キン肉マンスーパー・フェニックス

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キン肉マン > キン肉マンの登場人物 > 運命の5王子 > キン肉マンスーパー・フェニックス

キン肉マンスーパー・フェニックス(キンにくマンスーパー・フェニックス)は、ゆでたまご漫画キン肉マン』に登場する架空の人物。

アニメ版の声優池水通洋

概要[編集]

本名はフェニックスマン。初登場はキン肉星王位争奪編「運命の子供たち!!の巻」。知性の神憑依したことで変身した。運命の5王子の一人で、知性チームを率いてキン肉星王位継承サバイバル・マッチに参加し、キン肉マンと最後まで争った。生まれついての優秀な頭脳を駆使して闘う。運命の5王子の中でも最強の呼び声高い超人で、かなりの自信家[1]。フェニックスマンは、キン肉スグルと同じ日に同じ病院で誕生した、生まれてこのかた病人の両親の世話と肉体労働で明け暮れる苦学生である。貧しい家庭で育った自分に比べ裕福に育ったキン肉マンに幼い頃から嫉妬心を抱き、激しい対抗意識を燃やしていた。先天性の心臓病があり、決勝戦で命を奪う原因となった。空中に浮遊する立方体リングや魔方陣リングなど、奇抜な舞台での戦いを提案したがる悪癖がある[1]

知性こそ超人格闘技の源[2]であるとして、それらを取り入れた科学的レスリングを得意とする[3]。また、キン肉族三大奥義の一つ、マッスル・リベンジャーを使いこなし、王位継承者の証フェイス・フラッシュまでも使用することができる。決勝戦では、全ての邪悪神をその身に宿したことで他の運命の5王子の能力も使用可能になった。アニメ版では本物のキン肉マンソルジャーを見限った直後の残虐の神が憑依したことで強化変身を行い、体色も肌色から茶系の色に変化。決勝戦でも残虐の神憑依による強化変身を行い、超人閻魔が憑依した際には身体が一回り大きくなって、体色は紫に変化し、原作での全邪悪神憑依状態同様に運命の5王子の能力が使用可能になった。

フェニックスマンと知性の神が混在した人格であり、邪悪神からは「フェニックス、いや、知性の神よ」と呼ばれる他、知性の神とフェニックスの意識が完全に重なっている場面も見られる。対戦相手のキン肉マンチーム・残虐チーム側のリング内乱入やルール外のメンバー追加などの行為を一切指摘しないが、自身も手段を選ばず、運要素の強いデスマッチに平然と自分の命を駆けて戦いたがり、チームメイトが闘えなくなると切り捨てるなどの行為を非難されても全く意に介さない。しかし、母親であるシズ子に対してだけは冷徹になりきれず躊躇する面を見せる。

当初、フェニックスマンは顔の模様は細く、黒目があるなど後のフェニックスと全く異なる外見だったが、原作終盤の回想シーンでは眼鏡をかけている以外、現在と同じ外見に変更されていた。アニメでは憑依していた超人閻魔が絶命した際、元に戻っていた。

キン肉マンII世』のプロローグでは、邪悪五大神の作り出した最強の敵とされており、同作の時代においては、悪魔将軍マンモスマンとともに「三大最強悪行超人」と言われるようになる[4]。『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』では、スーパー・フェニックスと似た模様が身体にあるフードを被った謎の超人が登場しネプチューンマンとタッグを組んでいたマンモスマンを自身の傘下に引き入れている。このフードの超人は自らを「絶対的な知性(アブソリュート・フェニックス)」と称しているが、スーパー・フェニックスと同一人物であるかどうかは明らかにされないまま、連載を終了している。

元は『週刊少年ジャンプ』連載時に公募された読者投稿入選作品で投稿時の名前は、スーパーキン肉マンフェニックス、この時、鶏冠は二つに分かれていた[5]。現在の名前もその名残で名付けた[1]。『週刊少年ジャンプ』における初登場時は黒目が描かれていた[6]。また、ゆでたまごはトレーニングパンツの上にホットパンツのコスチュームに関しては時代を先取りしすぎたとも語る[1]。「ダサい超人」と取り上げられたこともある[7]

