヘレーラと対戦し2回1分45秒KO勝ち。

2011年3月25日、ルイス・フェリペ・クゥアドラドとWBCラテンアメリカバンタム級王座決定戦を行い、3回KO勝ちで王座獲得に成功した。

2011年10月15日、後のWBA世界フェザー級王者ヘスス・クエジャルと対戦し7回に右フックでダウンを奪うと、そのままレフェリーストップ。7回2分59秒TKO勝ちでクエジャルに初黒星を付けた。

2012年3月30日、タデウ・アルメイダ・パントハと対戦し2回2分38秒TKO勝ち。

2013年3月16日、パナマシティのメガポリス・コンベンション・センターでWBCラテンアメリカフェザー級暫定王座決定戦をハビエル・コロナドと対戦し、初回1分51秒TKO勝ちで王座獲得に成功した。

2013年8月10日、パナマシティのメガポリス・コンベンション・センターでネオマール・セルメニョとWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦を行い、プロ初黒星となる12回1-2(111-117、116-113、113-115)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[2]

2013年12月27日、WBAはWBA世界スーパーバンタム級暫定王者のネオマール・セルメニョとWBAスーパーバンタム級2位のオスカル・エスカンドンに対し、120日以内に指名試合として再戦するよう指令を出した。2014年1月15日までに試合に関する契約を交わすことも義務付けた[3][4]

2014年5月31日、ラスベガスのトロピカーナ・ホテル・アンド・カジノでヨアンドリス・サリナスとWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦を行う予定だったが、同年4月19日にスコット・クィッグとネオマール・セルメニョの間で行われる予定だった王座統一戦がセルメニョにイギリスへの入国ビザが下りなかったため入国出来ずに試合8日前に中止となり暫定王座が空位にならなくなった為、試合が中止になった。

2014年12月9日、WBAはネオマール・セルメニョが2013年8月10日にオスカル・エスカンドンに勝利しスーパーバンタム級暫定王座を戴冠してから15カ月以上防衛戦を行っておらず、暫定王者は180日以内に防衛戦を行わなければいけないという規定に基づきセルメニョから王座を剥奪し、WBA世界スーパーバンタム級2位のオスカル・エスカンドンとWBA世界スーパーバンタム級5位のタイソン・ケーブとの間暫定王座決定戦を行うと発表した[5]

2014年12月11日、カリフォルニア州テメキュラペジャンガ・リゾート&カジノでタイソン・ケーブとWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦を行い、12回2-1(117-111、115-113、113-115)の判定勝ちを収め王座を獲得した[6][7]。ESPNはこの試合を2014年度の年間最高に判定が盗まれた試合に選ばれた。

2015年1月17日、WBAはエスカンドンをスーパーバンタム級1位にランクインした[8]

2015年4月18日、カリフォルニア州スタブハブ・センター・テニスコートで、アンドルー・フォンファラVSフリオ・セサール・チャベス・ジュニアの前座でWBA10位のモイセス・フローレスと対戦し、12回1-2(2者が112-116、115-113)の判定負けで初防衛に失敗し王座から陥落した[9]

2015年5月16日、WBAはエスカンドンをスーパーバンタム級6位にランクインした[10]

2015年9月7日、WBCはエスカンドンを世界フェザー級12位にランクインした[11]

2015年11月14日、ザ・ジョイントでWBC世界フェザー級王者のゲーリー・ラッセル・ジュニアと対戦し2階級制覇を目指す予定だったが、同月2日のスパーリング中にラッセル・ジュニアが顔をカットしたため中止になった[12]。この試合の中止を受け、同月4日にWBCはWBC世界フェザー級1位でシルバー王者のロビンソン・カステジャノスと暫定王座決定戦を行うよう指令を出した[13]

2016年3月5日、ワシントンD.C.DCアーモリールイス・オルティスvsトニー・トンプソンの前座でWBC世界フェザー級1位でWBC世界フェザー級シルバー王者のロビンソン・カステジャノスとWBC世界フェザー暫定王座決定戦を行い、7回2分59秒KO勝ちを収め2階級制覇を達成した[14]

