キャラとおたまじゃくし島

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キャラとおたまじゃくし島
ジャンル ファンタジーアドベンチャー手話[1][2]
アニメ
原作 寺田憲史門秀彦[2]
監督 田上キミノリ
脚本 寺田憲史
キャラクターデザイン 門秀彦
音楽 HY川口大輔[2]
アニメーション制作 33コレクティブ[2]
製作 NHKエデュケーショナル電通
33コレクティブ、カルチュア・エンタテインメント[2]
放送局 NHK Eテレ
放送期間 2018年4月2日 -
話数 全40話[2]
キャラ
カタカタ
ヒュン
ナレーター
芹澤優
高木渉
羽多野渉
倉田雅世
テンプレート - ノート

キャラとおたまじゃくし島(きゃらとおたまじゃくしじま)は、NHK Eテレ2018年4月2日より放送されている日本のオリジナルアニメ[1]

放送時間[編集]

  • 本放送:2018年4月2日 - 、毎週月曜日午前10:15 - 10:20[3]
  • 再放送:2018年4月5日 - 、毎週木曜日午前5:55 - 6:00[3]

ストーリー[編集]

自然が奏でた心地よい音楽を酸素の様に生き物達が呼吸し命を育み、自然の音楽エネルギーで誕生した島の生物が楽器を体の一部に宿し、その楽器をその特殊な生き物が自ら奏でる生まれる圧倒的な音楽エネルギーが島に降り注ぐ様子を人々は「音楽の神が棲む島」と言われた。

そんな平和な島に魔女が突如現れ、島の調和がゆがめられ不安が島を覆い包む。

音楽エネルギーを取り戻すため、少女キャラの冒険が始まる[2]

概要[編集]

製作の経緯[編集]

NHKエデュケーショナルのプロデューサー、紀平延久を中心にして企画が詰められ、2017年10月頃、紀平により寺田憲史へと番組の依頼が持ち掛けられた。紀平は寺田に門秀彦の作品群を見せ、「寺田さんがこの絵描きさんとコラボしたら、どんな化学反応が起こるか見てみたい」と語った[4]。寺田は門が手掛けた作品のひとつ、「体の一部が楽器の奇妙な動物」の段ボールアートにヒントを得て、体の一部が楽器の動物「ガッキアニマル」、ガッキアニマルたちが暮らす「音楽で満ち溢れた島」などの世界観を作り上げていったという。その後企画に門や制作プロデューサーも加わり、紀平を中心に番組の企画作りが進められていった。[4]

寺田は番組が視聴者へ伝えるメッセージを明確にするにあたり、紀平との「単なる子供番組の作り方はしたくない」「2020年の東京オリンピックパラリンピックまで続く番組にしたい」という意見などから、「人々の共生」「心のバリアフリー」といったテーマを底流に掲げた[5]。寺田は「共生」といった言葉には猜疑心のようなものを抱いていたとも語っているが、本作でこういったテーマを描くに思い至った理由として、「番組を企画した紀平氏のご子息が自閉症であったこと」「門氏のご両親がお二人とも聾唖者であったこと」などの状況を挙げている。寺田はプロデューサーの「リアルな体験談をエンターテインメントで包み込んで欲しい」という依頼とともに、紀平や門の話などを脚本とキャラクター作りに生かしていったという。[4][6]

番組の特徴[編集]

音楽や楽器など「音」をテーマにした要素のほか、作中には聴覚障害発達障害など、障害を持つキャラクターが多く登場する。番組内では障害のあるキャラクターについて視聴者への直接的な説明はない。寺田は「こういう子も共生している」というような見せ方はしたくないとしており、耳が聴こえないことや、人とのコミュニケーションがうまく取れないことなどもそれぞれの個性とし、「何気なく、いつの間にかそのキャラクターがいた」と思わせられることが番組の本質的な部分であるとも述べている[7]。また番組内ではキャラクターのハンデについて「障害」や「障害者」といった言葉が使われることもないが、これは番組を福祉という切り口ではなく、まずはファンタジーアニメとして楽しめるものにしたいという認識をスタッフ間で共通して描いているためだという。[5][7]

用語[編集]

おたまじゃくし島
ガッキアニマルが住んでいる、作品の舞台地。
ガッキアニマル
体の一部が楽器になっている島特有の生物。島の自然が奏でる音楽のエネルギーで生まれる。
トッポとボビーのハンドトーク レッスン
物語中でトッポとボビーが使用した手話を公式ホームページの特集項で解説している。

スタッフ[編集]

各話リスト[編集]

出典:[8]