原作担当の嶋田隆司は「フェニックスはあまり良い人生を歩んでこなかったので、姑息なことも平気でやります」と語っている[8]。作画担当の中井義則は好きな超人として挙げているが、人気が無くて残念と語っており、嶋田の「ちょっと卑怯なことさせすぎたかな?」という意見に同意している[9]

『キン肉マン』でのフェニックス[編集]

生い立ち[編集]

キン肉星第8病院で、フェニックス太郎・シズ子夫妻の息子として誕生。生誕時に火災に巻き込まれるもののシズ子の手により助け出される。その後、退院時にフェニックスマンは王子のキン肉スグルが豪華な送迎車で迎えに来られる姿を目の当たりにし、生後間もない赤ん坊ながら印象に残す。貧乏な家庭ながらも優しい両親に育てられるフェニックスマンは、生まれて数ヵ月後に早くも天才超人としての片鱗を見せ始める。キン肉星と地球の各国の言葉を僅か2日で覚え、12桁の暗算もできるようになり、幼稚園に入るころには大学生の勉強もできた。同じ頃、シズ子が王家の偉大な力を備えられるように筋肉の滝(マッスル・フォール)から流れる知恵の水をこっそりとフェニックスマンの顔にすり込んだことによって、後にフェイス・フラッシュも使えるようになる(アニメ版では、それを王妃に見られるも子を思うシズ子に同情した王妃に見逃されていた)。フェニックスマンの神童ぶりはキン肉星中に響き渡り、著名な学者たちから類まれなる頭脳を国で保護すべきと両親や政府に進言される。フェニックスマンは本来なら貴族などの上流階級しか入れぬキン肉星王立幼稚園に特待生として入園する。その幼稚園にて再びキン肉スグルと出会い、幼稚園児としても頭が良くないのにキン肉星の王子というだけで何の苦労もなく自分以上の地位にいるスグルに幼い心ながら嫉妬を感じ、この時から対抗意識が芽生える。そのすぐ後キン肉スグルは幼稚園の入園祝いに両親とでかけた宇宙旅行でブタと間違えられ捨てられて行方不明になり、既に長兄アタルも出奔していたキン肉王家は以後11年もの間王子不在という異常事態が続き、王家は養子を取るためキン肉族新王子決定マッチを開催したため、フェニックスマンは大会に参加し、格闘技未経験者ながら知性を駆使した独自の戦法にて、各試合で工夫を重ねながら強豪超人を次々と撃破して決勝まで進む。しかし、決勝戦に臨もうとした際にシズ子より太郎がビルの工事現場で足を踏み外し転落死したことを聞かされて、フェニックスマンが病弱なシズ子の面倒を見なくてはならなくなったため、決勝を泣く泣く辞退する。その際不戦勝を勝ち取って優勝した一人の超人が新王子に付くかと思われたが、半ば諦められていたキン肉スグルが思いがけず地球で発見され、王子として帰還する形になったため[10]、それを見たフェニックスマンにとっては、ツキのある者とない者の差を嫌でも思い知らされる結果になった。

キン肉星王位争奪編[編集]

自分の人生を悔やむフェニックスマンを見かねたシズ子は、ある日彼を慰めるために自分が病院の火災でキン肉星の王子様と自分の子を間違えて助けたかもしれないと言葉をかける。その言葉を真に受けたフェニックスマンは、その日から家の片隅で思いつめたかのような顔で不敵な笑みを浮かべるようになる。その一年後、知性の神より真の王子である可能性があると唆され、彼に憑依されて「キン肉マンスーパー・フェニックス」となる。直後にシズ子に別れを告げ、キン肉マン=キン肉スグルに代わって自分がキン肉星の王子・次期大王となるため家を出る。戴冠式に乱入したフェニックスら運命の5王子は邪悪の神より王位継承候補として推薦される。その中でフェニックスはマンモスマンら4人の超人をチームメイトとして召集し、団体戦で勝負を決めることを提案する。こうしてキン肉星王位継承サバイバル・マッチが開催される。

