クリスティーヌ・ゴズラン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

移動先: 案内検索
Christine Gozlan
クリスティーヌ・ゴズラン
生年月日 (1958-07-16) 1958年7月16日(58歳)
出生地 フランスの旗 フランス イヴリーヌ県ヴェルサイユ
国籍 フランスの旗 フランス
職業 映画プロデューサー実業家
ジャンル 映画
活動期間 1975年 -
活動内容 1975年 助監督としてクレジット
1977年 製作主任に転向
1980年 プロデューサーとしてデビュー
2004年 テルマ・フィルム設立
著名な家族 ロジェ・ゴズラン 父
シュザンヌ・ゴズラン 母

クリスティーヌ・ゴズランChristine Gozlan1958年7月16日 - )は、フランス映画プロデューサー実業家である。テルマ・フィルム会長、シネヴァルセ責任者。

人物・来歴[編集]

1958年(昭和33年)7月16日、フランスのイヴリーヌ県ヴェルサイユに生まれる。父はレジオンドヌール勲章シュヴァリエ章受章者のロジェ・ゴズラン、母はシュザンヌ・ゴズランである[1]

当初、助監督としてキャリアを始め、1975年(昭和50年)、17歳で映画監督ジュスト・ジャカンの助監督となり、同監督の『O嬢の物語』にクレジットされる。その後、製作畑に転向、1977年(昭和52年)映画プロデューサージャン=セルジュ・ブルトンのもとで、クリスチャン・ブリクー監督の『パラディーソ』の製作主任をつとめる。そのころ、映画プロデューサーアラン・サルドと出逢い、1979年(昭和54年)、21歳のころ、サルドのサラ・フィルムに入社、ベルトラン・ブリエ監督の『料理は冷たくして』の製作主任をつとめ、その後、多くの現場を仕切った。

1980年(昭和55年)、ベルトラン・タヴェルニエが監督・プロデュースした『一週間のヴァカンス』で、22歳にして、同作をプロデュースしたサラ・フィルムのエグゼクティヴ・プロデューサーとしてクレジットされた。以降も製作主任として1980年代のサラ・フィルム、レ・フィルム・アラン・サルドの作品を手がけ、1985年(昭和60年)、27歳のときにジャン=リュック・ゴダール監督の『ゴダールの探偵』でプロデューサーと製作主任を兼務している。1987年(昭和62年)のロベール・アンリコ監督の『夏に抱かれて』、1988年(昭和63年)のナディーヌ・トランティニャン監督の『翡翠の家』からはプロデューサーに本格的に昇格したが、その後も製作主任として現場に立つことをつづけた。

1990年代を通じて、レ・フィルム・アラン・サルドのエグゼクティヴプロデューサーとして、ゴダールをはじめジョルジュ・ロートネルアラン・コルノーフィリップ・ド・ブロカジョゼ・ジョヴァンニといったヴェテラン監督の作品や、ニコール・ガルシア、ノエミ・ルヴォウスキ、クリスティーヌ・カリエールら女性監督の作品を手がけ、ジャック・ドワイヨンの監督作品を多く手がけた。1997年(平成9年)にはヴァランシエンヌ映画祭プロデューサー賞を受賞した。

2000年(平成12年)、映画製作会社シネヴァルセのCEOに就任する。2004年(平成16年)、当時24歳のプロデューサーダヴィッド・ポワロとともに映画製作会社テルマ・フィルムを設立、社長に就任した[2]。同社では、とくに新人監督の発掘と支援を手がけている[2]

おもなフィルモグラフィ[編集]

1970年代[編集]

1980年代[編集]

1990年代[編集]