2016年4月13日、WBCはエスカンドンを2016年4月度の月間優秀選手賞に選出した[15][16]

2017年2月28日、同年3月11日にメリーランド州オクソン・ヒルMGMナショナル・ハーバー内ザ・シアターにて正規王者のゲーリー・ラッセル・ジュニアと王座統一戦を行う予定だったが、エスカンドンがトレーニング中に負傷し試合は延期となった[17][18]

2017年5月20日、メリーランド州オクソン・ヒルのMGMナショナル・ハーバー内ザ・シアターにて正規王者のゲーリー・ラッセル・ジュニアと延期となっていた王座統一戦を行い、7回59秒TKO負けを喫し王座統一に失敗、エスカンドンが1年2ヵ月保持していた暫定王座は正規王座に吸収される形で消滅した[19][20]

2017年6月8日、WBCはエスカンドンをWBC世界フェザー級9位にランクインした[21][22]

獲得タイトル[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 28.Olympic Games Athens, Greece August 14-29, 2004”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2014年8月7日閲覧。
  2. ^ Moreno retains WBA bantamweight title for 11th time; Cermeno edges Escandon for WBA interim super bantam belt; Ramos upsets Vazquez Fightnews.com 2013年8月11日
  3. ^ WBA orders Cermeño-Escandon II Fightnews.com 2013年12月27日
  4. ^ Cermeño vs Escandón rematch ordered WBA公式サイト 2013年12月27日
  5. ^ Championships Committee withdraws recognition from Cermeno as interim champion WBA公式サイト 2014年12月9日
  6. ^ チュディノフが兄弟そろってWBA暫定王者に Boxing News(ボクシングニュース)2014年12月12日
  7. ^ Oscar Escandón won the Super bantamweight title WBA公式サイト 2014年12月13日
  8. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年1月17日
  9. ^ Moisés Flores dethroned Escandon at 122 lbs WBA公式サイト 2015年4月20日
  10. ^ World Boxing Association Ranking WBA公式サイト 2015年5月16日
  11. ^ RATINGS WBC公式サイト 2015年9月7日
  12. ^ Gary Russell Jr.-Oscar Escandon bout canceled”. ESPN.com (2015年11月4日). 2015年11月19日閲覧。
  13. ^ Escandon-Castellanos Approved For WBC Interim Clash”. Boxing Scene.com (2015年11月4日). 2015年11月19日閲覧。
  14. ^ オルティス圧勝、J・バルガスは2階級制覇 Boxing News(ボクシングニュース)2016年3月6日
  15. ^ RATINGS WBC公式サイト 2016年4月13日
  16. ^ WBC最新ランキング、田中恒成がL・フライ級12位に Boxing News(ボクシングニュース) 2016年4月14日
  17. ^ Gary Russell WBC title defense postponed Fightnews.com 2017年2月28日
  18. ^ パッキャオvsカーンの行方、WBOミドル級は暫定戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年3月2日
  19. ^ Russell retains WBC feather belt, Dirrell claims IBF interim super middle belt via DQ Fightnews.com 2017年5月20日
  20. ^ ラッセル7回TKO勝ち、ロマチェンコを追跡 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年5月21日
  21. ^ RATINGS WBC公式サイト 2017年6月8日
  22. ^ WBCランキング、比嘉が優秀選手、村田は再ランク Boxing News(ボクシングニュース) 2017年6月10日

関連項目[編集]

暫定王座決定戦 対戦者
タイソン・ケーブ
WBA世界スーパーバンタム級暫定王者
2014年12月11日 - 2015年4月18日
次暫定王者
モイセス・フローレス
暫定王座決定戦 対戦者
ロビンソン・カステジャノス
WBC世界フェザー級暫定王者
2016年3月5日 - 2017年5月20日
次暫定王者
王座統一戦により消滅