フェニックス率いる知性チームは、会津若松城での1回戦でキン肉マンビッグボディ率いる強力チームと戦い、マンモスマンは強力チームペンチマンレオパルドンゴーレムマンを破り、強力チームキャノン・ボーラーとは自分のチームのフェニックスと交代するためわざと引き分け、フェニックスが強力チームビッグボディとチームリーダー同士で対峙する。フェニックスは密かに体得していたキン肉族三大奥義の一つマッスル・リベンジャーでビッグボディを破り、知性チームは1回戦を勝利する。

知性チームは2回戦における名古屋城キン肉マンソルジャー率いる残虐チーム=超人血盟軍と戦い、サタンクロスが残虐チームザ・ニンジャを破るが、サタンクロスは残虐チームアシュラマンとは引き分け、その後、名古屋城がキン肉マン率いるキン肉マンチームキン肉マンゼブラ率いる技巧チームが戦っている姫路城と合体し、その昔徳川家康率いる東軍と石田三成率いる西軍が戦った地へ移動して関ケ原格闘城となってしまう事態が起きる。この舞台を移してからの2回戦は、知性・スグル・残虐・技巧の4チームが一つの城で引き続き従来の2組に分かれての試合を改めて再開継続する運びとなる。

残虐チームブロッケンJr.の提案(アニメではフェニックスの提案)により、知性チームと残虐チームの決戦は6人タッグマッチが展開され、フェニックスとマンモスマンとプリズマンがソルジャーとバッファローマンとブロッケンJrを破り、知性チームは2回戦も勝利する。

その3日後の決勝戦当日に、マンモスマンはウォーズマンを襲って負傷させるが、ウォーズマンを病院へ運んだジェロニモに助っ人としてキン肉マンチームへ駆け付けられてしまった。知性チームは大阪城ホールにおける決勝戦でキン肉マンチームと戦い、サタンクロスはキン肉マンチームのキン肉マンに倒され、戦いの最後の舞台である大阪城に先に移動し、邪悪の神(アニメではフェニックス)が用意した大阪城地下に広がる「飛車角の迷宮」「血縄縛りの門」にてキン肉マンチーム全滅を図るが、駆けつけた超人血盟軍のアシュラマンの尽力によりキン肉マンチームには危機を乗り切られてしまう

第4回人気投票では6位にランク入りしている[11]

知性チームプリズマンがラーメンマンと引き分け、知性チームジ・オメガマンがキン肉マンチームジェロニモを破る。フェニックスは自分の策略が次々と外れていることに焦り、突如吐血する。その後、フェニックスは大阪城天守閣から逃げ出した大王らを拘束し、偽の王子の正体を知るために彼らが手に入れた運命の6王子の心臓のレントゲン写真とキン肉族超人預言書を奪い取る。預言書によると「最後まで勝ち進む偽王子には生まれつきの心臓の病があり、決勝戦で病が悪化して心臓が破裂して死ぬ」と記されていた。フェニックスは提案して、既に不戦敗となったキン肉マンが再び試合に出るよう促し、フェニックス、オメガマン、マンモスマンがキン肉マンチームキン肉マン、同じくロビンマスク、そして新たに加わった謎の超人ザ・サムライと6人タッグ・イリミネーション・ルーレット・マッチにて対峙する。

キン肉マンの戦線復帰をフェニックス自らが申し出た展開は、本編で「完璧にキン肉マンを葬り去ろうという目論見があってのこと」と言及されているが、ゆでたまごは「キン肉マンに卑怯な手を使わせたくなかったから」あの様に描写したと語っている[12]

