キス・オン・ザ・ボトム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キス・オン・ザ・ボトム
ポール・マッカートニーカバーアルバム
リリース
録音 ニューヨーク アバター・スタジオ(#1, #2, #7, #8, #9, #11, #12)
ロサンゼルス キャピトル・スタジオ(#3, #4, #5, #6, #10, #13, #14)
オーケストラ:ロンドン アビー・ロード・スタジオ
ジャンル ジャズ、トラディショナル・ポップ
時間
レーベル ヒア・ミュージック
プロデュース トミー・リピューマ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 3位(イギリス[1]、デンマーク[2]
  • 4位(オーストリア[3]、フランス[4]
  • 5位(アメリカ[5]、オランダ[6]
  • 6位(ベルギー・ワロン地域[7]
  • 7位(ノルウェー[8]
  • 8位(スウェーデン[9]、ベルギー・フランデレン地域[10]
  • 9位(ドイツ[11]
  • 12位(スイス[12]
  • 13位(日本[13]
  • 15位(イタリア[14]、オーストラリア[15]
  • 18位(スペイン[16]、フィンランド[17]
  • ポール・マッカートニー 年表
    オーシャンズ・キングダム
    (2011年)
    キス・オン・ザ・ボトム
    (2012年)
    New
    (2013年)
    テンプレートを表示

    キス・オン・ザ・ボトム』(原題:Kisses on the Bottom)は、ポール・マッカートニー2012年に発表したアルバム。オリジナルの新曲2曲と、ジャズスタンダードカバー12曲を収録している。

    背景[編集]

    プロデューサーのトミー・リピューマの推薦でダイアナ・クラールが起用され、大部分の曲ではクラールのツアー・バンドのメンバーであるロバート・ハーストとカリエム・リギンス、それにジョン・ピザレリもレコーディングに参加した[18]。一部の曲に参加したジョン・クレイトン、ジェフ・ハミルトン、アンソニー・ウィルソンも、クラールのレコーディングに参加したことのあるプレイヤーである[18]。更に、マイク・マイニエリクリスチャン・マクブライドヴィニー・カリウタ等のジャズ/フュージョン系プレイヤーに加えて、エリック・クラプトンスティーヴィー・ワンダーがゲスト参加した。

    選曲はマッカートニー、リピューマ、クラールが候補を出し、「もう望めない」等、マッカートニーがそれまで知らなかった曲も含まれていた[19]。本作のためのレコーディング・セッションでは24曲がレコーディングされ[18]、本作にはそのうち14曲が収録された。デラックス・エディション盤には、ウイングスのアルバム『バック・トゥ・ジ・エッグ』(1979年)収録曲「ベイビーズ・リクエスト」のセルフ・カヴァーと、フランク・シナトラの歌唱で知られる「マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ」の2曲がボーナス・トラックとして追加されている[18]

    マッカートニーのオリジナル曲「マイ・ヴァレンタイン」は、ナンシー・シェベル(2011年にマッカートニーの妻となる)とモロッコで休暇を過ごしていた時にナンシーとの会話が元になって作られた曲で[19]、まだ本作のタイトルが公表されていなかった2011年12月に先行シングルとしてリリースされた[20]

    反響・評価[編集]

    全英アルバムチャートでは3位に達し、『フレイミング・パイ』(1997年)以来15年振りにトップ3入りした[1]。オーストリアのアルバム・チャートでは4位に達し、『オフ・ザ・グラウンド』(1993年)以来19年振りにトップ5入りしている[3]

    アメリカではBillboard 200で5位に達し、『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートでは1位を獲得[5]第55回グラミー賞では最優秀トラディショナル・ポップ・ボーカル・アルバム賞を受賞した[21]

    収録曲[編集]

    1. 手紙でも書こう - "I'm Gonna Sit Right Down and Write Myself a Letter" (Joseph Young, Fred Ahlert) - 2:36
    2. ホーム - "Home (When Shadows Fall)" (Geoffrey Clarkson, Harry Clarkson, Peter Van Steeden) - 4:04
    3. イッツ・オンリー・ア・ペイパー・ムーン - "It's Only a Paper Moon" (Harold Arlen, E.Y. "Yip" Harburg, Billy Rose)
    4. もう望めない - "More I Cannot Wish You" (Frank Loesser) - 3:03
    5. グローリー・オブ・ラヴ - "The Glory of Love" (Billy Hill) - 3:45
    6. ウィ・スリー - "We Three (My Echo, My Shadow and Me)" (Dick Robertson, Nelson Cogane, Sammy Mysels) - 3:21
    7. アクセンチュエイト・ザ・ポジティヴ - "Ac-Cent-Tchu-Ate the Positive" (H. Arlen, Johnny Mercer) - 2:31
    8. マイ・ヴァレンタイン - "My Valentine" (Paul McCartney) - 3:14
    9. オールウェイズ - "Always" (Irving Berlin) - 3:49
    10. マイ・ヴェリー・グッド・フレンド・ザ・ミルクマン - "My Very Good Friend the Milkman" (Johnny Burke, Harold Spina) - 3:03
    11. バイ・バイ・ブラックバード - "Bye Bye Blackbird" (Ray Henderson, Mort Dixon) - 4:25
    12. ゲット・ユアセルフ・アナザー・フール - "Get Yourself Another Fool" (Frank A. Haywood, Ernest Monroe Tukcer) - 4:42
    13. インチ・ワーム - "The Inch Worm" (Frank Loesser) - 3:42
    14. オンリー・アワ・ハーツ - "Only Our Hearts" (P. McCartney) - 4:21

    デラックス・エディション盤ボーナス・トラック[編集]

    1. "Baby's Request" (P. McCartney) - 3:30
    2. "My One and Only Love" (Robert Mellin, Guy B. Wood) - 3:50

    参加ミュージシャン[編集]

    脚注[編集]

    [ヘルプ]