キープ・イット・シンプル

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キープ・イット・シンプル
ヴァン・モリソンスタジオ・アルバム
リリース 2008年3月17日イギリスの旗[1]
2008年4月1日アメリカ合衆国の旗[1]
ジャンル ロックブルー・アイド・ソウルブルースジャズカントリーケルト音楽
時間 49分57秒
レーベル Exile Productions/ポリドール/ロスト・ハイウェイ
プロデュース ヴァン・モリソン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 7位(ノルウェー[2]
  • 10位(アメリカ[3]、イギリス[4]、カナダ[3]
  • 11位(スウェーデン[5]
  • 12位(オランダ[6]、ドイツ[7]
  • 14位(スペイン[8]
  • 15位(ニュージーランド[9]
  • 16位(デンマーク[10]
  • 26位(オーストリア[11]
  • 27位(ベルギー・フランデレン地域[12]
  • 32位(イタリア[13]
  • 43位(オーストラリア[14]
  • 55位(スイス[15]
ヴァン・モリソン 年表
スティル・オン・トップ〜グレイテスト・ヒッツ
(2007年)
キープ・イット・シンプル
(2008年)
Astral Weeks Live at the Hollywood Bowl
(2009年)
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キープ・イット・シンプル』(Keep It Simple)は、北アイルランドのミュージシャン、ヴァン・モリソン2008年に発表した33作目のスタジオ・アルバム[16]

背景[編集]

2000年以降のモリソンのアルバムにはカヴァー曲が含まれていたが、本作は1999年の『バック・オン・トップ』以来の全曲オリジナルによるアルバムとなった[17]。かつてモリソンのバンドのギタリストだったジョン・プラタニアは、前スタジオ・アルバム『ペイ・ザ・デヴィル』(2006年)のリリースに伴うツアーで再びモリソンと合流し[18]、本作でも6曲に参加した[19]

アメリカではCDに加えて2枚組LPとしても発売され、LPのA面からC面にアルバム本編、D面には2008年1月26日録音のライヴ音源3曲が収録された[20]

反響・評価[編集]

アメリカでは2008年4月19日付のBillboard 200で初登場10位となり、ソロ・デビューから41年目にして自身初の全米トップ10アルバムとなった[16]全英アルバムチャートでは7週トップ100入りして最高10位を記録し、自身12作目の全英トップ10アルバムとなった[4]。ノルウェーでは2008年第14週のアルバム・チャートで初登場7位となり、同国において自身13度目のトップ10入りを果たした[2]

Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「彼は自分の音楽から、何年も前のベーシックな部分を剥き出しにして、ブルース、ジャズ、ソウル、カントリーを同等に含むグルーヴに気持ち良く乗ってみせた」「何の驚きもないが、このアルバムを楽しく感じられれば、別に驚くべきことなど必要ない」と評している[21]。また、デイヴ・ヒートンはPopMattersにおいて10点満点中7点を付け「楽器の数は少なく、密度も薄い」「こうした最小限のアプローチによって、モリソンのバンドの演奏が際立ち、そして何より、彼の歌声が常に最も際立つようになっている」と評している。

収録曲[編集]

全曲ともヴァン・モリソン作。

  1. ハウ・キャン・ア・プア・ボーイ - "How Can a Poor Boy?" – 5:43
  2. スクール・オブ・ハード・ノックス - "School of Hard Knocks" – 3:44
  3. ザッツ・エンターテインメント - "That's Entrainment" – 4:31
  4. ドント・ゴー・トゥ・ナイトクラブズ・エニーモア - "Don't Go to Nightclubs Anymore" – 4:30
  5. ラヴァー・カム・バック - "Lover Come Back" – 5:15
  6. キープ・イット・シンプル - "Keep It Simple" – 3:33
  7. エンド・オブ・ザ・ランド - "End of the Land" – 3:16
  8. ソング・オブ・ホーム - "Song of Home" – 4:12
  9. ノー・シング - "No Thing" – 4:31
  10. ソウル - "Soul" – 3:36
  11. ビハインド・ザ・リチュアル - "Behind the Ritual" – 6:58

LPボーナス・トラック[編集]

  1. "Blue and Green"
  2. "Little Village"
  3. "And the Healing Has Begun"

参加ミュージシャン[編集]

  • ヴァン・モリソン - ボーカルアコースティック・ギターウクレレピアノサクソフォーン
  • ジョン・アレア - ハモンドオルガン(on #1, #4, #5, #7, #8, #9, #11)
  • ジェレイント・ワトキンス - ピアノ(on #2, #10)、アコーディオン(on #6)
  • ジョン・プラタニア - ギター(on #1, #4, #5, #7, #8, #9)
  • ネッド・エドワーズ - ギター(on #1, #4, #5, #7, #8)、ハーモニカ(on #1)、バッキング・ボーカル(on #7)
  • ミック・グリーン - ギター(on #2, #3, #6, #10, #11)
  • サラ・ジョリー - スティール・ギター(on #4, #8)
  • シンディ・キャッシュダラー - スティール・ギター(on #5, #9)
  • クロウフォード・ベル - アコースティック・ギター(on #8)、バッキング・ボーカル(on #1, #2, #4, #5, #7, #8, #9, #10, #11)
  • ポール・ムーア - ベース(on #1, #2, #3, #4, #6, #7, #8, #10, #11)
  • デヴィッド・ヘイズ - ベース(on #5, #9)
  • ニール・ウィルキンソン - ドラムス
  • リアム・ブラッドリー - パーカッション(on #1, #4, #5, #7, #8, #10, #11)
  • トニー・フィッツギボン - フィドル(on #1)、マンドリン(on #8)
  • マーゴ・ブキャナン - バッキング・ボーカル(on #1, #4, #8)
  • スティーヴィー・ランジ - バッキング・ボーカル(on #1, #4, #8)
  • カレン・ハミル - バッキング・ボーカル(on #2, #5, #7, #9, #10, #11)
  • ジェローム・リムソン - バッキング・ボーカル(on #2, #10, #11)
  • ケイティ・キスーン - バッキング・ボーカル(on #5, #7, #9)

脚注・出典[編集]

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