キングダム ハーツ キー

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キングダム ハーツ キー』(KINGDOM HEARTS χ)は、スクウェア・エニックスが制作・運営を行ったブラウザゲーム

この項目では、スマートフォン用アプリゲーム『キングダム ハーツ アンチェインド キー』(KINGDOM HEARTS Unchained χ)、およびそのアップデート版『キングダム ハーツ ユニオン クロス』(KINGDOM HEARTS Union χ)についても取り扱う。また、項目内では略号としてブラウザゲーム版に『χ』、アプリゲーム版に『』を用いる。

概要[編集]

キングダム ハーツ シリーズの一作で、東京ゲームショウ2012において『キングダム ハーツ HD 1.5 リミックス』と同時に発表された(発表時の仮題は『キングダム ハーツ for PCブラウザ』)。2013年2月20日に正式タイトルが『キングダム ハーツ キー』に決定したと公開された[1]。2013年3月22日3月25日にクローズドβテスト、同年7月8日7月18日にオープンβテストが行われた。

当初はYahoo!ゲームのみの展開だったが、2013年12月5日よりハンゲーム、2015年3月5日よりゲソてん、同年7月17日よりmixiでのサービスが開始された。いずれもゲーム内容に差異はない。

舞台はKHシリーズで伝説として語られる「キーブレード戦争」が勃発した時代で、時間軸はかなり離れているものの『キングダム ハーツIII』と関係のあるシナリオとなっている。主人公であるプレイヤーはキーブレード使いの一員となってディズニーの世界を冒険しながら、ストーリーを進めたり、デッキを強化していくことを目的とする。

キングダム ハーツ アンチェインド キー』は、iOS/Androidのスマートフォン用アプリゲームとして、2015年9月3日より配信された。

2016年4月7日に、ブラウザゲーム版『キングダム ハーツ キー』のサービスを同年9月上旬にて終了することが告知され[2]、同年9月1日の14時をもってサービス終了となった。サービス終了の間際では『Uχ』への移行を促すキャンペーンとして、アカウントを紐づけすることで『χ』のアバター全ての『Uχ』への引き継ぎ、『χ』のカードを売却することで『Uχ』で使える有用な「スペシャルコイン」の入手等が行われた。

2017年3月23日、『キングダム ハーツ アンチェインド キー』は大型アップデートにより、タイトルを『キングダム ハーツ ユニオン クロス』(KINGDOM HEARTS Union χ)へと改題した。

なお、PS4用ゲーム『キングダム ハーツ HD 2.8 ファイナル チャプター プロローグ』には、映像作品として『キングダム ハーツ キー バックカバー』が収録された。これは『χ』および『Uχ』の裏側にあたる作品で、本作のシナリオを予知者の視点から描いている。詳細については当該項目を参照。

ストーリー[編集]

遥かおとぎ話の時代。世界はまだ隔たりがなく一つであり、大いなる光キングダムハーツとそれを守る鍵χブレードによって世界は光に満ちていた。しかし世界に少しずつ闇がはびこり始め、事態を憂えた5人の予知者はそれぞれユニオンを結成、キーブレード使いを集結させて世界を闇から護り光を集め始める。

ユニオンのキーブレード使いの一員となったプレイヤーは、お供であるチリシィと様々なワールドを巡りながら光を集めていく。そのなかで、他のキーブレード使いや、ユニオンを率いる予知者たちと交わっていく。

キングダム ハーツ キー[編集]

キングダム ハーツ キー
KINGDOM HEARTS χ[chi]
ジャンル RPG
開発元 スクウェア・エニックス
運営元 スクウェア・エニックス
シリーズ キングダム ハーツ シリーズ
人数 1人
運営開始日 2013年7月18日
2016年9月1日(終了日)
利用料金 基本無料(アイテム課金
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キングダム ハーツ キー』(KINGDOM HEARTS χ[chi])は、Yahoo!ゲームハンゲーム、ゲソてん、mixi内で展開されていたブラウザゲーム2013年7月18日に正式サービスを開始した。シリーズでは初となる、基本プレイ無料のアイテム課金ソーシャルゲームであった。2016年9月1日をもってサービスを終了した。

ゲームシステム[編集]