話数サブタイトル初回放送日トッポとボビーのハンドトークレッスン
第1話おたまじゃくし島を救え、みたいな? 2018年
4月2日
アイ・ラブ・ユー ほか
第2話とりあえず、カタカタでダンスを 4月9日クールだぜ (かっこいい!) ほか
第3話ワケありキャラに ご用心? 4月16日いっしょに行こう ほか
第4話指示が飛ぶ飛ぶ とまらない 5月14日ごくろうさん ほか
第5話3秒で すって 4秒かけて はいて 5月21日
第6話音叉がキャラわれて、さぁタイヘン! 5月28日ともだち ほか
第7話リンゾーさんは蝶々がスキなの! 6月4日おっす (こんにちは) ほか
第8話音をむしゃむしゃ最強モンスター現る! 6月11日わかんない (しらない) ほか
第9話プリティな名前を言わないでぇ! 6月18日少し揺れてる ほか
第10話音叉がいい感じ・・でもって太鼓がコワイ感じ 6月25日そうそう ほか
第11話ユキゴッホさんのお家で夜がふけて 7月2日いい感じ! ほか
第12話リンゾーさんの描いた絵は? 7月9日こっちだよ ほか
第13話その名もシュークリーム・バット! 7月16日悲しいね ほか
第14話太鼓たたいてドラムスコだぜベイベー 7月23日体に響くね ほか
第15話音楽で対話するとジーンとしちゃうのね 7月30日なんて言ったの (なに?) ほか
第16話アニマ・リンゾーのヒミツ? 8月6日
第17話風が止むことのない谷ウル 8月13日ごめんね ほか
第18話天使だわ女神だわでシッシンだわさ 8月20日
第19話魔女のモンスターはお友達? 8月27日どうしたのかな (なに?) ほか
第20話胸キュン♥モードでレベルアップ? 9月3日おはよう
第21話キミの瞳に恋しているキャラ? 9月10日
第22話モンスターはいつも腹ペコ! 9月17日
第23話嫌いな音が聴こえたなら・・ 9月24日
第24話ヒュンの音楽が見えるから・・・ 10月1日
第25話ヒュンの音楽が食べられちゃう! 10月8日
第26話必殺!オゾロシや~なんでもミュート、だぁべさ~! 10月15日
第27話風の中にしまった音たち 10月22日
第28話特別編・これまでのお話はこれだキャラ 10月29日
第29話音叉にキスが好きだべさぁ~! 11月5日
第30話ヒュンったら手を引く音叉はどこに? 11月12日
第31話ひらけゴマ~!だんだべさぁ 11月19日
第32話さよならタブレット! 11月26日
第33話トッポ&ボビー月夜の晩に目覚めたワケは? 12月3日
第34話音楽堂のガッキアニマル 12月10日
第35話音楽は島のビタミンだきゃら? 12月17日
第36話ピアニッシモの涙 12月24日
第37話五月二十九日午後三時十三分四十秒・・ 2019年
1月7日
第38話ミュート、変身へんしんだんだべさぁ!の巻 1月14日
第39話クンクン・・音叉おんさが匂におうだべさぁ~の巻 1月21日
第40話なによりも大切たいせつなもの・・の巻 1月28日

脚注[編集]

注釈[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b 寺田憲史原作、脚本のテレビアニメが4月スタート 芹澤優、高木渉が出演”. まんたんウェブ (2018年3月6日). 2018年10月8日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 音楽の島に平和を取り戻せ、寺田憲史×門秀彦のタッグで送る冒険劇がEテレで”. コミックナタリー (2018年3月6日). 2018年10月8日閲覧。
  3. ^ a b 平成30年度 NHK 総合テレビジョン 放送番組時刻表 (PDF)
  4. ^ a b c 「寺田憲史『創作願い クリエイティブの鉱脈を探す旅』“企画から放送までのウラっかわ” その1」、『月刊ドラマ』6月号、映人社、2018年、 ISBN 4910035470685。
  5. ^ a b 「寺田憲史『創作願い クリエイティブの鉱脈を探す旅』“企画から放送までのウラっかわ” その2」、『月刊ドラマ』7月号、映人社、2018年、 ISBN 4910035470784。
  6. ^ 寺田憲史 × 門 秀彦が語る、ファンタジーだけどリアルなアニメ アニメ「キャラとおたまじゃくし島」”. NHK_PR NHKオンライン (2018年6月1日). 2018年12月13日閲覧。
  7. ^ a b 「キャラとおたまじゃくし島」寺田憲史×門秀彦インタビュー。ポップなファンタジーアニメが伝える大切なメッセージ”. インターネットTVガイド (2018年6月17日). 2018年12月13日閲覧。
  8. ^ これまでの放送”. NHK「キャラとおたまじゃくし島」. 2018年10月8日閲覧。
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