クマ原田

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クマ 原田(くま はらだ、1951年6月10日 - )は、日本のベーシスト音楽プロデューサー北海道出身[1]。本名は原田時芳(ときよし)[2]

人物[編集]

「シング・アウト」のメンバーとして[3]NHKの音楽バラエティ番組『ステージ101』に1970年1月から1971年4月まで[要出典]出演[4][5]。その後すぐ10代でドイツへ渡り[1][2]、ミュージカル『ヘアー』公演に参加[5]オランダ滞在を経てロンドンへ移住する[1][2]。移住した1972年以後、スタジオ・ミュージシャンとして活躍する[6]ヴァン・モリソンミック・テイラーケイト・ブッシュなど、海外の著名なアーティストと数多く共演している他[1]布袋寅泰など日本の有名ミュージシャンとの共演も多い[1][7]

経歴[編集]

11歳からギターを始める[2]

  • 1968年 - 高校2年生の時、国際移動学校に転校[2]。その夏、全米ツアー[2]
  • 1969年 - 東南アジアツアー[2]。高校3年生になる時、「シング・アウト」に参加、NHK学園の通信教育で高校の勉強をしながら、中村八大の作品「涙をこえて」で第1回ねむの里音楽祭グランプリ受賞。
  • 1970年 - 『ステージ101』(NHK)にレギュラー出演[5]
  • 1971年 - ヨーロッパの音楽やアートに関心を抱き、シベリア鉄道経由でミュンヘンへ向かう。ロックミュージカル『ヘアー』に音楽監督・プレーヤーとして[要出典]参加し、ドイツ全国を回る。
  • 1972年 - アムステルダムに半年ほど滞在後、ロンドンに移住する[1]
  • 1974年 - Jonathan Kelly's Out sideに参加。この頃からスタジオの仕事も始まる。
  • 1976年 - Gonzalezに参加。ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのツアーにGonzalezとして参加。
  • 1977年 - Gonzalezが世界的ヒット「Haven’t stop dancing yet」を出す。
  • 1978年 - Gonzalezから離脱し、本格的にフリーのスタジオミュージシャンとして活動を始める。
  • 1979年 - クマ原田が3曲に参加したミック・テイラーのアルバム『ミック・テイラー』がリリースされる[8]。また、ピーター・グリーンが同年リリースしたアルバム『イン・ザ・スカイズ』では大部分の曲に参加し[9]、同作は全英アルバムチャートで32位を記録[10]
  • 1980年 - リチャード・ベイリー(ds、のちインコグニート)、ウィンストン・ディランドロ(g)、ジェームス・ラッセルズ(key)らとThe Breakfast Bandを結成。シングル「LA14」は全英ダンスチャートで2週間ナンバー1となる。バンドのアルバム『Dolphin Ride』をプロデュース、プロデューサーとしての活動も始まる。
  • 1982年 - ペンギン・カフェ・オーケストラと日本ツアーレコーディングにも参加[1]
  • 1983年 - スノウィー・ホワイトのシングル曲「Bird of Paradise」をプロデュースし[11]、この曲は全英シングルチャートで6位に達する大ヒットを記録[12]。レコーディングメンバーとヨーロッパツアー。
  • 1985年 - 沢田研二のツアーに参加。
  • 1986年 - クリス・レアのヨーロッパツアーに参加。
  • 1988年 - Snowy White Blues Agencyをスノウィー・ホワイトと結成。また、布袋寅泰のファースト・アルバム『GUITARHYTHM』のレコーディングに参加。以降も、『GUITARHYTHM WILD』、『King & Queen』などの作品に参加した。
  • 1989年 - Mick Taylor All Star Bandに参加。「ベアフット・スタジオ」をロンドンの下町ハックニーに開く[1]
  • 1992年 - Mick Taylor All Star Bandに再参加。
  • 1993年 - 英国で初めてのサッカーアカデミー「Barefoot Cultural Exchange Initiative」(現・「Barefoot Communications Ltd.」)を、「クラウン・アンド・マナ・ボーイズ・クラブ」、Hackney Community Collegeとのパートナーシップで開く[2]
  • 1996年 - 今井美樹のシングル「PRIDE」のレコーディング。
  • 1997年 - 今井美樹のツアーに参加。
  • 1998年 - 日英文化交流への貢献を評価され、英国首相(当時)のトニー・ブレアの招待で天皇、皇后両陛下と首相官邸での昼食会に出席する[2]。この年日本で初めて、マイケル・スペンサーと共にロンドン交響楽団のミュージシャンおよび、友人の塩谷哲山木秀夫らとともに、音楽を教育のツールとして、グループで作曲をしていくプロセスを通してコミュニケーション、自己表現、自己責任、互いのサポートなどを育成するワークショップを札幌で開く。また、リンダ・ルイスブルーノート東京、大阪に出演。
  • 1999年 - マイケル・スペンサーとシェークスピアを歌舞伎スタイルで取り組む教育ワークショップをロンドンの日本大使館の要望で日本から歌舞伎役者の中村又蔵を招いてロンドン市内の4中学校と3ヶ月の期間をかけて開催。今井美樹の日本ツアーに参加。
  • 2000年 - 文化庁日本オーケストラ連盟の招待で、マイケル・スペンサーと日本のオーケストラと音楽を通しての教育ワークショップを始める。以後、2007年まで毎年音楽教育ワークショップのために来日する。
  • 2001年 - 「ジャパン・イヤー」の一環として1999年に開催した歌舞伎プロジェクトを英国4カ所で中村又蔵を招待して、日本大使館・大英博物館とのパートナーシップで3ヶ月にわたるワークショップを開く。
  • 2002年 - ロンドンのコンテンポラリー音楽学校(Tech Music School)とパートナーシップを始め音楽でもサッカーアカデミーの形態を始める。
  • 2003年 - 今井美樹ツアー参加。第4回音楽教育ワークショップで日本へ。
  • 2004年 - 「クラウン・アンド・マナ・ボーイズ・クラブ」の評議委員に選ばれる。
  • 2005年 - 北海道芸術高等学校の初代校長に就任[1]。今井美樹ツアーに参加。
  • 2007年 - 文化庁、日本オーケストラ連盟招待の最後の第8回音楽教育ワークショップで日本へ。
  • 2008年 - 7月、クマ原田がプロデュースした湯川潮音のアルバム『灰色とわたし』がリリースされる[13]。原田はその後も湯川のアルバム『Sweet Children O' Mine』(2009年)、『クレッシェンド』(2010年)をプロデュースする[14]。Mick Taylor All Star Bandに再参加。
  • 2009年 - 4月、Billboard Live東京・大阪にMick Taylor Bandとして出演[15]。Mick Taylor Bandでフランスツアー。日本フィルの招待で音楽教育ワークショップで日本へ。
  • 2010年 - Mick Taylor Bandでアメリカ、ヨーロッパツアー。日本フィルの招待で音楽教育ワークショップで日本へ。

