クルーザー級

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

クルーザー級: cruiser weight)は、ボクシングなどの格闘技で用いられる階級の1つ。意味は「巡洋艦」。

ボクシング[編集]

プロボクシングでの契約ウェートは、175 - 200ポンド (79.379 - 90.719kg) 。ライトヘビー級ヘビー級の間の階級で、全17階級中2番目に重い階級。1980年設置。設置当初は、上限が190ポンド (86.182kg) であったが、後に現在の区分に改められた。クルーザー級はWBAおよびWBC、IBFの呼び方で、WBOではジュニアヘビー級と呼んでおり統一されていない。アマチュアではこの階級に相当する階級は存在しておらず、ヘビー級に属する。

初代世界王者はWBCマービン・カメルアメリカ合衆国)、WBAはオジー・オカシオ(プエルトリコ)。

この階級での世界王座最多防衛記録はジョニー・ネルソンイギリス)とマルコ・フックドイツ)(共にWBO)の13度。またオレクサンドル・ウシクウクライナ)が史上4人目となる主要4団体王座統一をこの階級で達成。

日本では西島洋介高橋良輔OPBF東洋太平洋クルーザー級王座を獲得している。西島はJBC非公認のWBFの世界クルーザー級王座も獲得し、西澤ヨシノリもJBC非公認のWPBFの世界クルーザー級王座を獲得した。

カザフスタンベイブット・シュメノフがWBA世界クルーザー級王座を獲得し、黄色人種としては最も重い階級の4大団体の王者となった。

総合格闘技[編集]

総合格闘技での契約ウェートは、205 - 225ポンド (92.9864 - 102.058kg) 。ライトヘビー級ヘビー級の間の階級であり、全14階級中3番目に重い階級。2017年7月26日にボクシング・コミッション協会によって規定された。

UFC等のメジャー団体ではクルーザー級を設置していない。

  • King of the Cage」では、クルーザー級を104.3kg(-230lb)契約と規定している[1]

キックボクシング[編集]

  • ISKAでは、88.5kg (194lbs)契約に規定されている。

K-1[編集]

  • M-1スポーツメディア体制のK-1(K-1 WORLD GP)での契約ウェートは90.0kgに規定されている。

ムエタイ[編集]

ムエタイでの契約ウェートは、182 - 190ポンド (82.554 - 86.183kg) 。スーパーライトヘビー級とヘビー級の間の階級であり、全19階級中3番目に重い階級。世界ムエタイ評議会により規定されている[2]

プロレス[編集]

通常は凡そ100kg未満(欧米での220パウンド≒99.8kgが根源)をジュニアヘビー級と呼ぶ事が多いが、アメリカなどではクルーザー級、ミッドヘビー級と呼ばれる。

詳細は「プロレス#階級」「 Category:ジュニアヘビー級のプロレスラー」を参照。

脚注[編集]