キス☆クラ

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キス☆クラ
ジャンル 少年漫画
フィギュアスケート漫画
漫画
作者 瀬上あきら
出版社 講談社
掲載誌 週刊少年マガジン
レーベル 講談社コミックス
発表号 2007年24号 - 40号
巻数 全2巻
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

キス☆クラ』は、瀬上あきらによる日本少年漫画。『週刊少年マガジン』(講談社)において、2007年24号から40号まで連載された。フィギュアスケートを題材にしており、タイトルの『キス☆クラ』はキスアンドクライ[1]の略である。

あらすじ[編集]

月ヶ瀬アイススケートクラブに所属するフィギュアスケーター・高原志葵は、大和撫子との恋を夢見つつ、経営難のクラブを立て直そうと奮闘する日々を送っていた。

ある日、月ヶ瀬アイススケートクラブに、凜・レティシア・七瀬・ランスロットと名乗る少女が現れる。彼女は志葵の父親からスカウトを受けてクリイド公国から来日したと語るが、フィギュアスケートについては全くの素人だった。志葵は凛から従僕としてこき使われつつも、大会出場を目指して準備を進めていく。

登場人物[編集]

高原志葵(たかはら しき)
本作の主人公。月ヶ瀬アイススケートクラブに所属する男子フィギュアスケーター。大和撫子[2]との恋を夢見ている。
父・京介はかつてオリンピック候補選手になったフィギュアスケーターで、5歳の頃に父を真似してフィギュアスケートを始める。腕前はなかなかだが、極度のあがり症のため、本番では緊張から実力を発揮できずにいる。
凜・レティシア・七瀬・ランスロット(りん・レティシア・ななせ・ランスロット)
本作のヒロイン。クリイド公国の第一王女で、高原京介のスカウトに応じて来日し、月ヶ瀬アイススケートクラブを訪れる。容姿は志葵の理想そのものだが、性格は高飛車で負けず嫌いであり、志葵のことを従僕としてこき使っている。
スケーティングはできるが、フィギュアスケートの経験はない。しかしスケーティングには華があり、また一度見ただけでトリプルアクセルを飛ぶなど素質も高い。
宝生冴子(ほうしょう さえこ)
月ヶ瀬アイススケートクラブの専属コーチ。マイペースで一見ダラッとしているが、仕事はしっかりこなす。凜曰くシルヴィアと雰囲気が似ているらしく、高飛車な凛も彼女の指示には素直に従う。
シルヴィア
クリイド公国における凜のメイド長。強気かつマイペースに凜を導いており、冴子と雰囲気が似ている。剣技体術が得意。
主人である凜のことを第一に考えており、凜に近づく男性には容赦がない。
浅見京子(あさみ きょうこ)
志葵とは顔馴染みの女子フィギュアスケーター。ジュニアではトップクラスの実力者だが、それ故にプライドが高い。
志葵にはキツい態度を取っているが、内心では彼に気がある。凜とは犬猿の仲。

備考[編集]

作者がフィギュアスケートのルールをよく知らないまま書いていると思われる描写が出てくる。

  • ショートプログラムなのにコンビネーションジャンプを2回跳んでいる。競技においてこれはルール違反であり、2回目のコンビネーションは無効となり(たとえどんなに難易度の高い技を決めても)0点になる。しかし、減点されている描写はない。ただし、この点に関しては、週刊少年マガジン掲載時はコンビネーションジャンプだった描写が、後に発売された単行本ではダブルアクセルに変更されていた。
  • 国内大会なのにパーソナルベストのアナウンスが出ている。パーソナルベストのアナウンスが出るのはオリンピック世界選手権グランプリシリーズ等の国際スケート連盟が認定する国際大会に限られており、国内大会では(前述の国際大会よりも高めに点が出ることなども考慮して)アナウンスは行われないのが事実である。
  • プログラムコンポーネンツスコア(PCS)のことを劇中で「芸術点」と表現しているが、これはあまり的確ではない。確かにPCSには「演技力」「振り付け」「音楽との調和」といった、旧採点法でいうところの芸術点に該当する評価は存在する。しかし他にも「スケーティング技術」と「技と技の繋ぎ」が存在し、これら5項目の総合によって点数が出されるゆえに、必ずしも音楽の表現力がPCSの莫大な加点に繋がるとは限らないためである。

書誌情報[編集]

脚注[編集]

  1. ^ フィギュアスケートで、演技を終えた選手が得点発表を待つ場所。
  2. ^ 具体的には「外見は黒髪ロングで清楚、性格は優しくて思いやりがあり、更にスケートが好きなら完璧」。
  3. ^ マガメガ|週刊少年マガジン|キス☆クラ(1)|作品紹介|講談社コミックプラス”. 講談社. 2012年3月13日閲覧。
  4. ^ マガメガ|週刊少年マガジン|キス☆クラ(2)|作品紹介|講談社コミックプラス”. 講談社. 2012年3月13日閲覧。