ガンダニュウム合金

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

ガンダニュウム合金(ガンダニュウムごうきん)は、テレビアニメ新機動戦記ガンダムW』にて登場する架空の合金。主に劇中に登場するガンダムタイプMS(モビルスーツ)の装甲材などに利用され、A.C.(アフターコロニー)における「ガンダム」の名称の由来ともなった[1]

資料によっては「ガンダニウム合金」とも表記されているほか、英語吹き替え版では「ガンデーニアム・アロイ」と発音されている。

由来[編集]

名前の由来は「Genetic on Universal Neutraly Different Alloy」(電気的に中性な異種構造の宇宙製合金)で、開発当初はGND合金とも呼ばれ、その後接尾語のNUMをつけた[2]

特徴[編集]

「電気的に中性」という特徴は、この合金が周囲の環境によって物理的にさまざまな振る舞い(電磁波の吸収、高温強度やクリープ強度の変化、荷電粒子による界面変化の減衰など)をすることに起因する。そのため、破壊係数は存在するものの、ビームなどの熱エネルギー兵器や、物理的な衝撃に対する耐性は連合系MSに採用されたチタニュウム合金とは比較にならないほど高い[2][3]。また、電磁波を吸収するため、金属反応を消失させる事も可能[2]。さらには、この合金を採用する事でジェネレーターの稼働効率は劇的に向上する[2]

武装に関しても、このガンダニュウム合金を用いたビーム兵器は、そのビーム発生に必要とされる各装置の性能や耐久性が向上するため、一般のビーム兵器に比べて桁違いの出力を発揮する[2]。さらにはビームに電離領域が形成され水分子の干渉を防ぐため、水中でもほとんどエネルギーが減衰することはない[2]

欠点として、精製には宇宙の無重力環境を必要とする上、精製コスト自体も非常に高いため、一般的なMSの装甲材としては使われなかった経緯がある[2]。部材としての生産性も低く、大量生産によるコストダウンを見込めない[2]

出典[編集]

  1. ^ 『1/144 HGAC ウイングガンダムゼロ』バンダイ、2014年3月、組立説明書。
  2. ^ a b c d e f g h 『電撃データコレクション 新機動戦記ガンダムW 増補改訂版』アスキー・メディアワークス、2012年2月、68-71頁、ISBN 978-4-04-886314-8。
  3. ^ この合金で作られたウイングガンダムは、リーブラの主砲の直撃を受けても一応原形を留めていたり、この機体とガンダムサンドロックは劇中で自爆しているが、リーオーを完全に破壊する威力の爆発でもガンダムはパーツが残るほどで、後に修復可能だった

関連項目[編集]