オーレリア連邦共和国

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オーレリア連邦共和国(オーレリアれんぽうきょうわこく、: Federal Republic of Aurelia)はバンダイナムコゲームスPlayStation PortableフライトシューティングゲームACE COMBAT X Skies of Deception』、iPhoneiPod touch用フライトシューティングゲーム『ACE COMBAT Xi Skies of Incursion』に登場する架空国家

概要[編集]

オーレリア連邦共和国は、エースコンバットシリーズストレンジリアル世界に存在する国家のひとつである[1]。『エースコンバットX』および『エースコンバットXi』の主人公が所属する国家として登場する[注 1]

南オーシア大陸の最南端と南方の諸島を領土とする。中高緯度に領土を持ち、気候は寒冷である[2]。南東はオーレリア海、西は太平洋に面している。領土は南西部から北東に向かうに従って細長くなっており、北の陸上国境ではレサス民主共和国等と接している。南には海を挟んで南極大陸が位置している。

石油を始めとした天然資源が豊富である[3]。首都グリスウォールでは世界最大級のシンクロトロン研究所が存在している[4]

歴史[編集]

オーレリア戦争[編集]

オーレリアは豊かな地下資源を背景に平穏な歴史を歩んでいた[2]。隣国のレサスでは長年に渡って内戦が続いており、オーレリアは困窮するレサスに向けて食料購入資金の援助を行っていた。レサス内戦は2019年に終結したものの、2020年10月にレサスを率いるディエゴ・ナバロは「不当な搾取を続けたオーレリアへの報復」という大義名分の下に、レサス軍はオーレリア領に侵攻を開始した。オーレリアはわずか10日間のうちに首都を含む国土の95%を制圧された。しかし、オーブリー空軍基地に所属するオーレリア空軍部隊が反撃に成功し、各地の残存部隊を統合し大規模な反攻に発展した。短期間の内に国土は奪還され、開戦から2ヶ月程でレサスの実質的な敗戦が決定的となった。これに前後して、ジャーナリストによってディエゴ・ナバロによる食料購入支援金の軍事兵器への流用問題が発覚しており、「オーレリアによる不当な搾取」は事実ではなかった事が判明している。

政治[編集]

連邦制共和制を採用している。

行政区分として(State)があり、ノースプナ州などがある。また(County)があり、レナル郡などが存在する。

地理[編集]

都市[編集]

  • グリスウォール - オーレリア連邦共和国首都。国境から程近い、オーレリア領の北東部に位置する。その中心部にはオーレリアの自由と平和の象徴である超高層ビル、ガイアスタワーがそびえる。オーレリアの政治の中枢であると同時に、「アトモスリング」と呼ばれる世界最大級のサイクロトロン研究施設があり、学術研究都市としても知られる。この直径4.6kmにも及ぶ巨大円形加速器と同心円を描く形で道路網が整備されており、街の周囲を流れる河川の洪水から中心部を守る為、加速器と道路網の交差点には防水ゲートが設けられている。加速器内周は古い町並みが残る旧市街となっており、外周部は高層ビルが立ち並ぶ新市街が囲んでいる。
  • サンタエルバ - オーレリア中部を横断する広大な河川であるレナル河の下流域に位置する都市。大型の中州を中心に市街地が広がっており、対岸には工場やドックが立ち並ぶ。首都グリスウォール等の北部地域とオーレリア南西部を結ぶ主要道路の殆どがサンタエルバを経由してレナル河を渡っており、交通の要衝となっている。
  • パターソン港 - オーレリアの南西部に位置する都市で、湾の入り口に架かる昇開橋が特徴的な港湾都市。港湾施設の他に昇開橋を挟んだ南東部には石油コンビナートがあり、オーレリア西部に於ける拠点地域となっている。
  • モンテブリーズ工業地帯 - オーレリア北東部、首都グリスウォールの西方に位置する大規模な工業地帯。オーレリアを代表する大企業によって、最先端の研究や生産が行われる先進的な工場が、周辺の豊かな自然に囲まれる形で点在する。空港や港湾施設、鉄道等も整備されており、扱われている技術の機密レベルも高い。

施設[編集]