マンモスマンはロビンマスクと相打ちで互いの預言書が燃えてしまい、ロビンと共に歴史から消滅した。サムライの正体がネプチューンマンと判明。オメガマンはキン肉マンをΩ・カタストロフドロップに捕らえるが、ネプチューンマンがキン肉マンを助け出し、預言書が燃えたためネプチューンマンも歴史から消滅する。オメガマンはキン肉マンのマッスル・リベンジャーで戦闘不能になる。フェニックスは既に他の運命の4王子から離脱していた邪悪4神にも知性の神同様に憑依され、さらにパワーアップする(アニメでは超人閻魔と結託し、体色が紫色に変化する)。残ったフェニックスとキン肉マンのチームリーダー同士で1対1の戦いを展開。フェニックスは「どっちが偽の王子でも勝った方が本物ということでいいではないか」とレントゲン写真も破る。

闘いの中でフェニックスに用済みとしてオメガマンも預言書を燃やされ、消滅する。フェニックスは前述の己の過去を語るが、キン肉マンに「お前は子供のころからの嫉妬心を晴らすために戦っていたのか」と返される。その後母親のシズ子がフェニックスマンを止めるために会場に現れる。知性の神以外の4神はシズ子を抑え込むためにフェニックスから離脱し襲い掛かるが、駆けつけた4人の正義超人に返り討ちにされた。フェニックスは預言通り心臓の病が悪化し、歴史から消滅させられたソルジャー(キン肉アタル)、ジェロニモ、ロビンマスク、ネプチューンマンの霊が、1回戦で封印させられたキン肉マン(キン肉スグル)の火事場のクソ力を解放させ、フェニックスは力が戻ったキン肉マンのマッスル・スパークで敗北し、戦死する。しかし、試合後にキン肉マンのフェイス・フラッシュにより、歴史から消滅したキン肉アタル、ジェロニモ、ロビンマスク、ネプチューンマンや、同じように戦死してしまっていたザ・ニンジャ、アシュラマン、ブロッケンJr.、バッファローマンと共に、フェニックスも蘇生復活をした[13]。フェニックスはキン肉マンに謝罪の言葉をかけ、彼に家族と認められ共にキン肉星に帰るところで物語は一旦幕を閉じる。

アニメではビビンバと恋愛関係になった。

オメガ・ケンタウリの六鎗客編[編集]

フェニックスはキン肉マンからキン肉星の行政を中枢する補佐官に就いて欲しいと依頼される。しかし、キン肉マンの気持ちに感謝はしつつも王位争奪戦での自分の悪行への贖罪の思いから、それを固辞して誰にも告げずにそっとキン肉星を去り、とある辺境の星で本来のフェニックスマンとして生活し、開墾に従事していた。ある日作業を行っている最中に密かに復活していた知性の神が現れる。フェニックスは「二度と自分に関わらんと約束した」と知性の神に言い放つが、知性の神から超人殲滅派の神々の存在と企てを聞かされ、キン肉マンスーパー・フェニックスとして参戦を決意する。オメガ・ケンタウリの六鎗客ルナイトウルフマンとの試合が終了した頃、超人博物館から奪ったスーパー・フェニックスマスクを被り、キン肉マンゼブラたちと共に運命の四王子の一人としてサグラダ・ファミリアに姿を現した。五大城決戦では、オメガマン・アリステラ滋賀県の復活した安土城にてオメガマン・アリステラと対戦。知性の神の憑依を断ってフェニックスマンとしての95万パワーの超人強度と持ち前の頭脳で戦っていくにつれて次第に劣勢となり、現れた知性の神の再度の提案に乗って知性の神を再び憑依させ、1億パワーの超人強度を得た。さらに1億パワーでのマッスル・リベンジャーをアリステラに仕掛けるが、アリステラが発現させた友情パワーに似た発光現象に技を防がれ、アリステラの必殺技であるΩハルマゲドンアベンジャーをくらい敗れる。そしてアリステラに「ザ・マンはお前たちの味方だ」と告げて気を失った。その場にキン肉アタルが現れると意識を取り戻し、新たな試合場として用意していた関ヶ原に埋もれていた浮遊立方体リングを復活させてアタルに後を託し気絶する。実は知性の神から超人たちを死滅させる為に必要な108のカピラリアの欠片(ピース)の存在も聞いていて、オメガ・ケンタウリの六鎗客編の終盤で調和の神をリーダーとする超人殲滅派の神々が地上に下天して襲来したことを察知する。

