クレイヴン・ザ・ハンター

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  • クレイブン・ザ・ハンター
クレイヴン・ザ・ハンター
出版の情報
出版者 マーベル・コミック
初登場アメイジング・スパイダーマン』 15号(1964年8月)
クリエイター スタン・リー
スティーヴ・ディッコ
作中の情報
フルネーム セルゲイ・クラヴィノフ(Sergei Nikolaevich Kravinoff)
所属チーム シニスター・シックス
アベンジャーズ
著名な別名 アリョーシャ・クラヴィノフ(Alexei Sergeevich "Alyosha" Kravinoff),
アナ・クラヴィノフ(Anastasia "Ana" Tatiana Kravinoff)
能力 強化された運動能力、寿命
薬による老化の抑制
秀でた狩猟、格闘、射的の腕
多様な武器のエキスパート
生理学の知識

クレイヴン・ザ・ハンター(Kraven the Hunter)は、スパイダーマンシリーズに登場する代表的なヴィランの一人である。薬によって強化されたパワー、スビート、反射神経、スタミナを持った孤高のハンター。

初代[編集]

原作漫画[編集]

本名は、セルゲイ・クラヴィノフ(Sergei Kravinoff)。

ロシア貴族の末裔として生まれた。ロシア革命の間、逃亡を余儀なくされた一家はイギリスへ辿り着いた。だが異国での生活は苦しく、母親はセルゲイがまだ幼い時に自殺。それから1年も経たないうちに父親は若いメイドと結婚し、子供も授かる。その事実に怒りを覚えたセルゲイは、亡き母を裏切った父を責め立て家出をする。ヨーロッパやアジア、アフリカを放浪していた彼は、やがてジャングルで狩猟の仕事に就いた。自身の天才的な狩りの才能に気づいたセルゲイは、長年の間に狩猟の腕を磨きをかけて世界的にも著名なハンターとなっていった[1]

そんなある日、異母弟であるカメレオンが助けを求めてきた。それは自分と協力してスパイダーマンを倒してほしいというものだった。自分の本当の力を発揮できる機会を求めていたセルゲイは、カメレオンと共謀してスパイダーマンを狩ることを決心する。幸先よくスパイダーマンを追い込んだものの、最終的には彼を見くびり過ぎて裏をかかれて倒されてしまった。

これ以降、セルゲイはスパイダーマンを狩ることに執念を燃やし、幾度となく彼に戦いを挑むことになる。

  • 1964年発行のアメイジング・スパイダーマン第15号で初登場を果たし、スパイダーマンを代表する悪役の一人として、度々スパイダーマンの前に立ちはだかってきた。
  • 1964年発行のアメイジング・スパイダーマン アニュアル1号にて、ドクター・オクトパスミステリオヴァルチャーサンドマンエレクトロの宿敵5人と共に、悪のヒーローチームシニスター・シックス(邪悪なる6人)を結成し、初代メンバーとしてスパイダーマンと対戦する。
  • 1987年発行の『クレイヴンズ・ラスト・ハント』では、スパイダーマンを倒すことに成功するが、満足感を味わえなかった彼は自らの名誉の回復のために、スパイダーマンに扮して鼠男・バーミンなどの犯罪者を倒した。その後、スパイダーマンを倒すことができるという自信と共に心の安らぎを得たセルゲイは自殺をする。
  • 2010年発行のアメイジング・スパイダーマン第634号では妻であるサーシャ・クレイヴン(Sasha Kravinoff)ら家族の力を得て蘇る。しかし、その後スパイダーマンと家族ぐるみで対決し敗れてしまう。一族に栄光を取り戻すため、セルゲイは家族全員を戦わせた。この際に、争いを拒否した妻サーシャと醜い化け物の姿となって復活した息子ウラジミール・クレイヴン(Vladimir Kravinoff)は、セルゲイの手によって殺されている[2]

アニメ[編集]

ゲーム[編集]

二代目[編集]

本名は、アリョーシャ・クラヴィノフ(Alyosha Kravinoff)。アル・クレイヴンとも呼ばれる。

1997年発行のスペクタキュラー・スパイダーマン第243号から登場。セルゲイの息子。セルゲイが自殺した後にクレイヴンの名を継いだ。

サンドマン率いるシニスター・シックスにも参加していたが、2010年発行のアメイジング・スパイダーマン第637号で後に三代目となるアナと戦い、戦死している。

三代目[編集]

名は、アナ・クラヴィノフ(Ana Kravinoff)。

2008年発行のアメイジング・スパイダーマン第565号から登場。セルゲイの娘。

2010年発行のアメイジング・スパイダーマン第634号で兄のアリョーシャを殺し、セルゲイからクレイヴンの名を授かった。

脚注[編集]

  1. ^ スパイダーマン大全[増補改訂版]. 小学館集英社プロダクション. (2017). pp. 81頁. ISBN 978-4-7968-7706-0. 
  2. ^ 元々、セルゲイ自身が今回の復活を嫌悪していたことも加味された結果でもある。