  • ヌーヴェルヴァーグNouvelle vague : 監督ジャン=リュック・ゴダール、1990年 - ユニット製作主任
  • 『女の復讐』 La vengeance d'une femme : 監督ジャック・ドワイヨン、1990年 - 筆頭プロデューサー
  • 『二週間に一度の週末』 Un week-end sur deux : 監督ニコール・ガルシア、1990年 - 共同プロデューサー
  • 『怪人プチオの密かな愉しみ』 Docteur Petiot : 監督クリスチャン・ド・シャロンジュ、1990年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『ピストルと少年』 Le petit criminel : 監督ジャック・ドワイヨン、1990年 - 筆頭プロデューサー
  • 『デュ・バック街』 Rue du Bac : 監督ガブリエル・アギヨン、1991年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • La tribu : 監督イヴ・ボワッセ、1991年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『パリの空』 Le ciel de Paris : 監督ミシェル・ベナ、1991年 - エグゼクティヴプロデューサー / 筆頭プロデューサー
  • 『シャルロット・ゲンズブール 愛されすぎて』 Amoureuse : 監督ジャック・ドワイヨン、1992年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『カサノヴァ最後の恋』 Le retour de Casanova : 監督エドゥワール・ニエルマン、1992年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『ルーム・サーヴィス』 Room Service : 監督ジョルジュ・ロートネル、1992年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『危険な友情 マックス&ジェレミー』 Max & Jeremie : 監督クレール・ドヴェール、1992年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『若きウェルテル』 Le jeune Werther : 監督ジャック・ドワイヨン、1993年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • ゴダールの決別Hélas pour moi : 監督ジャン=リュック・ゴダール、1993年 - プロデューサー
  • 『私を忘れて』 Oublie-moi : 監督ノエミ・ルヴォウスキ、1994年 - 製作主任
  • 『ランジュ・ノワール 甘い媚薬』 L'ange noir : 監督ジャン=クロード・ブリソー、1994年 - 製作主任
  • ポネットPonette : 監督ジャック・ドワイヨン、1996年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • Un air si pur... : 監督イヴ・アンジェロ、1997年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • たれ込み屋Le cousin : 監督アラン・コルノー、1997年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • ヴァンドーム広場Place Vendôme : 監督ニコール・ガルシア、1998年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『溺れゆく女』 Alice et Martin : 監督アンドレ・テシネ、1998年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『あまりにも大きな (小さな) 愛 』 Trop (peu) d'amour : 監督ジャック・ドワイヨン、1998年 - 製作主任
  • 『だれが月を引き抜くか』 Qui plume la lune? : 監督クリスティーヌ・カリエール、1999年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 年下のひとLes enfants du siècle : 監督ディアーヌ・キュリス、1999年 - アソシエイトプロデューサー
  • 『ブッシュ・ド・ノエル』 La bûche : 監督ダニエル・トンプソン、1999年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『故郷への旅 / VOYAGE』 Voyages : 監督エマニュエル・ファンキエル、1999年 - 協力 

2000年代[編集]