所属グループ[編集]

レコーディング[編集]

特記があるものを除き、全てアルバムである。「Gonzalez」、「CO-CoLO」の作品については、当該項目参照

プロデュース[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i ANA WORLD AIR CURRENT”. J-WAVE (2008年9月13日). 2014年3月5日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i 原田時芳「球追い育て 若き国際人」日本経済新聞文化面(1999年12月1日)
  3. ^ ヤング101メンバーのその後”. 五人と一匹 GO GO GO !. 2014年3月5日閲覧。
  4. ^ 「クマ原田さん~!」”. 小林啓子ブログ「Amazing Grace」 (2012年7月26日). 2014年3月5日閲覧。
  5. ^ a b c 「Shun Kikuta Blues Project」/菊田俊介”. Music Restaurant La Donna. 2014年3月5日閲覧。
  6. ^ “日英新世紀 13 君も僕もビートルズ”. 朝日新聞 (朝日新聞社): 1面. (2012年7月24日) 
  7. ^ From LONDON part 4  Happy Birthday ! My Sweet Dog !!!”. HOTEI OFFICIAL BLOG (2009年1月21日). 2014年3月5日閲覧。
  8. ^ Mick Taylor - Mick Taylor (Vinyl, LP, Album) at Discogs
  9. ^ Peter Green (2) - In The Skies (Vinyl, LP, Album) at Discogs
  10. ^ PETER GREEN | Artist | Official Charts - 「Albums」をクリックすれば表示される - 2015年2月22日閲覧
  11. ^ Snowy White - Bird Of Paradise (Vinyl) at Discogs
  12. ^ SNOWY WHITE | Artist | Official Charts - 2015年2月22日閲覧
  13. ^ 湯川潮音の新作にオオヤユウスケ&黒沢健一が曲提供”. ナタリー (2008年5月7日). 2014年3月7日閲覧。
  14. ^ 湯川潮音、3rdアルバム『クレッシェンド』発売決定! 公式YouTubeチャンネルもオープン”. CDJournal.comニュース (2010年9月2日). 2014年3月7日閲覧。
  15. ^ 元ローリング・ストーンズのミック・テイラー (Mick Taylor)、4月に来日公演を開催”. CDJournal.comニュース (2009年1月6日). 2014年3月7日閲覧。