ギャング

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ギャング: gang)とは、アメリカ暴力団とその構成員。もしくは強盗[1]

日本では構成員もギャングと呼ぶが、アメリカでは構成員はギャングスター(: gangster)、ギャングバンガー(: gang banger)、サグ(: thug)と呼ばれる。日本のヤクザの構成員も英語で言えばギャングスターである。構成員は大きく分けてウォリアー(戦闘員)とハスラー麻薬の売人、売春などの元締め)の2つがある。

犯罪組織[編集]

現在、ギャング発祥の地であるアメリカでは、「ギャング」と言った場合、単に若者の不良を指すことが多く、「ストリートギャング」と「ギャング」はほぼ同義である。

成熟し組織化された大人の暴力集団は「モッブ」あるいは「マフィア」と呼ばれる場合が多い。ただし、「マフィア」は本来はイタリアシチリア島を起源とする組織犯罪集団を指す言葉であり(詳しくはマフィアの項を参照)、これ以外の類似の犯罪組織を指す場合は「モブ」と呼ぶほうが適切である(例・Irish MobPolish mob)。ただし、本家以外をマフィアと呼称する事は少なからずあり(例・Russian mafiaAlbanian Mafia)、日本でもむしろこちらの方が一般的である(マフィア#「本家」以外の「マフィア」を参照)。

イギリスでは政府の連絡網と地域コミュニティの結束力、犯罪者への社会的な報復が徹底しているため組織が成立しづらいがリチャードソン・ギャング英語版クレイ兄弟1963年の大列車強盗英語版が知られている。

1960年代ベトナムにおいて空前絶後の組織暴力として成立した「ビンスエン団」のように政治的な立場から行動する場合は「匪賊」として捉えられる場合もある。

由来[編集]

もともとは、オランダ語やドイツ語で「行進」「行列」「通路」を意味する言葉であった。これらの言葉が港湾で使われるうちに海外へ伝わり、また意味も変遷して、船内荷役作業員・沖仲仕(港湾労働者)の集団を指すようになったと考えられている。現代でも、海運業界は荷役作業員のユニットの意味でギャングという言葉を用いている[2]

コンテナリゼーション以前の時代、高賃金で体力勝負の一方で、多くが日雇いであり労働災害も多い港湾・船舶の労働現場は、荒くれ者が自分たちの利益を守るために強固な集団を形成していることが多く、また、密輸などの組織的犯罪とも近縁の存在であった。そのため、アメリカ禁酒法時代に、暴力的犯罪者集団を特に「ギャング」と呼ぶようになり、以降現代で使われる暴力的犯罪集団の意味が強くなった[3]

ギャングの他の意味[編集]

英語では人や物を問わずに集団を示す言葉である。正確には要素の単数形「ギャングスター(: gangster)」が複数集まった「( )-s」を縮めた言葉である。単数形のgang-ster接尾語starではなく「~の人」「~する人」と言う意味のsterヒップホップ文化のもとではギャングスタ(: gangsta)とのスラングが多用される。

上記のようにギャングは「集団・群れ」の意味を持つ単語である。多国籍の港湾・船舶関係で使われる用語として、荷役作業者を仕事に振り向ける口数(くちすう)の単位をギャングと呼ぶ。

ROMライターなどで大量のメディアに同時に書き込み出来る装置を「ギャングライター」や「ギャングプログラマー」と呼ぶ[4]

脚注[編集]

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出典[編集]

  1. ^ gang(ギャング)の意味 - goo国語辞書
  2. ^ 日本船主協会:海運資料室:海運雑学ゼミナール”. 一般社団法人日本船主協会 (1999年). 2018年7月23日閲覧。
  3. ^ ギャング - 語源由来辞典”. 語源由来辞典. 2018年7月23日閲覧。
  4. ^ 東亜エレクトロニクスの商品説明[1]

関連項目[編集]