キシラジン

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キシラジン
キシラジンの構造式
臨床データ
胎児危険度分類  ?
法的規制 Veterinary Use
識別
ATCvetコード QN05CM92
KEGG D08683
化学的データ
化学式 C12H16N2S 

キシラジン(英:xylazine)とはα2受容体作動薬の1つ。中枢神経系のα2受容体を活性化することにより、鎮静、鎮痛、筋弛緩を引き起こすため、麻酔前投与薬として使用される。経口投与では分解されるため、筋注や静注薬として使用される。ウシ、ウマでは鎮静薬鎮痛薬としても用いられる。イヌやネコではケタミンと併用されることが多い。副作用としてほとんどの動物において徐脈、一過性の血圧上昇に続く持続的な血圧低下、ウシでは第一胃運動抑制が認められる。キシラジンの薬理作用は4-アミノピリジン、ヨヒンビンアチパメゾールにより拮抗されるが、ウシではヨヒンビンでは拮抗されない。

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 伊藤勝昭ほか編集 『新獣医薬理学』 近代出版 2004年 ISBN 4874021018