キャトル (ガンダムシリーズ)

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機動戦士ガンダムΖΖ > 宇宙世紀の登場機動兵器一覧 > キャトル (ガンダムシリーズ)

キャトル(CATOL)は、アニメ機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する架空の作業用ロボット。モビルスーツの祖先ともいえる機体である。

概要[編集]

初期のスペースコロニー建設に使用されていた大型屋内作業用機械で、サイド1建設のために設立されたスウィートウォーター型コロニー、通称「ムーン・ムーン」に放置されていた。放置状況から、約50年前のコロニー建設工事終了時に放棄されたものと推測されている。動力は不明であるが、太陽電池による電力により起動する。機体色は茶色だが、登場時はツタに絡まれて緑一色だった。

頭頂高は30.0m[1]。筒状の胴体に大型のモノアイを持ち、突き出た肩の上下に2本ずつ計4本のアームを持つ。脚部はなく、機体の移動はホバーで行われる。作業用であるが、そのパワーは戦闘用MSにも引けをとらないものとなっており、ガザCを格闘で撃破する。それに加えてアームの1つに多連装式火器を有し、これもガザCの腕を吹き飛ばす威力を見せる。

明快でコミカルな作風を志向した『ΖΖ』の初期コンセプトを踏襲し、小林誠がデザインを担当し、明貴美加がフィニッシュワークを担当した。同じく『ΖΖ』の登場MSであるゲゼ宇宙人のようなイメージなのに対し、本機は怪獣のような存在感を特徴としている。

劇中での活躍[編集]

第13話に登場。放棄されたはずの旧式コロニー「ムーン・ムーン」にて「役に立たない機械文明の象徴」として、テクノロジーを放棄した現地人「光族」の御神体として祭られていた。指導者サラサ・ムーンの行動を妨害し、光族の教えが誤っていることを証明しようとした双子の妹ラサラ・ムーンに協力したモンド・アガケが修理して起動させ、サラサに協力していたネオ・ジオンのガザCを作業用機であるにもかかわらずパワーで圧倒し、撃破する。

曽野由大の漫画『アッガイ博士』では、一年戦争の時点でも現役の工作機械であるらしく、ジオニック系列のスウィネン社内でキャトルの改修が行われていた。

漫画『機動戦士ムーンガンダム』では、シュランゲ隊によって大穴があいたムーン・ムーンを補修するべくカレル・カーシムが搭乗し穴を防ぐが、上半身を完全に破壊されカレルも戦死する。

参考書籍[編集]

  • 『Newtype100%COLLECTION 機動戦士ガンダムΖΖ』

脚注[編集]

  1. ^ 講談社「総解説ガンダム辞典ver1.5」350頁。

関連項目[編集]