ゲームの目的
プレイヤーは最初に「ウニコルニス」「ウルスス」「ウルペウス」「アングイス」「レオパルドス」の5つのユニオンのうち、自分の所属するユニオンを決めた後、キーブレードを持つ戦士となり、ディズニーのワールドを冒険しながら闇の魔物ハートレスを倒し、LUXを集めていったり、自らのデッキを強化していくのがゲームの目的となる。プレイヤーの獲得LUXは一週間ごとに集計され、定められたポイントの超過や集計されたランキングの順位によってアイテムを獲得できる。
パーティとチーム
プレイヤーは一週間毎に同じユニオンのプレイヤー30人で構成されるチームに配属され、他ユニオンのチームと一日の総LUX獲得値の勝負を行い、勝つと良い報酬を入手できる。後述するレイドボスとの戦いもこのチーム単位で挑むこととなる。チームは毎週月曜に解散し新たなチームが結成されるが、パーティに加入するとそのパーティのプレイヤーとは同じチームに編入される。パーティが30人に満たない場合は、パーティに所属していないプレイヤーや少人数のパーティが加えられ30人のチームとなる。
カードデッキとバトル
カードは大きな分類としてまずアタックカードアシストカードに分かれ、それぞれレアリティの低い順にN、N+、R、R+、SR、SR+の6種類がある。カードにはKHシリーズオリジナルキャラ、ディズニー作品のキャラ、FFシリーズのキャラの絵柄が描かれており、基本的にKHシリーズで戦闘を行うキャラはアタックカードに、戦闘を行わないキャラはアシストカードの絵柄になっている(ただし例外も多い)。また、アタックカードは光側の勢力のキャラは金色のアップライトカード、闇側の勢力のキャラは紫色のリバースカードとなり、性能の差はないが後述するレイドボスへのボーナスダメージに関わってくる。
プレイヤーは9枚のアタックカードと5枚のアシストカード、キーブレードからなるデッキを組み、これによりハートレスとの戦闘を行う。アタックカードには攻撃力と防御力、アシストカードにはHP上昇値とLUX獲得値が設定されており、これらとプレイヤーのレベルにより上昇するHPを合算してプレイヤーのステータスが決定する。
バトルはデッキのアタックカード9枚からランダムに出された3枚のカードによるプレイヤーの攻撃、ハートレスの反撃を1ターンとし、これを繰り返し行うことで進み、先に敵のHPをゼロにすれば勝利となる。プレイヤーが敗北してもコンティニューすることにより敵のHPが減ったままバトルを再開することができるが、コンティニューには再度APの消費が必要となる。またコンティニューせずにバトルをやめてもゲームオーバーにはならないが、経験値やLUXは獲得できず、消費したAPも戻らない。なおプレイヤーのHPはバトル毎に全回復する。
アタックカードにはパワー・マジック・スピードの3つのタイプがある。それぞれのキーブレードには「○枚目に出た○○タイプのカードの攻撃力に○倍の補正がかかる」という設定がされているため、キーブレードに合ったデッキ作りが重要となる。キーブレードは素材アイテムを使用することで強化していくことができる。
アタックカード、アシストカード共にバトルを有利に進めるスキルを付与することができ、レアリティが高いカードほどスキル欄が多くなる。アタックカードには攻撃力・防御力や攻撃回数を増やすスキル、アシストカードにはHPを増やしたりHPがゼロになる攻撃を耐えるスキル等がある。
フィールドでの行動
各ワールドのフィールドでは行きたい方向にマウスをクリックすることでプレイヤーが移動し、ハートレスとの戦闘、素材アイテムや宝箱の取得なども、マップ上のそれらをクリックすることで実行する。なお、戦闘とアイテムの取得はAPを消費することで実行することができ、APがない場合は行動に移すことができなくなる。APは時間経過もしくは回復アイテムによって回復する。
レイドボス
通常のワールドとは別に、レイドボスと呼ばれる巨大ハートレスが一定間隔で出現する。レイドボスの討伐はチーム単位となっており、自らのチームと他ユニオンのチームとでレイドボスと戦うことになる。レイドボスは大量のLUXを獲得でき、また倒しても一定時間で新たなレイドボスが出現するが、レイドボスに攻撃するにはBPの消費が必要となる(初回攻撃のみBPを消費せず攻撃が可能)。BPもAPと同様、時間経過もしくは回復アイテムで回復する。
先述のAPとBPはミッション報酬やレイドボス討伐報酬、課金により入手できるアイテムで回復できるほか、ハートレスを倒すことで経験値を溜めてレベルアップすることによっても全回復することができる。

キングダム ハーツ アンチェインド キー[編集]

キングダム ハーツ アンチェインド キー
KINGDOM HEARTS Unchained χ
ジャンル RPG
開発元 スクウェア・エニックス
運営元 スクウェア・エニックス
シリーズ キングダム ハーツ シリーズ
人数 1人
運営開始日 2015年9月3日
2017年3月23日
(アップデートにより改題)
利用料金 基本無料(アイテム課金
テンプレートを表示

キングダム ハーツ アンチェインド キー』(KINGDOM HEARTS Unchained χ)は、iOS/Androidのスマートフォン用アプリゲーム。2015年9月3日より配信された。日本のみのサービスとなった『χ』とは異なり、世界的な展開が視野に入れられており、2016年4月7日には北米で、2016年6月16日には欧州で配信が開始した。

