ゲンナジー・チェルノヴォル

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ゲンナジー・チェルノヴォル Portal:陸上競技
選手情報
フルネーム ゲンナジー・セルゲーエヴィチ・チェルノヴォル
ラテン文字 Gennadiy Sergeyevich Chernovol
国籍  カザフスタン
競技 陸上競技 (短距離走)
種目 60m, 100m, 200m
生年月日 (1976-06-06) 1976年6月6日(42歳)
生誕地 ロシアの旗 ロシア
身長 185cm
体重 71kg
成績
オリンピック 100m 2次予選2組7着 (2004年)
200m 1次予選3組6着 (2000年)
世界選手権 100m 2次予選5組5着 (2001年)
200m 2次予選1組6着 (2001年)
地域大会決勝 アジア選手権
100m 2位 (2002年, 2003年)
200m 優勝 (2002年)
自己ベスト
50m 5秒69 (2002年) 室内アジア記録
60m 6秒57 (2002年)
100m 10秒18 (2002年)
10秒11w (2002年)
200m 20秒44 (2002年)
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ゲンナジー・セルゲーエヴィチ・チェルノヴォルGennadiy Sergeyevich Chernovol1976年6月6日 ‐ )は、カザフスタンの元陸上競技選手。専門は短距離走50mで5秒69の室内アジア記録を保持している。2002年アジア選手権男子200mの金メダリスト。妻のアンナ・チチェロワ2012年ロンドンオリンピック走高跳の金メダリストである。

経歴[編集]

1998年7月、アジア選手権男子200m決勝で20秒92をマークして伊東浩司(20秒70)、韓朝明(20秒77)に次ぐ3位に入り、この種目でカザフスタン勢初のメダリストとなった[注 1]

2001年3月、リスボン世界室内選手権に出場すると、初日の男子200m予選を21秒23の自己ベスト(当時)で突破し、世界大会の200mで初のセミファイナリストとなった[1]。準決勝は21秒28の組3着で敗退し決勝には進めなかったが[2]、これは世界室内選手権200mにおけるカザフスタン勢の最高成績となった(女子も含め)。2大会連続の出場となった最終日の男子60mも予選を突破し2大会連続でセミファイナリストとなったが、準決勝は6秒69の組4着で敗退した[3]

2001年8月、北京ユニバーシアードに出場すると、男子100mはマーカス・ブランソン(10秒15)に次ぐ10秒29で2位、男子200mもマルチン・ウルバス(20秒56)に次ぐ20秒57で2位と、両種目で銀メダルを獲得した。

2002年2月24日、リエヴァンで行われた室内大会60mにおいて、5秒69の50m室内アジア記録を樹立した。

2002年8月、アジア選手権に出場すると、男子100mはジャマル・アル=サファル(10秒43)に次ぐ10秒50(-3.1)で2位に入り、この種目ではカザフスタン勢初のメダリストとなった[注 2]。男子200mは20秒73(-1.7)で制し、男女通じてカザフスタン勢初となる200mの金メダリストとなった。

2002年10月、釜山アジア大会男子200mに出場すると、決勝では20秒57(0.0)をマークして末續慎吾(20秒38)に次ぐ2位に入り、この種目ではカザフスタン勢初のメダリストとなった[注 3]

自己ベスト[編集]

記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風、-は向かい風を意味する。

種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
100m 10秒18 (-0.3) 2002年6月22日 カザフスタンの旗 アルマトイ
10秒11w (+3.3) 2002年7月27日 ドイツの旗 レーヴァークーゼン 追い風参考記録
200m 20秒44 (+0.6) 2003年8月27日 イタリアの旗 ローマ
室内
50m 5秒69+ 2002年2月24日 フランスの旗 リエヴァン アジア記録
60mの途中計時
60m 6秒57 2002年2月1日 ドイツの旗 エアフルト
200m 20秒95 2001年2月18日 中華人民共和国の旗 天津 カザフスタン記録
300m 33秒67 2002年1月7日 ロシアの旗 エカテリンブルク

主要大会成績[編集]

大会 場所 種目 結果 記録 備考
1997 中央アジア競技大会 (en カザフスタンの旗 アルマトイ 200m 優勝 21秒52
1998 アジア選手権 (en 日本の旗 福岡 200m 3位 20秒92 カザフスタン男子初のメダリスト
アジア競技大会 タイ王国の旗 バンコク 100m 7位 10秒41
200m 4位 20秒84
1999 世界室内選手権 日本の旗 前橋 60m 準決勝 6秒73
世界選手権 スペインの旗 セビリア 200m 1次予選 21秒05 (-0.4)
2000 オリンピック オーストラリアの旗 シドニー 200m 1次予選 20秒95 (+0.5)
2001 世界室内選手権 ポルトガルの旗 リスボン 60m 準決勝 6秒69
200m 準決勝 21秒28
東アジア競技大会 (en 日本の旗 大阪 100m 優勝 10秒28 (0.0)
200m 2位 20秒55 (0.0)
世界選手権 カナダの旗 エドモントン 100m 2次予選 10秒28
200m 2次予選 20秒71 (+1.2)
ユニバーシアード (en 中華人民共和国の旗 北京 100m 2位 10秒29
200m 2位 20秒57
2002 アジア選手権 (en スリランカの旗 コロンボ 100m 2位 10秒50 (-3.1)
200m 優勝 20秒73 (-1.7) 男女通じてカザフスタン勢初の金メダリスト
ワールドカップ (en スペインの旗 マドリード 200m 5位 20秒73 (-0.6) アジア代表
アジア競技大会 大韓民国の旗 釜山 200m 2位 20秒57 (0.0) カザフスタン男子初のメダリスト
2003 世界室内選手権 イギリスの旗 バーミンガム 60m 準決勝 6秒69
中央アジア競技大会 (en タジキスタンの旗 ドゥシャンベ 100m 優勝 10秒50
200m 優勝 21秒04
世界選手権 フランスの旗 パリ 100m 2次予選 10秒42 (0.0)
200m 1次予選 21秒11 (+0.4)
アジア選手権 (en フィリピンの旗 マニラ 100m 2位 10秒27 (0.0)
アフロアジア競技大会 (en インドの旗 ハイデラバード 100m 4位 10秒46 (-0.6)
200m 2位 20秒81 (-0.8)
2004 世界室内選手権 ハンガリーの旗 ブダペスト 60m 予選 6秒74
オリンピック ギリシャの旗 アテネ 100m 2次予選 10秒42 (0.0)

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 女子は1995年ジャカルタ大会でSvetlana Bodritskayaが銅メダルを獲得していた。
  2. ^ 女子は1995年ジャカルタ大会でViktoriya Tokonbayevaが初のメダリスト(銅メダリスト)になっている。
  3. ^ 女子も今大会でViktoriya Kovyrevaが銅メダリストになった。

出典[編集]