オリンポス山
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オリンポス山 | |
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![]() リトホロから眺めたオリンポス山 | |
標高 | 2,917 m |
所在地 |
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位置 |
北緯40度05分00秒 東経22度21分00秒 |
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オリンポス山(オリンポスさん、現代ギリシア語:Όρος Όλυμπος, Óros Ólimpos, 英語:Mount Olympus あるいは Mount Ólympos)は、ギリシャのテッサリア地方にある標高2,917m[1]の山。ギリシャの最高峰[2]。現代ギリシア語に基く日本語表記ではオリンボス山とも。古典ギリシア語ではオリュンポス山という。
概要[編集]
山麓が海面近くのため、プロミネンス(山麓からの比高)が2,355 mと、ヨーロッパで最も高い山の一つである。ギリシャ第二の都市テッサロニキからセルマイコス湾をはさんで南西80kmのところにある。
オリンポス山は植物相がとても豊かであり、固有種も23種ある。固有種を含め、約1700種が生息する。最も高いピークはギリシア語で「鼻」を意味するミティカス(MitikasまたはMytikas)と呼ばれる。次に高いピークはスコリオ(Skolio, 標高2,912m)である。オリンポス山に登るには東側の山麓の町リトホロ(Λιτόχωρο、標高293m)から登る。リトホロはこの山に登るルート上にあることから、「神の街」と呼ばれている。
光学機器メーカーオリンパスの名称の由来でもある。
神話[編集]
オリンポス山は、ギリシア神話ではオリュンポス十二神の居所とされる山である。
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脚注[編集]
- ^ 『理科年表 平成19年』国立天文台編、丸善、2006年、p.567。ISBN 4621077635。
- ^ アンソニー・テイラー『世界の聖地バイブル : パワースポット&スピリチュアルスポットのガイド決定版』ガイアブックス、産調出版、33ページ、2011年、ISBN 978-4-88282-780-1
関連項目[編集]
- オリンポス山 (曖昧さ回避) - 同名の山
- オリンポス山 (火星) - 太陽系の最高峰
- オリュンポス十二神
- オリンピック聖火
外部リンク[編集]
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