ギルデッドエージ
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ギルデッドエージ | |
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2004年3月13日 阪神競馬場 | |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 栗毛 |
生誕 | 1997年5月6日(23歳) |
父 | ティンバーカントリー |
母 | モントタヤーラ |
母の父 | ノーザンテースト |
生国 |
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生産 | 福満牧場 |
馬主 | (有)ノースヒルズマネジメント |
調教師 | 松元茂樹(栗東) |
競走成績 | |
生涯成績 | 39戦4勝(うち障害競走30戦4勝) |
獲得賞金 | 2億2068万5000円 |
ギルデッドエージは日本の競走馬。2002年の中山大障害 (J・GI) を勝利した栗毛の牡馬である。
戦績[編集]
4歳となった2000年夏に平地でデビューするもブービー負け。平地を8戦して勝利を挙げられず翌2001年には障害入りする。 初戦は9着に敗れるものの徐々に着順を上げ、障害6戦目にしてようやく初勝利を挙げる。すると昇級初戦でいきなり重賞東京オータムジャンプに挑戦するが早々に落馬競走中止。その後一年間はパッとしない成績を続ける。
転機となったのは久々の関東遠征となった翌2002年の東京オータムジャンプ。東京競馬場馬場改修工事のため中山開催となったこのレースで12番人気ながら1着と1馬身差の4着に好走。中山への適性を見せた。次走の同じく中山競馬場で行われた秋陽ジャンプステークスからは主戦騎手今村康成からオーストラリアの女性騎手ロシェル・ロケットに乗り替わり3着。そして中山大障害の前哨戦イルミネーションジャンプステークスで後続に7馬身差をつけ勝利した。
2002年暮れの中山大障害。長い間王者として君臨したゴーカイが引退し混戦ムードの中、ギルデッドエージは1番人気に推される。豪雨の中重馬場での出走となったが、1,2番手から直線は後続を突き放し大差で圧勝した。鞍上のロケットは女性騎手としてはJRA初の重賞勝利となった。
翌2003年初戦のペガサスジャンプステークスでは道中先頭で後続を完封。中山グランドジャンプでは前年このレースでゴーカイを破ったセントスティーブンを差し置き1番人気となる。しかしレースでは最後の直線そのセントスティーブンを交わしてゴール目前、内からビッグテーストに差されて2着に終わった。
その後は故障などもあって力を発揮することができず、2005年の中山大障害後、屈腱炎により現役を引退した。
引退後[編集]
現在は馬事公苑で競技馬として生活している。2010年8月28日から10月2日までNHKで放送されたドラマ「チャンス」にてチャンス号の役で出演した[1]。
血統表[編集]
ギルデッドエージの血統(ミスタープロスペクター系 / Swaps5×4=9.38%(父内)、Lady Angela5×4=9.38%(母内)、Nearco5×5=6.25%(母内)、Native Dancer5×5=6.25%、Hyperion5×5=6.25%) | (血統表の出典) | |||
父 *ティンバーカントリー Timber Country 1992 栗毛 |
父の父 Woodman1983 栗毛 |
Mr. Prospector | Raise a Native | |
Gold Digger | ||||
*プレイメイト | Buckpasser | |||
Intriguing | ||||
父の母 Fall Aspen1976 栗毛 |
Pretense | Endeavour | ||
Imitation | ||||
Change Water | Swaps | |||
Portage | ||||
母 モントタヤーラ 1987 黒鹿毛 |
*ノーザンテースト Northern Taste 1971 栗毛 |
Northern Dancer | Nearctic | |
Natalma | ||||
Lady Victoria | Victoria Park | |||
Lady Angela | ||||
母の母 *ボウモントBeaumont 1970 黒鹿毛 |
Bold Ruler | Nasrullah | ||
Miss Disco | ||||
Attica | Mr.Trouble | |||
Athenia F-No.8-g |
脚注[編集]
- ^ “藤原紀香、馬と心で会話できた!NHK新土曜ドラマ「チャンス」会見”. 2010年8月12日閲覧。
外部リンク[編集]
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