  • アトモスリング - メソン・カノンを参照。
  • オーブリー基地(Aubrey Base) - オーレリア最西部の辺境の町、オーブリーに立地する空軍基地。海上警備が主な役割であり、軍事的な重要性も低いことから、配備兵器類は旧型のものが多く、基地の規模も小さい。しかし、周辺に民間施設があまりないため、飛行を制限する要素が少なく、比較的練度の高い部隊が養成されている。
  • サチャナ航空基地(Schana Air Base) - 森林地帯に建造されているオーレリア空軍最大の航空基地。開戦後、大規模な攻撃を受けレサス軍に占領される。戦略的に重要な地点でもあるため、警戒は厳しい。
  • プナ基地(Puna Base) - レサス軍が侵攻した際、プナ平原に急造した兵站基地(補給基地)。オーレリア軍により物資等が鹵獲される。

地域[編集]

  • オーブリー岬 - オーレリア西部北端に位置する岬。周辺には小さな港町と漁村、そしてオーブリー空軍基地が存在する。周囲を広大なプナ平原が囲む辺境の地。
  • オーレリア海(Aurelian Sea) - オーレリアの南東部に広がる海洋。
  • キングスヒル(Kingshill) - パターソン港の東、オーレリア南部にある丘陵地帯。パターソン港へとトンネルで直接通じる建設中の高速道路がある。
  • スタンドキャニオン(Stand Canyon) - オーレリア南部の渓谷地帯。もともとはオーレリアの鉱山であった。鉱山の跡地をレサス軍が基地として利用している。
  • カラナ平原(Carana stepps) - サンタエルバの北西部に位置する遺跡地帯。サンタエルバからのレサス軍敗走部隊が集結していた。
  • ターミナス島(Tarminas Island) - オーレリア最南部の島。高緯度地域のため、雪と氷に閉ざされた島であるが、地下資源が豊かで、油田がある。グレイプニルの給油所でもあった。
  • ネベラ山(Mt.Nevera) - 万年雪が降り積もるオーレリアの中央付近に位置する山岳地帯。レサス軍占領後は気象観測施設が改造され巨大なジャミング施設、ネベラジャマーが建設され、モンテブリーズで作られていたMBSRの存在を隠していた。
  • プナ平原(Puna plains) - オーレリア領の南西部に大きく広がる平原地帯。レサス軍の補給所が建設されていたが、グリフィス隊に奪われ、パターソン港奪還の足がけとされる。
  • レイヴンウッズ(Raven Woods) - サンタエルバの北部に位置する森林地帯。オーレリア最大の空軍基地、サチャナ基地がおかれ、レサス軍に真っ先に占領された。

オーレリアの軍事[編集]

陸海空軍を持ち、各所に大小様々な基地が建設されている。 オーレリア海軍は残存する戦闘艦艇を寄せ集めた小規模なものとなっており、作戦に参加する艦隊の殆どが中小規模のものである。 艦名が分かっているものは、巡洋艦「タラッサ」(艦名の語意はギリシア神話に登場する、海を神格化した原初神"タラッサ")、潜水艦「ナイアッド」の二艦。 陸軍はデイビス隊、ヴィクター隊などの戦闘部隊、ジャガー隊、シーガル隊、ピューマ隊などの監視偵察部隊などが存在する。

また、キャラハン隊、ハーリントン隊など他の生き残った地上戦闘部隊も存在する。空軍にもグリフィス隊以外にミルバス隊、ニノックス隊、ファルコ隊、アクイラ隊、オータス隊など、複数の航空部隊が生き残っている。ファルコ隊についてはレサスによる侵攻初期にどのような行動を取っていたのかが『Xi』で明かされている。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 両作品共に『エースコンバット7』公式サイトにおいて、正式にストレンジリアルの作品であると明言されていない点には留意が必要である。

出典[編集]

  1. ^ 『ACES at WAR A HISTORY 2019』、146-147頁。
  2. ^ a b WORLD、ストーリー紹介” (日本語). エースコンバットX公式サイト. バンダイナムコゲームス. 2020年9月19日閲覧。
  3. ^ WORLD、世界設定” (日本語). エースコンバットX公式サイト. バンダイナムコゲームス. 2020年9月19日閲覧。
  4. ^ WORLD、用語解説” (日本語). エースコンバットX公式サイト. バンダイナムコゲームス. 2020年9月19日閲覧。

関連項目[編集]