カワラノギク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カワラノギク
カワラノギク
神奈川県愛川町
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : キク亜綱 Asteridae
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
亜科 : キク亜科 Asteroideae
: シオン属 Aster
: カワラノギク Aster kantoensis Kitam.
学名
Aster kantoensis Kitam.
和名
カワラノギク(河原野菊)

カワラノギク学名Aster kantoensis Kitam.)は、関東の相模川、多摩川、鬼怒川など一部水系の河原にのみ自生するキク科二年草(可変性二年草)。

花アップ

形態[編集]

茎は叢生(束生)し高さ 50 cm内外。

葉は線形、長さ 6〜7 cmで上部のものほど小さくなる。

花期は10〜11月、頭花は 3〜4 cm で散房状または円錐状。舌状花は白〜薄紫色で、筒状花は黄色。総苞は 7〜10 mm、総苞片は2列。冠毛は 6 mm。

生育環境[編集]

河川中流域の増水時に時々冠水するような氾濫原の砂礫地。近年の水利開発によってこのような環境が失われつつあるため、カワラノギクも絶滅の危機にある[1]

分布[編集]

関東、静岡東部、長野。

相模川、多摩川、鬼怒川など一部水系の河原の砂礫地。

保全状況評価[編集]

  • 絶滅危惧II類(VU) -環境省
  • 絶滅(EX)-東京都
  • 絶滅危惧IIB類 -栃木県
  • 絶滅危惧IA類(CR) -神奈川県、長野県
  • 絶滅危惧IB類(EN) -静岡県

脚注[編集]

  1. ^ 希少植物「カワラノギク」の保護・育成--PRO NATURA FUND