新シリーズ[編集]

調和の神を始めとする超神たちが地上に襲来した後、中国の秦始皇帝陵でキン肉マンビッグボディと超神ランペイジマンが激突する寸前でモニター越しに介入し、瀕死の強力チームを解放させる為に邪悪五大神が所持する5個のカピラリアの欠片とその情報は全て自分が預かっていることを語った後、知性の神の力で秦始皇帝陵に4つの大穴と滝を出現させて、超神たちを3体ずつ4つの大穴をくぐり抜けた先に確実なカピラリアの欠片の情報源を24時間後に差し向けると提案した。そして、超神たちが大穴に飛び込んで立ち去った後で、ビッグボディに24時間後にイタリアローマコロッセオに向かうように告げて、24時間後にコロッセオに到着したビッグボディと合流して、ビッグボディを超神と闘う為のタッグパートナーに指名する。そして、コロッセオで調和の神と二体の超神に二つのカピラリアの欠片を見せた後で、これらを引き渡す条件として自身とビッグボディを2対2のタッグマッチで勝利することだと告げて、ビッグボディとのタッグ「ゴッドセレクテッド」と二体の超神超神イデアマン超神ザ・ノトーリアスのタッグ「マイティハーキュリーズ」とのタッグマッチを開始する。その最中にキン肉スグルアレキサンドリア・ミートが到着するが、急造コンビゆえにマイティハーキュリーズに苦戦し、思わずビッグボディに命令してしまい、ビッグボディから「その高慢な態度を改めない限り、俺は俺の好きなようにやらせてもらう」と告げられる。

人気投票企画「キン肉マン超人総選挙2013」では34位[14]、「キン肉マン超人総選挙2015」では15位[15][16]、「キン肉マン超人総選挙2017」では13位[16][17]、「キン肉マン超人総選挙2019」では12位にランクインしている[18]

得意技[編集]

マッスル・リベンジャー
キン肉族三大奥義の一つ。頭突きをしながら相手を真上に打ち上げ、足・手などを絡めて身動きを封じ、コーナーポストに頭から激突させる。この技でビッグボディとソルジャー(アタル)を破っている。
アニメ版のビッグボディ戦では最後のパイル・ドライバーが省略され、前奏曲(プレリュード)部分(頭突きの連打)のみでKOされ、完全版はキン肉マンの夢の中で初披露となっている。
ゲーム『マッスルグランプリ2』ではコーナーポストではなくキャンバスに激突させており、こちらは真マッスル・リベンジャーと呼称されている。
フェニックスの超人募集の葉書には最後のパイルドライバーに類似したフェニックス・ファイナルなるツームストンドライバーで上から対戦相手の太ももを押さえつける技が描かれていた[5]
超人牛裂き刑レイジング・オックス
技名のとおり牛裂き刑をモチーフにした技。相手の首と両足を両側から引っ張ったロープに絡めることで相手の体を裂いていき、そこにニードロップを放ってさらに苦しめる。アニメ版では残虐の神が憑依した事で使えるようになった。
デスボディ・シュート
超人の死体(デスボディ)を勢い良く蹴る技。アニメでは使用されず。
不死鳥サブミッション(フェニックスサブミッション)
円錐蹴りを喰らわせた後、両足で両腕を極める。『マッスルグランプリ』で命名。
スクリュードロップキック
錐揉み回転した状態から放つドロップキック。
五体背骨手(ごたいはいこつしゅ)
相手の体を傷一つ付けず体内から肋骨や背骨などを抜き取る中国拳法の暗殺拳。オメガマンのΩメタモルフォーゼの変身材料としてリングからバネを抜き取るために使用。
フェイス・フラッシュ
キン肉王家の者しか使用できない顔光放射能力。赤ん坊の頃、母・シズ子に筋肉の滝の水を毎晩顔に刷り込まれ続けて、2年後にフェイス・フラッシュの片輪を見せる。実戦では、キン肉星王位継承サバイバル・マッチ決勝戦において、運命の糸を切る際に初使用。オメガマンの運命の糸を切断した後、キン肉マンの運命の糸を切ろうとするが、キン肉マンとのフェイス・フラッシュ合戦に競り負ける。
不死鳥ストレッチ(フェニックスストレッチ)
相手の上半身に飛び乗り首と両腕を極める関節技。
不死鳥乱心波(フェニックスらんしんは / アニメではふしちょうらんしんは)
フェニックスの目から放たれる催眠光線。相手を操って自白させる他、死体を操ることもできる。
マッスル・インフェルノ
キン肉族三大奥義の一つ。元々はキン肉マンゼブラのフィニッシュ・ホールドだが、技巧の神の力により使用可能とした。
スーパーパイル・ドライバー
名前はアニメより。強力の神の力により使用可能とした技。怪力により相手の両足首をつかみ、相手を逆さまにして放つパイル・ドライバー。『マッスルグランプリ』では「強力の怪力殺法」と命名。
後方飛翔垂直落下式バックドロップ(こうほうひしょうすいちょくらっかしきバックドロップ)
相手の腰をとった瞬間、後方に素早く飛び上がり相手の後頭部だけをマットに叩きつけるバックドロップ。ジャンプ力が加わるため通常のバックドロップよりKO率は高いとされる
作中での使用はなく、巻末の特集にて紹介された[19]。名称はゲーム『キン肉マン マッスルグランプリ2』より。
不死鳥サンダーストーム(フェニックスサンダーストーム)
アリステラ戦で使用した技。空中で相手の両腕をつかみ、両足をロックして落下しリングに叩きつける。
劇中ではオメガハンドで受け身を取られ、致命傷を与えるまでにはいかなかった。
インテリジェンスモンスターパワークラッシュ
アリステラ戦で使用した技。空中で相手の左脚を右腕、右脚を両脚でロックし右ひじを後頭部に押し付けて落下しリングに叩きつける。