『χ』とストーリーやグラフィックはほぼ同一だが、システムや操作がスマートフォン向けに一新された。「アンチェインド」は「解放」という意味合いで、キー(鍵)を解放するというシナリオ的な意味や、『χ』を外へ持ち出すという物理的な意味も含まれている。元は『χ』と『Uχ』は同時に立ち上がった企画だったが、『χ』の開発の方が優先され『Uχ』の企画はストップしていた。当初は『χ』のバトル部分を短時間でプレイできるようなものが想定されていたが、企画が止まっている間に『χ』がそのままスマートフォンでプレイできるほどスマートフォンのスペックが上がっていったため、『χ』の遊び全体をスマートフォン向けに再構築することで開発された[3]。『χ』とは並行して配信されていく予定であったため、並行配信中は2作品の連動要素として『χ』のアバターをそのまま『Uχ』で使うことができる「アバターリンク」という機能があった。

ストーリーは基本的には『χ』と同じ展開であるが、『χ』の終盤から本作独自のストーリーとなっている。このように『χ』と『Uχ』という2つの作品でストーリーの展開が違う理由についても、『Uχ』のストーリーのなかで明かされている。『χ』終盤の展開に関しては断片的にしか語られなかったが、2019年9月3日から4周年記念イベントとして実装された「キーブレード戦争編」のイベントクエストにて改めて描かれた。

2017年3月23日、大型アップデートによりタイトルを『キングダム ハーツ ユニオン クロス』(KINGDOM HEARTS Union χ)へと改題した。

χとの相違点[編集]

大きな点のみを列挙する。

  • 『χ』はワールドを選択し、そこで探索やバトルをすることでストーリーが進行していくが、『Uχ』はこれがクエスト制に変更された。クエストには必ずターゲットエネミーが設定されており、それを討伐することでクエストがクリアとなり、次のクエストへ進んでいく。APはクエスト開始時のみ消費し、『χ』とは異なり素材アイテムや宝箱を取得する際にAPは消費しない。HPはクエスト毎でしか全回復しないため、クエスト中のHPの管理も必要となる。また、『χ』では期間限定だった1周年記念イベントのデイブレイクタウンのストーリー、闇の回廊イベントのストーリーがメインクエストに組み込まれ、2周年記念イベントのストーリーもイベントクエストとして実装されている。また、2017年1月を目途にマルチプレイに対応することが発表されている。
  • プレイヤーが持つのはカードではなくメダルに変わった。装備するキーブレードに最大5枚のメダルをはめ込む形式になり、『χ』でいうアシストカードは廃止された。他のプレイヤーが使うメダルを1枚借りることができ、それを加えたものがプレイヤーの使うデッキとなる。フィールド上のハートレスに接近すると自動的にバトルが始まる。『χ』は必ず1対1の戦いだったが、エネミーが複数で出現することもあるので、単体攻撃と全体攻撃の使い分けの概念が生まれている。エネミーに対しタップ操作で単体攻撃、フリック操作で全体攻撃を繰り出し、画面左下のメダルをフリックするとABILITYゲージを消費してそのメダル固有の強力なアビリティを放つことができる。アビリティは単体攻撃、全体攻撃の他にも「○連続アタック」といった多段ヒットや、特定のステータスを上昇・下降させる効果、HP回復など、メダル毎の個性が強く出るようになっている。 メダルの属性は『χ』と同じくパワー・マジック・スピードの三種類だが、この三属性が各エネミーにも設定されており、パワー→スピード→マジック→パワー…という三すくみの属性の相性があるので、エネミーやクエストに応じたデッキの構成が重要となる。自分の攻撃が終わると相手の攻撃が始まるターン制なのは『χ』と変わらないが、相手の攻撃が来る前に敵を倒すと「1ターンフィニッシュ」としてLUXやHPプライズ、アビリティプライズのボーナスをより多く得られる。
  • 毒、麻痺、眠りといった状態異常の要素が追加された。敵の攻撃によって自分が状態異常になるだけでなく、自分もメダルのスキルによって敵を状態異常にすることができる。
  • メダルの育成・成長のシステムが一新されている。メダルのレアリティは低い順に☆1~☆6までの6種類となり、☆1のメダルでも進化メダルを使って進化させていけば最終的には☆6まで育てることが可能。
  • パーティは健在で、同じパーティに所属するプレイヤーのメダルを借りることができる。チーム制は廃止され、他ユニオンとの勝負要素はユニオン毎の総LUX獲得値のランキングのみとなった。また、ゲーム上の通貨であるジュエルを消費することで所属するユニオンを変えることが可能になった。
  • レイドボスは条件を満たすと出現する形式に変わり、プレイヤー単位に現れるようになった。最初は自分一人で戦うことになるが、敗北すると救援要請が出て他プレイヤーも討伐に参加できるようになる。
  • ストーリーを進めると、通常のクエストとは別に「コロシアム」が出現。他プレイヤーのメダルを借りることはできず、自分のデッキだけでエネミーと戦い、勝ち進んでいくモードで、クリア時やランキングの順位により報酬を得ることができる。

