グランドチャンピオン決定戦競走

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グランドチャンピオン
Toda kyoutei 3.jpg
2007年 第17回グランドチャンピオン決定戦
格付け SG
優勝賞金 2500万円
優勝戦 6名
各準優勝戦上位2名
準優勝戦 得点上位18名
予選 4日間
出場資格 SG優勝戦の完走者
SG予選での得点が上位の選手
または、優先出場者
主催者 各市町・組合・企業団
開催地 日本の旗 持ち回り
開催時期 6月下旬 - 7月上旬
第1回執行日 1991年6月20日
次回開催予定
開催期間 第30回 2020年(令和2年)6月23日 - 6月28日
開催地 ボートレース宮島
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グランドチャンピオン競走(グランドチャンピオンきょうそう)(英題:GRAND CHAMPIONSHIP)[1]は、ボートレースSG競走の1つ。通称は「グラチャン」。

概要[編集]

創設時の競走名はグランドチャンピオン決定戦競走(グランドチャンピオンけっていせんきょうそう)。2014年より現在の競走名に改称。英題の「グランドチャンピオンシップ」ではない[2]。「GC」と表記されることもある。

SG出場者でないと出場資格はないので、本大会によるSG初出場は不可能である。年によっては翌7月との月跨ぎ開催となる場合もある。

出場資格[編集]

選考期間は開催前年の4月1日から、開催年の3月31日まで

※優先出場選手以外は、開催年前期A1級[3]であることと、160走以上の出走回数が必要である。
  • 選出除外
    • 開催年前期A1級でない選手、出走回数不足の選手。(優先出場選手は除く)
    • 前回(前年)のグランドチャンピオン決定戦から開催年のボートレースオールスターのSG優勝戦で選手責任事由によるスタート事故を起こした選手。
    • 前年のチャレンジカップから開催年のボートレースオールスターのSG準優勝戦で選手責任事由によるスタート事故を起こした選手。
    • 前年のグランプリ(トライアル・順位決定戦)で選手責任事由によるスタート事故を起こした選手。
    • 選考期間からグランドチャンピオン前検日までに褒賞懲戒規定による出場停止処分を受けた選手[4]。(一部を除く)※出場が決まっていても取消になり、その場合は急遽予備選手の最上位を繰り上げて斡旋する。
    • 病気や負傷等により出場を辞退した選手

計算方法[編集]

  • 選考対象となるSGは前年の当競走から開催年のボートレースクラシックまで。直前に開催されるボートレースオールスターで優出完走した選手は、次年度の当競走の出場権を得る。ただし優勝選手に限り直後の当競走の出場権も得られる。
  • 1日目から4日目までの予選の得点の合計が選考の対象となる。例年、ボーダーラインは最低でも80点台/年によっては100点以上行く事も有る。
  • 予選競走の事故点も加算される。例えばフライングはマイナス20点となり、当競走出場を目指す選手にとっては大きな痛手となる。

賞金[編集]

2011年競走では優勝賞金が4000万円から2500万円に減額されている[5]。2019年競走からは3300万円[6]に増額された。

歴史[編集]

モーターボート競走法制定40周年を記念して創設された大会であり、第1回は1991年(平成3年)6月20日住之江競艇場で開催された[7]。優勝選手は、西田靖 (3072) であった。

エピソード[編集]

  • 2001年(平成13年)の第11回大会では寺田千恵が女子レーサー初のSG競走優勝戦進出を果たした(結果は5着)。
  • 2011年(平成23年)の第21回大会ではこの年の3月11日に発生した東日本大震災被災地支援競走として開催された。本来は同年3月の総理大臣杯も対象であったが、開催中止でそれを除いた7つのSG競走の予選総得点で選手の選考が行われた。
  • 2012年(平成24年)の第22回大会では前年度中止になった総理大臣杯の代替開催である「東日本復興支援競走」を加えた9つのSGで選考が行われた。
  • 2019年からは優勝者がボートレースバトルチャンピオントーナメント競走への優先出場権が与えられる新たなシステムが加わった。

歴代優勝者[編集]