タッグ技[編集]

地獄の三重殺・超人デコレーション・ツリー
フェニックスとマンモスマンとプリズマンの三位一体技。マンモスマンが一人の相手をアルゼンチンバックブリーカーに捕らえる同時に、両膝に残り二人を仰向けに乗せる。フェニックスとプリズマンは逆立ちの状態で、アルゼンチンバックブリーカーに掛けられた相手に首4の字と足4の字を同時に仕掛け、さらに両膝に乗せた相手に体重を掛け責める複合技。
3人で一人の相手を攻撃するバージョンもあり、その場合は空中高く放り投げた相手をフェニックスとプリズマンが首4の字と足4の字に捕らえ、さらにマンモスマンが相手の背中目掛け勢い良くジャンプし、攻撃を加える。
不死鳥合体(ふしちょうがったい)
両足をオメガマンの胴体にからめて合体。この形態でオメガマンのΩ・メタモルフォーゼの指示を送っている。

主要対戦成績[編集]

  • シングルマッチ
    • -キン肉星新王子候補(辞退)
    • ○キン肉マンビッグボディ(マッスル・リベンジャー)
    • ×オメガマン・アリステラ(Ωハルマゲドンアベンジャー)
  • タッグマッチ
    • ○残虐チーム(キン肉マンソルジャー / ブロッケンJr. / バッファローマン、マッスル・リベンジャー)
    • ×キン肉マンチーム(キン肉マン / ロビンマスク / ザ・サムライ→ネプチューンマン、完璧マッスル・スパーク)
  • 団体戦
    • ○強力チーム(4勝0敗1引き分け)
    • ○残虐チーム(2勝0敗1引き分け)
    • ×キン肉マンチーム(1勝2敗1引き分け1無効試合)

プロフィール[編集]

  • 分類 - 運命の王子[20] / 正義超人[21]→正義超人に敵対する勢力[20]→正義超人 / キン肉族[20]
  • 出身地 - キン肉星・サーロイン村[22](エントリーはオーストラリアの旗 オーストラリア
  • 身長体重 - 190cm 114kg[22]
  • 超人強度 - 95万パワー(フェニックスマン)→1億パワー(スーパー・フェニックス)[22]
  • 生年月日 - 地球時間で1960年4月1日[23]
  • 血液型 - B型[24]
  • スリーサイズ - B128 W76 H94[24]
  • 家族 - 父 フェニックス太郎 母 フェニックスシズ子
  • 備考 - 疚しいことがあると目を反らす[25]

