カルガリー (フリゲート)

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カルガリー
真珠湾の本艦(2014年)
真珠湾の本艦(2014年)
基本情報
建造所 MIL デイビー造船英語版ローゾン造船所
運用者  カナダ海軍
艦種 フリゲート
級名 ハリファックス級フリゲート
モットー Onward
母港 エスクィマルト基地英語版
艦歴
起工 1991年6月15日
進水 1992年8月28日
就役 1995年5月12日
現況 就役中
要目
基準排水量 4,795 トン
満載排水量 5,032 トン
全長 134.2 m
16.5 m
吃水 7.1 m
機関 CODOG
主機 GE LM2500(23,750 shp) 2基
SEMT ピルスティク 20 PA6 V280(11,780 bhp) 1基
推進器 2軸
速力 30 ノット
航続距離 9,500海里
乗員 225名(航空要員含む)
搭載機 CH-124 シーキング 1機
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カルガリー(HMCS Calgary, FFH 335)は、カナダ海軍フリゲートカナダ哨戒フリゲート計画英語版により建造されたハリファックス級フリゲートの6番艦で、1995年に就役した。

概要[編集]

カナダ海軍の太平洋海上軍(MARPAC)に配備されており、エスクィマルト基地英語版を母港とする。

カナダ海軍の同名の艦艇としては、第二次世界大戦中に就役したフラワー級コルベット「カルガリー」(HMCS Calgary, K231)[1]に続いて2隻目である。

艦歴[編集]

ケベック州ローゾン英語版MIL デイビー造船英語版ローゾン造船所で1991年6月15日に起工され、1992年8月28日に進水、その後、1995年5月12日に就役した。

1995年7月10日イラク制裁を強化するための戦力の一部としてペルシャ湾に展開した。帰路の途上で、沈没したばら積み貨物船Mount Olympusを救援、乗組員30名全員をヘリコプターで救助、貨物船Rodopiへ移乗した[2]12月22日、エスクィマルト基地に帰投した。

1999年、ディーゼル発電機が1基故障した状態であったが、米豪合同軍事演習「タンデムスラスト」にカナダ軍として初めて参加した。

2000年、イラク制裁を強化する戦力の一部として、再びペルシャ湾に展開した[2]

2011年6月6日、18ヵ月間かけてHCM/FELEX(Halifax Class modernisation programme / frigate life extension)計画に基づいた中間寿命改修および近代化を行うため、シースパン・マリン・コーポレーション英語版のビクトリア造船所に引き渡された。2012年6月1日、カナダ海軍に戻り、2013年秋期まで海上試験が実施された。

2014年6月、環太平洋合同演習(RIMPAC)に参加した。2014年のリムパックには中国海軍が初めて参加した[3]。 2014年10月、同型艦の「ウィニペグ」(HMCS Winnipeg, FFH 338)、キングストン級哨戒艇「ブランドン」(Brandon, MM 710)および「イエローナイフ」(HMCS Yellowknife, MM 704)とともにサンフランシスコ・フリート・ウィークおよび米海軍とのタスクグループ演習(TGEX2014)に参加した[4]

2015年10月、同型艦の「バンクーバー」(HMCS Vancouver, FFH 331)、ヴィクトリア級潜水艦「シクティミ」(HMCS Chicoutimi, SS 879)とともに、タスクグループ演習(TGEX2015)に参加した[5]

2016年6月、バンクーバー、キングストン級哨戒艇「サスカトゥーン」(HMCS Saskatoon, MM 709)およびイエローナイフとともに環太平洋合同演習に参加するため、エスクィマルト基地を出航した[6]

2018年10月、北朝鮮密輸取締活動に従事し、台湾海峡を通過した[7]

脚注[編集]

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  1. ^ 1941年12月16日就役、1945年6月15日退役。
  2. ^ a b Macpherson, Ken; Barrie, Ron (2002). The Ships of Canada's Naval Forces 1910-2002 (3rd ed.). St. Catharines, Ontario: Vanwell Publishing Ltd.. pp. 291. ISBN 1-55125-072-1. 
  3. ^ Pugliese, David (2014年6月26日). “Full list of participating forces and military assets for RIMPAC 2014”. Ottawa Citizen. http://ottawacitizen.com/news/national/defence-watch/full-list-of-participating-forces-and-military-assets-for-rimpac-2014 2014年6月26日閲覧。 
  4. ^ Pugliese, David (2014年10月9日). “HMCS Calgary, Winnipeg, Brandon and Yellowknife set sail for U.S. exercise”. Ottawa Citizen. http://ottawacitizen.com/news/national/defence-watch/hmcs-calgary-winnipeg-brandon-and-yellowknife-set-sail-for-u-s-exercise 2014年10月12日閲覧。 
  5. ^ “Pacific Fleet warship departs for joint exercise in California”. Victoria Lookout. (2015年10月13日). http://www.lookoutnewspaper.com/pacific-fleet-warship-departs-joint-exercise-california/ 2015年10月14日閲覧。 
  6. ^ Petrescu, Sarah (2016年6月13日). “Navy ships leave for exercise off California”. Times Colonist. http://www.timescolonist.com/news/local/navy-ships-leave-for-exercise-off-california-1.2277475 2016年6月14日閲覧。 
  7. ^ 「カナダ軍、台湾海峡を通過/対中関係、緊張激化も」『朝日新聞』朝刊2019年6月21日(国際面)。