キングダム ハーツ ユニオン クロス[編集]

キングダム ハーツ ユニオン クロス
KINGDOM HEARTS Union χ
ジャンル RPG
開発元 スクウェア・エニックス
運営元 スクウェア・エニックス
シリーズ キングダム ハーツ シリーズ
人数 1人
運営開始日 2015年9月3日
(アンチェインド キー開始)
2017年3月23日
(アップデートにより改題)
利用料金 基本無料(アイテム課金
テンプレートを表示

キングダム ハーツ ユニオン クロス』(KINGDOM HEARTS Union χ)は、2017年3月23日の『キングダム ハーツ アンチェインド キー』の大型アップデートにより、タイトルを改題した。

相違点[編集]

大きな点のみを列挙する。

  • 2017年3月23日、大型アップデートによりマルチプレイのクエストである「ユニオンクロス」が実装された。
  • 「PvPモード」と呼ばれるプレイヤー同士が戦うモードがコロシアムに実装された。
  • 2018年9月6日に「エクストレス」モードが実装された。『キングダム ハーツⅢ』のミニゲームを先行プレイし、一定スコアをクリアすると『キングダム ハーツⅢ』で使えるキーブレード「スターライト」が手に入れることができる。
  • 登場ワールドに「キャッスル・オブ・ドリーム」「エンチャンテッド・ドミニオン」「ゲーム・セントラル・ステーション」「ナイスランド」「ヒーローズ・デューティ」が追加された。

登場ワールド[編集]

デイブレイクタウン(Daybreak Town)
プレイヤー達が拠点とする、巨大な時計塔が特徴的な夜明けの街。
チュートリアルやマイページで登場し、他のワールドのストーリーを進めていくとプレイアブルなワールドとして登場する(2014年1月23日のアップデートにより追加)。
ドワーフ・ウッドランド(Dwarf Woodlands、作品:白雪姫
森や鉱山、断崖などが広がる世界。こびと達と出会ったプレイヤーは、白雪姫の命を狙う女王の陰謀に巻き込まれていく。
ワンダーランド(Wonderland、作品:ふしぎの国のアリス
不思議なことばかり起こる世界。プレイヤーはそこで出会ったアリスという少女のおてんばに振り回される。
アグラバー(Agrabah、作品:アラジン
広大な砂漠にある王国。アラジンという青年が倒れているのを見つけたプレイヤー。彼は相棒である猿のアブーを連れ去ったハートレスを探していた。
オリンポスコロシアム(Olympus Coliseum、作品:ヘラクレス
2014年1月23日のアップデートにより追加。
天界にある神々のコロシアム。トレーナーのフィルに気に入られたプレイヤーは、闘技大会に参加することとなる。
ビーストキャッスル(Beast's Castle、作品:美女と野獣
2015年11月5日のアップデートにより追加。
森の奥深くにある不気味な古城。城の主であるビーストや彼の家来と協力しながら城中のハートレス退治をすることに。
キャッスル・オブ・ドリーム(Castle of Dreams、作品:シンデレラ
『Uχ』のみの登場。2016年10月13日のアップデートにより追加。
国中の美しい娘を集めて舞踏会が行われようとしており、シンデレラとねずみのジャックに出会ったプレイヤーはシンデレラを舞踏会に出してあげようとする。
エンチャンテッド・ドミニオン(作品:眠れる森の美女
『Uχ』のみの登場。2017年5月11日のアップデートにより追加。
ゲーム・セントラル・ステーション(作品:シュガー・ラッシュ
『Uχ』のみの登場。
ナイスランド(作品:シュガー・ラッシュ)
『Uχ』のみの登場。
ヒーローズ・デューティ(作品:シュガー・ラッシュ)
『Uχ』のみの登場。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ ファミ通.com - PCブラウザ向け『KH』の正式タイトルが『キングダム ハーツ キー』に決定 『-HD 1.5 リミックス-』初回生産封入特典も公開”. ファミ通.com. エンターブレイン (2013年2月20日). 2015年10月3日閲覧。
  2. ^ 【重要】サービス終了のお知らせ”. SQUARE ENIX BRIDGE (2016年4月7日). 2016年4月8日閲覧。
  3. ^ エンターブレイン刊『週刊ファミ通』2015年5月14日号 30-35頁 野村哲也インタビューより