異名[編集]

  • キン肉マン最強の敵[26]
  • 知性溢れる天才超人[27]
  • 邪悪なる知性の王子[28]
  • 神の力が宿りし怪物[29]
  • 史上最強の頭脳ファイター[29]
  • キン肉星中に話題の神童[29]
  • 不死を掲げし知性の王[29]
  • 再び舞い降りた不死鳥[29]

タイトル歴[編集]

  • キン肉星新王子決定マッチ準優勝
  • キン肉星王位継承サバイバル・マッチ準優勝

コンピュータゲーム[編集]

キン肉マン キン肉星王位争奪戦』ではステージ3、5のボスとして登場する。必殺技は相手を空中に投げてから頭で打ち上げる「マッスル・リベンジャー」と相手を壁にぶつける「マッスル・インフェルノ」。

ファミコンジャンプ 英雄列伝』では最終決戦でのボスキャラクターの1人として登場。名前は「キンにくマンフェニックス」と表記。

キン肉マンII世 超人聖戦史』では主人公の正悪を示す属性ゲージが一定値なら仲間になるが、中立ルートでないと仲間にする機会がない。特定の条件を満たしていれば弟子入りすることができ、「超人牛裂き刑」を習得できる。主人公が選んだルートにより扱いが分かれる。以下にそれを示す。

正義ルート
原作通りキン肉星王位争奪戦にて知性チームの大将として闘う。
フェニックスルート
主人公がプリズマンに代わって知性チームに加入。キン肉マンチームを破った後、時の神に洗脳され主人公と闘わせられる。エンディングでは部下を従え、地球・キン肉星を支配する姿が描かれている。
悪行ルート
邪悪の神の手駒としてチームメイトを引き連れて主人公の前に立ちはだかる。

アーケードゲーム『キン肉マン マッスルグランプリ2』では、フェニックスの2Pカラー(同じキャラクター同士で対戦するための「色違い」キャラクター)としてアニメにて残虐の神と結託したときの姿で登場する。

