グク

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グク
Soegogimuguk (beef radish soup).jpg
Soegogi-mu-guk (牛肉と大根英語版のスープ)
別名 タン
種類 スープ
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朝鮮語表記
各種表記
ハングル
漢字 none
2000年式 guk
MR式 kuk
IPA [kuk̚]
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貝のグク
キュウリとワカメの冷たいグク

グク(ククとも;Guk)またはタン(Tang)は、韓国料理スープである。グクとタンは同じ種類の料理とみなされるが、濃度の濃いものをタンという場合もある[1][2]パッ(飯)及びパンチャン(副菜)とともに、韓国料理の最も基本の構成の1つである[3][4]。韓国料理のテーブルセッティングでは、グクはパッの右側、スジョ(スプーンと箸)の左側に置く。

一般的に、野菜の軽いスープには「グク」、ヨンポタン(タコのスープ)、テグタン(タラのスープ)等のように[2][5]固体の具材が入ったより重く濃いスープには「タン」が用いられる[1][2]。カムジャグクとカムジャタン(豚の背骨とジャガイモを煮込んだ鍋)は別の料理であり、ジャガイモのスープはカムジャタンと呼ばれる[5][6][7]

タイプ[編集]

グクは大きく、マルグンジャングク、コムグク、トジャングク、ネングクの4つのタイプに分類される。マルグンジャングクは、「調味料()で味付けした透明なスープ」という意味であり、肉、魚、野菜、魚介等を具材とする。コムグクまたはコムタンは、あばら、尾、胸肉、頭、骨等の牛の様々な部位を長時間茹でて作り、牛乳のような色で豊かな味わいになる。鶏や豚の骨で作ることもあり、サムゲタンカムジャタンとなる。トジャングクは、テンジャンと米のとぎ汁で作り、ピリッとして深い味になる。ネングクは夏に食べる冷たいスープであり、透明でピリッとする。

出典[編集]

  1. ^ a b guk” (朝鮮語). Standard Korean Language Dictionary. National Institute of Korean Language. 2017年4月22日閲覧。
  2. ^ a b c tang” (朝鮮語). Standard Korean Language Dictionary. National Institute of Korean Language. 2017年4月22日閲覧。
  3. ^ Pettid, Michael J. (2008). Korean Cuisine: An Illustrated History. London: Reaktion Books. pp. 55-57. ISBN 978-1-86189-348-2. https://books.google.co.kr/books?id=wzJ7_WcLJSwC&pg=PA55. 
  4. ^ kuk, t'ang” (朝鮮語). Chosŏn ryori. Korean Association of Cooks. 2017年4月22日閲覧。
  5. ^ a b 최, 용기 (2008年2月25日). “‘국’과 ‘탕’” (Korean). Hangul sarang, Seoul sarang. Seoul Metropolitan Government. 2013年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年5月26日閲覧。
  6. ^ gamja-guk” (朝鮮語). Standard Korean Language Dictionary. National Institute of Korean Language. 2017年4月22日閲覧。
  7. ^ gamja-tang” (朝鮮語). Standard Korean Language Dictionary. National Institute of Korean Language. 2017年4月22日閲覧。

関連文献[編集]

  • Guk (국)” (Korean). Empas / EncyKorea. 2008年5月27日閲覧。
  • Guk (국)” (Korean). Doosan Encyclopedia. 2008年5月27日閲覧。