グローマ測量

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チェインとグローマ、1579年画。
グローマ

グローマラテン語: GromaまたはGruma)は、古代ローマ測量機器[1]

概要[編集]

グローマには垂直の棒の腕木があり、それが張り出し棚を支えていた。張り出し棚から桟が直角に固定され、桟の末端には下げ振り糸が吊るされた。グローマは直線と直角の測量に使われ、応用として長方形正方形の測量にも使われた[2]

測量機器のグローマはメソポタミアで発明され、紀元前4世紀ごろギリシャに輸入され、さらにエトルリア人からcranemaferramentumといった名前でローマに輸入された可能性がある[3]

他のグローマ[編集]

グローマは他には下記のことも指す。

  • 新しい軍営の中心。その中心点がグローマで測量されることによる。
  • 新しい町の中心。グローマティキ英語版(古代ローマの測量師)がそこからと牛2頭を使ってカルド・マクシムスを掘り始めることから。

脚注[編集]

  1. ^ Cesare Rossi, Marco Ceccarelli, Michela Cigola, The groma, the surveyor's cross and the chorobates. In-depth notes on the design of the old instruments and their use. La Groma, lo Squadro agrimensorio e il corobate. Note di approfondimento su progettazione e funzionalità di antiche strumentazioni, in Disegnare Idee Immagini, anno XXII n. 42/2011; pp. 22-33. ISBN 978-88-492-2248-7, ISSN IT 1123-924
  2. ^ Lewis, M. J. T. (2001-04-23). Surveying Instruments of Greece and Rome. McGraw Hill Professional. p. 120. ISBN 9781139430357. https://books.google.com/books?id=1Izau5_ihmsC 2014年6月29日閲覧。 
  3. ^ Yan, Hong-Sen; Ceccarelli, Marco (2009-01-11). International Symposium on History of Machines and Mechanisms: Proceedings of HMM 2008. Springer. p. 107. ISBN 9781402094859. https://books.google.com/books?id=Dkq6_mdW43IC&pg=PR5 2014年6月28日閲覧。