  • 『焼け石に水』 Gouttes d'eau sur pierres brûlantes : 監督フランソワ・オゾン、2000年 - プロデューサー: レ・フィルム・アラン・サルド
  • 『ラヴ・ミー』 Love me : 監督レティシア・マッソン、2000年 - プロデューサー
  • 『俳優たち』 Les acteurs : 監督ベルトラン・ブリエ、2000年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • シックス・パックSix-Pack : 監督アラン・ベルベリアン、2000年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • アマゾーヌAmazone : 監督フィリップ・ド・ブロカ、2000年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • Le coeur à l'ouvrage : 監督ロラン・デュソ、2000年 - プロデューサー
  • Le sens des affaires : 監督ギイ=フィリップ・ベルタン、2000年 - エグゼクティヴプロデューサー / 製作主任
  • 『明日にはよくなるさ』 Ça ira mieux demain : 監督ジャンヌ・ラブリューヌ、2000年 - アソシエイト共同プロデューサー
  • 『父よ』 Mon père, il m'a sauvé la vie : 監督ジョゼ・ジョヴァンニ、2001年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『ルーヴルの怪人』 Belphégor - Le fantôme du Louvre : 監督ジャン=ポール・サロメ、2001年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • ピアニストLa pianiste : 監督ミヒャエル・ハネケ、2001年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『片道』 Un aller simple : 監督ロラン・エヌマン、2001年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • デュラス 愛の最終章Cet amour-là : 監督ジョゼ・ダヤン、2001年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『ミシェル』 Dieu est grand, je suis toute petite : 監督パスカル・バイイ、2001年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『女はみんな生きている』 Chaos : 監督コリーヌ・セロー、2001年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『メイキング・オヴ・ルーヴルの怪人』 Belphegor: Making of : 監督ダヴィ・デシット、ビデオ映画、2001年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『アパートメント5C室』 Apartment #5C : 監督ラファエル・ナジャリ、2002年 - 製作統括 / 製作管理統括
  • 『レセ・パセ 自由への通行許可証』 Laissez-passer : 監督ベルトラン・タヴェルニエ、2002年 - アソシエイトプロデューサー
  • 『戦士の兄弟』 Le frère du guerrier : 監督ピエール・ジョリヴェ、2002年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『見えない嘘』 L'adversaire : 監督ニコール・ガルシア、2002年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『聞かせてよ、愛の言葉を』 Parlez-moi d'amour : 監督ソフィー・マルソー、2002年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『シェフと素顔と、おいしい時間』 Décalage horaire : 監督ダニエル・トンプソン、2002年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • C'est le bouquet! : 監督ジャンヌ・ラブリューヌ、2002年 - アソシエイトプロデューサー
  • 赤ちゃんに乾杯!18 ans après : 監督コリーヌ・セロー、2003年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『畏れ慄いて』 Stupeur et tremblements : 監督アラン・コルノー、2003年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『一人っ娘』 Filles uniques : 監督ピエール・ジョリヴェ、2003年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • リリィLa petite Lili : 監督クロード・ミレール、2003年 - アソシエイトプロデューサー
  • 恍惚Nathalie... : 監督アンヌ・フォンテーヌ、2003年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『オドレイ・トトゥ in ハッピーエンド』 Nowhere to Go But Up : 監督アモス・コレック、2003年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『親密すぎるうちあけ話』 Confidences trop intimes : 監督パトリス・ルコント、2004年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • ライフ・イズ・ミラクルZivot je cudo : 監督エミール・クストリッツァ、2004年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • 『グレート・ビギン』 Genesis : 監督クロード・ニュリザニー / マリー・プレンヌー、2004年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • ヴェラ・ドレイクVera Drake : 監督、2004年 - エグゼクティヴプロデューサー
  • モンテーニュ通りのカフェFauteuils d'orchestre : 監督ダニエル・トンプソン、2006年 - プロデューサー
  • 『カリフォルニア』 La Californie : 監督ジャック・フィエスキ、2006年 - プロデューサー
  • 『夏の訪問者』 Le passager de l'été : 監督フロランス・モンコルジェ=ギャバン、2006年 - プロデューサー
  • 『プレジデント』 Président : 監督リオネル・デルプランク、2006年 - 共同プロデューサー
  • Si c'était lui... : 監督アンヌ=マリー・エチエンヌ、2007年 - プロデューサー
  • Le premier cercle : 監督ロラン・テュエル、2009年 - プロデューサー
  • 『コード』 Le code a changé : 監督ダニエル・トンプソン、2009年 - プロデューサー
  • 『枕元の男』 L'homme de chevet : 監督アラン・モンヌ、2009年 - プロデューサー

2010年代[編集]

  • Joseph et la fille : 監督グザヴィエ・ド・シューダン、2010年 - プロデューサー

関連事項[編集]

[編集]

  1. ^ fr:Christine Gozlan(28 juin 2009 à 22:13版)の記述を参照。
  2. ^ a b #外部リンク欄、テルマ・フィルム公式サイトのリンク先記述を参照。二重リンクを省く。
画像外部リンク
公式写真
christine-gozlan.jpg - uniFrance