カンザスシティ・カウボーイズ (1888-1889年)

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1888年

ここでは、1888年から1889年にかけて、ミズーリ州カンザスシティを本拠地として、アメリカン・アソシエーションに加盟していたカンザスシティ・カウボーイズKansas City Cowboys)について記述する。

球団史[編集]

球団は1886年にナショナルリーグに1年だけ参加したカウボーイズが解散した翌年の1887年、当時のウエスタンリーグの球団拡張に合わせて結成された。翌1888年にアメリカン・アソシエーションに加盟する際、当時のブルックリン(現ドジャース)やボルチモアから多くの選手を補強したが、チームはなかなか勝てなかった。投手力に難があり、ブルックリンから獲得した投手のヘンリー・ポーターは1888年に敗戦(37)、自責点(219)、被安打(527)、被本塁打(16)の部門でリーグワースト、もう一人の投手トム・サリバンは暴投(28)と与死球(24)がリーグワーストを記録し、チームはこの年のリーグ最下位となった。

そんな中、チームは7月31日にマイナーのウースター球団からビリー・ハミルトンという足の速い選手を獲得する。ハミルトンは翌年の1889年にリーグ最多の111盗塁を記録し、以後3年連続の100盗塁を含むシーズン最多盗塁計5度獲得という名選手に成長する。カウボーイズは2年目の1889年シーズン前半を勝率5割近くまで盛り返したが、同年6月8日から10連敗を喫して後退、リーグ7位の結果に終わり、チームは同年を最後に解散した。

戦績[編集]

年度 リーグ 試合 勝利 敗戦 勝率 順位 監督 本拠地
1888年 AA 132 43 89 .326 8位 デーブ・ロウ
サム・バークリー
ビル・ワトキンス
Association Park I
1889年 139 55 82 .401 7位 ビル・ワトキンス Exposition Park

所属した主な選手[編集]

  • ジム・バーンズ:通算打率.305。1889年の5本塁打は球団記録。
  • ビリー・ハミルトン:カンザスシティでデビュー、通算912盗塁。後にアメリカ野球殿堂入り。
  • ジム・コンウェイ:投手。通算22勝29敗。うち19勝をカンザスシティで挙げた。

主な球団記録[編集]

打撃記録
  • 通算安打数:196(ジム・バーンズ)
  • 通算本塁打:5(ジム・バーンズ)
  • 通算打点数:101(ジム・バーンズ)
  • 通算得点数:165(ビリー・ハミルトン)
  • 通算盗塁数:130(ビリー・ハミルトン)
投手記録
  • 通算勝利数:19(ジム・コンウェイ、パーキー・スワーツェル)
  • 通算奪三振:154(ヘンリー・ポーター)

出典・外部リンク[編集]