ガストーラス

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イオ(緑)とエウロパ(青)によって形成された木星のガストーラス

ガストーラス (Gas torus) は、惑星トーラス状に取り囲むガスプラズマの雲である。

概要[編集]

太陽系では、衛星の大気と惑星の磁場の相互作用によって形成される。最も有名なのは、イオのプラズマトーラスであり、火山性のイオの希薄な大気から毎秒約1トンの酸素硫黄がイオン化して形成される。その他の例には、エンケラドゥスの酸素と水素の巨大な中性トーラスや、まだ観測はされていないがタイタン窒素のトーラスがある。

ラリー・ニーヴンの小説『インテグラル・ツリー』や続編の『スモークリング』は、中性子星の周りを公転する木星型惑星の周りの密度の濃いトーラス内で人間を含む生物が生存する世界が描かれている。