ぱちんこキン肉マン 夢の超人タッグ編』では、ジ・オメガマンとのタッグ名が「ラスト・インテリジェンス」と命名されている。

[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.35 キン肉マンスーパー・フェニックス」『キン肉マン 第35巻(復刻版)』集英社ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870759-4、188-189頁。
  2. ^ ゆでたまご「決戦!!5対2!の巻」『キン肉マン 第24巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1986年2月15日、ISBN 978-4-08-851804-6、90頁。
  3. ^ ゆでたまご「汚れた勇者!の巻」『キン肉マン 第36巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1988年4月15日、ISBN 978-4-08-851816-9、101頁。
  4. ^ ゆでたまご「今、明かされる“マイケル”の正体」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 16』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2008年12月24日、ISBN 978-4-08-857488-2、79頁。
  5. ^ a b 西村繁男編「キン肉マン超人大募集発表!!」『週刊少年ジャンプ 1984年35号』集英社、1984年8月13日、雑誌29932-8/13、6-8頁。
  6. ^ 西村繁男編「キン肉マン キン肉星王位争奪編 (1) 運命の子供たち!!の巻」『週刊少年ジャンプ 1984年46号』集英社、1984年10月28日、雑誌29932-10/28、97、110頁。
  7. ^ TEAM MUSCLE編「キン肉コラムリターンズ(5) 好きな超人・嫌いな超人」『キン肉マン 特盛』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1999年8月24日、ISBN 978-4-8342-1679-0、172頁。
  8. ^ ゆでたまご「これがゆで流創作術!キン肉マン―運命の選択肢― 〜キン肉星王位争奪編〜」『キン肉マン キン肉星王位争奪戦 6 大団円!キン肉大王即位編』集英社〈ジャンプリミックス ワイド版〉、2007年1月31日、ISBN 978-4-08-109341-0、268頁。
  9. ^ ゆでたまご「嶋田隆司先生×中井義則先生 ゆでたまご漫画家生活35周年記念ロングインタビュー」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2014年8月9日、ISBN 978-4-08-880249-7、211頁。
  10. ^ この時不戦勝を勝ち取ったフェニックスマンの対戦相手の超人については、新王子決定マッチの主旨である「品位・知性・強さをかねそなえた人材」と公式認定された形にはなったが、フェニックスの回想ではスグルが見つかったことで「養子の話は白紙に戻った」と説明されているのみで、この超人が能力を公式認定された人材であることに対して、真弓たち王家が養子以外のどのような形で報いたかまでは言及されておらず、不詳。
  11. ^ 西村繁男編「キン肉マン・エキサイティングポスター」『週刊少年ジャンプ 1985年46号』集英社、1985年10月28日、雑誌29934-10/28、3-5頁。
  12. ^ ゆでたまご「第3章 ゆでたまごが選ぶ『キン肉マン』ベスト興業12」『ゆでたまごのリアル超人伝説』宝島社新書、2014年6月23日、ISBN 978-4-8002-2571-9、136頁。
  13. ^ ゆでたまごは、「このキン肉マンの最後のフェイス・フラッシュで、同じように死んだキン肉マンゼブラたちも一緒に蘇ったんですよ」と述べている(「新シリーズでのゼブラ戦の見どころは作者に聞け!! 技巧チーム ゆでたまご先生の教えてQ&A」『キン肉マンジャンプ Vol.2』集英社、2018年12月4日、ISBN 978-4-08-102272-4、231頁より)。
  14. ^ キン肉マン超人総選挙2013”. 週プレNEWS. 2017年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月29日閲覧。
  15. ^ キン肉マン超人総選挙2015”. 週プレNEWS. 2018年4月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月29日閲覧。
  16. ^ a b 「キン肉マン超人総選挙 投票結果アーカイブ 2013〜2017」『大解剖ベストシリーズ キン肉マン大解剖 新装版』三栄書房〈サンエイムック〉、2018年1月12日、105頁。ISBN 978-4-7796-3463-5。
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  18. ^ 松丸淳生編「キン肉マン超人総選挙2019投票結果大発表」『週刊プレイボーイ』no.22、集英社、2019年5月20日、 52頁。
  19. ^ ゆでたまご「特別付録: キン肉マン激闘グラフィック」『キン肉マン 第28巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1986年10月15日、ISBN 978-4-08-851808-4、187頁。
  20. ^ a b c 『キン肉マン「超人」』学研、2019年6月4日、98頁。ISBN 978-4054066069。
  21. ^ DVD『キン肉マン』映像特典「超人データファイル」より。
  22. ^ a b c ゆでたまご「全超人ファイル 19 スーパー・フェニックス」『キン肉マン超人大全』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1998年7月22日、ISBN 978-4-8342-1677-6、70頁。
  23. ^ ゆでたまご「運命の子供たち!!の巻」『キン肉マン 第24巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1986年2月15日、ISBN 978-4-08-851804-6、18頁。
  24. ^ a b 後藤広喜編「永久保存版!! JUMPオールキャラクター総勢148名!! 名鑑」『週刊少年ジャンプ 1986年37号』集英社、1986年8月25日、雑誌29934-8/25、3頁。
  25. ^ テレビアニメ『キン肉マン キン肉星王位争奪編』最終話「キン肉マンよ永遠に!! の巻」
  26. ^ ゆでたまご「カラーイラスト集」『キン肉マン超人大全』28頁。
  27. ^ PlayStation 2専用ソフト『キン肉マン マッスルグランプリ2特盛
  28. ^ 生誕29(ニク)周年 みんなのキン肉マン特集 前編 <週刊特集 Vol.52> 59人を一挙紹介!超人大図鑑
  29. ^ a b c d e スマートフォンゲーム『キン肉マン マッスルショット』