出典はボートレースオフィシャルWEBにあるグランドチャンピオン一覧の各回ページより。

回数 開催年 優勝戦日 開催場 優勝者
選手名 登録番号 年齢 住所(2013年度まで)
所属支部(2014年度以降)
枠番 コース 決まり手
1 1991年(平成3年) 6月25日 住之江 西田靖 3072 29 神奈川 1 1 2Mつけまい
2 1992年(平成4年) 6月23日 蒲郡 中道善博 2096 43 徳島 6 2 2M差し
3 1993年(平成5年) 7月5日 住之江 安岐真人 1864 48 香川 4 1 逃げ
4 1994年(平成6年) 7月4日 住之江 三角哲男 3256 27 千葉 2 6 差し
5 1995年(平成7年) 7月3日 桐生 野中和夫 2291 51 大阪 2 1 逃げ
6 1996年(平成8年) 7月2日 多摩川 高山秀則 2672 47 宮崎 1 1 逃げ
7 1997年(平成9年) 7月2日 尼崎 市川哲也 3499 28 広島 1 1 逃げ
8 1998年(平成10年) 6月28日 宮島 上瀧和則 3307 30 佐賀 2 1 逃げ
9 1999年(平成11年) 6月27日 唐津 大嶋一也 3010 41 愛知 2 2 差し
10 2000年(平成12年) 6月25日 下関 西島義則 3024 38 広島 2 1 逃げ
11 2001年(平成13年) 6月24日 唐津 植木通彦 3285 33 福岡 2 2 抜き
12 2002年(平成14年) 6月30日 宮島 今垣光太郎 3388 32 石川 3 3 恵まれ
13 2003年(平成15年) 6月29日 丸亀 池田浩二 3941 25 愛知 1 1 逃げ
14 2004年(平成16年) 6月27日 浜名湖 原田幸哉 3779 28 愛知 3 4 恵まれ
15 2005年(平成17年) 6月26日 下関 山本浩次 3558 32 岡山 4 4 まくり
16 2006年(平成18年) 6月25日 浜名湖 坪井康晴 3959 28 静岡 1 1 逃げ
17 2007年(平成19年) 7月1日 戸田 湯川浩司 4044 27 大阪 1 1 逃げ
18 2008年(平成20年) 6月29日 芦屋 湯川浩司 4044 28 大阪 1 1 抜き
19 2009年(平成21年) 6月28日 戸田 今垣光太郎 3388 39 石川 4 4 まくり
20 2010年(平成22年) 6月27日 大村 湯川浩司 4044 30 大阪 1 1 逃げ
21 2011年(平成23年) 6月26日 児島 瓜生正義 3783 35 福岡 2 2 まくり
22 2012年(平成24年) 6月24日 芦屋 太田和美 3557 39 奈良 2 2 差し
23 2013年(平成25年) 6月30日 常滑 太田和美 3557 40 奈良 1 1 逃げ
24 2014年(平成26年) 6月29日 浜名湖 菊地孝平 3960 35 静岡 4 4 まくり
25 2015年(平成27年) 6月28日 宮島 山崎智也 3622 41 群馬 1 1 逃げ
26 2016年(平成28年) 6月26日 蒲郡 山崎智也 3622 42 群馬 3 4 まくり
27 2017年(平成29年) 6月25日 鳴門 石野貴之 4168 35 大阪 1 1 逃げ
28 2018年(平成30年) 6月24日 徳山 白井英治 3897 41 山口 1 1 逃げ
29 2019年(令和元年) 6月23日 多摩川 柳沢一 4074 38 愛知 1 1 逃げ

開催予定[編集]

開催予定[編集]

  1. ^ SG競走等に使用する通称名称の使用及びSGコミュニケーションロゴのリニューアルについて”. BOAT RACE official web (2013年10月22日). 2013年10月26日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年10月27日閲覧。
  2. ^ これはプレミアムGIの名人戦競走女子王座決定戦競走にも見られる。
  3. ^ 直前のボートレースクラシックはA1級で無くても出場が可能な為。
  4. ^ 正式には「選手、審判員及び検査員褒賞懲戒規程に基づき出場停止処分を受けたため」である
  5. ^ グレードレースの見直し及び平成23年度優勝賞金額(SG競走等)について 2011年1月31日
  6. ^ 多摩川SGグランドチャンピオンは柳沢一がSG初優勝 V賞金3300万円ゲット”. スポーツ報知. 2019年6月25日閲覧。
  7. ^ グランドチャンピオン決定戦競走の新設(平成3年6月)
  8. ^ 令和2年度SG競走及びプレミアムG1競走等の開催地決定