グルコガリン

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グルコガリン
Chemical structure of  β-glucogallin
識別情報
CAS登録番号 13405-60-2
PubChem 124021
ChemSpider 26333268
特性
化学式 C13H16O10
モル質量 332.26 g/mol
精密質量 332.074347 u
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

グルコガリン (glucogallin) は、没食子酸 (gallic acid) とβ-D-グルコース (glucose) からなる化合物である。アメリカンホワイトオーク (Quercus alba) やヨーロッパナラ (Quercus robur) などのオークで見られる[1]

没食子酸 1-β-グルコシルトランスフェラーゼ(UDP-グルコース: 没食子酸グルコシルトランスフェラーゼ;EC 2.4.1.136)により、UDP-グルコースと没食子酸から生合成される。この酵素はオークので見られる[2]。これはガロタンニンの生合成の最初のステップである。グルコガリンはガロタンニン生合成経路においてβ-グルコガリン O-ガロイルトランスフェラーゼ (EC 2.3.1.90) またはβ-グルコガリン-テトラキスガロイルグルコース O-ガロイルトランスフェラーゼ (EC 2.3.1.143) の基質になる。

出典[編集]

  1. ^ Pirjo Mämmelä, Heikki Savolainenb, Lasse Lindroosa, Juhani Kangasd and Terttu Vartiainen (2000). “Analysis of oak tannins by liquid chromatography-electrospray ionisation mass spectrometry”. J. Chromat. A 891 (1): 75-83. doi:10.1016/S0021-9673(00)00624-5. 
  2. ^ G.G. Gross (1982). “Synthesis of β-glucogallin from UDP-glucose and gallic acid by an enzyme preparation from oak leaves”. FEBS Lett. 148 (1): 67-70. doi:10.1016/0014-5793(82)81244-1.