キ毋潜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
本来の表記は「綦毋潜」です。この記事に付けられた題名は、技術的な制限により、記事名の制約から不正確なものとなっています。

綦毋 潜(きぶ せん、692年 - 755年?)は、中国の詩人。は孝通。虔州南康県の出身。

略歴[編集]

開元14年(726年)の進士。右拾遺・集賢院待制・著作郎などを歴任したが、世の乱れを見て官界に望みを絶ち、辞職して江東(長江下流の南岸地方)の別荘に隠棲した。

詩人としての彼[編集]

代表的作品に、『宿竜興寺(竜興寺に宿る)』(五言律詩)がある。

宿竜興寺
香刹夜忘帰 香刹(こうせつ) 夜 帰るを忘る
松清古殿扉 松は清し 古殿(こでん)の扉
灯明方丈室 灯は明らかなり 方丈の室
珠繋比丘衣 珠は繋(か)く 比丘(びく)の衣
白日伝心静 白日 伝心静かに
青蓮喩法微 青蓮(せいれん) 喩法(ゆほう)微なり
天花落不尽 天花 落ちて尽きず
処処鳥銜飛 処処に鳥の銜(ふく)みて飛ぶ

出典[編集]