ゲームボーイカラー

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ゲームボーイカラー
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メーカー 任天堂
種別 携帯型ゲーム機
世代 第4世代
発売日 日本の旗 1998年10月21日
CPU LR35902(4MHz/8MHz)
対応メディア ロムカセット
対応ストレージ バッテリーバックアップ
コントローラ入力 内蔵
外部接続 通信ポート
赤外線
オンラインサービス モバイルアダプタGB
売上台数 日本の旗 1,098万台
アメリカ合衆国の旗 1,727万台
世界の旗 4,927万台
互換ハードウェア ゲームボーイ
ゲームボーイポケット
ゲームボーイライト
前世代ハードウェア ゲームボーイ
次世代ハードウェア ゲームボーイアドバンス
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ゲームボーイカラーGAMEBOY COLOR)とは、1998年10月21日任天堂が発売した携帯型ゲーム機。同社のゲームボーイ上位互換機。略称はGBC

概要[編集]

ゲームボーイの上位互換機として開発され、ゲームボーイ用のソフトも動作する。

画面が4階調モノクロだったゲームボーイに対し、32,768色中最大56色表示可能になった。ただし、56色まで表示されるのはゲームボーイカラー専用もしくはゲームボーイ&カラー共通として発売されたソフトのみで、以前のソフトは4-10色のカラーが割り当てられる(後述)[1]。表示画面として、シャープが開発した反射型カラー液晶「スーパーモバイル液晶」を採用、従来のカラー液晶と比べてバックライトを持たないため省電力化されたほか、屋外での視認性が向上した。

また、追加された機能として、モノクロ用ソフトにおける起動時の配色選択と、赤外線通信機能がある[1]。後者の赤外線通信機能はゲームボーイアドバンスに継承されなかった唯一の機能である。

従来の機種にあったコントラスト調整ダイヤルは液晶の視認性が向上したため、ユーザーが調整する必要がなくなり、ユーザーが触れにくい位置に移動している。

本機では起動画面が変更され、ゲーム開始までにかかる時間が従来より大幅に短縮された。

カラー液晶ディスプレイ搭載の携帯ゲーム機としては、日本国内では1990年セガゲームギアNEC-HEPCエンジンGT以来8年振りのリリースとなる。また、ストラップホールがはじめて実装された任天堂のハードでもある。

ゲームボーイカラー専用ソフトの開発には、CPUの倍速クロックモードが選択可能だが、消費電力も上がり、電池寿命が短くなる為、指定のレジスタに値を書き込む事で、CPUクロックモードをいつでも変更できる仕様になっている。 このクロックは、シリアル通信と赤外線通信の通信機能にも利用されており、通信速度も高速モードが使用できるようになっている。

2020年現在、修理サポートは全て終了している。

カラー選択機能[編集]

モノクロ用カートリッジを挿して起動した際に、モノクロ4階調に対してハード側で4-10色のカラーを割り当てる機能がある[2]

背景配色が4階調、キャラクター表示などに用いられるスプライトが3階調+透過色の配色を2パターン持つため、4+3×2で最大10色である。背景とスプライトの表示色を変えることによって従来背景に埋もれてしまっていたキャラクタが見やすくなる反面、本来意図されていない見え方になることも多い。

配色は12パターンあり、十字キー4方向とA/Bボタンの押し方により選択できる[3]。一般的なソフトでは背景が緑系統でスプライトが赤系統の配色がデフォルトだが、任天堂のソフトは種類によってデフォルト配色は異なり、コマンド入力では出せない特定のソフト専用の配色が用意されている場合がある。例えば『ポケットモンスター 赤・緑』ではそれぞれ赤・緑を基調とした配色が選ばれ、『星のカービィ』では専用の紫調の色彩になる。スーパーファミコン向けのスーパーゲームボーイシリーズの色選択機能の後継ともいえるが、両者に互換性はない。

基本仕様[編集]

  • CPU: LR35902 4MHz / 8MHz(カラー専用カートリッジ用の倍速モード) カスタムZ80と表記されるが、厳密にはIntel 8080に近似した仕様のプロセッサ。
  • RAM : 32kバイト(カートリッジ側に128kバイトまでの増設メモリを搭載可能)[1]
  • VRAM:16kバイト[1]
  • ROM:最大64Mビット(=8Mバイト、発売されたソフトの実績値)
  • 画面:2.3インチTFT液晶ディスプレイ(160×144ドット、32768色中最大56色表示可能)
  • スプライト:8×8(最少)1画面中 最大40個表示 / 1水平ライン上に 最大10個表示
  • BG:1面/256×256制御(32x32タイル)
  • ウィンドウ機能(スクロール制限あり)
  • サウンド:パルス波(矩形波)2ch+波形メモリ音源1ch+ノイズ1ch
ステレオ出力可。イヤホン使用時のみステレオ音声。イヤホン未使用時は本体に登載のスピーカーが1つの関係で各チャンネルの音声は合成されてモノラル出力となる。
  • 電源:単3形乾電池2本(単3アルカリ乾電池2本使用で平均約20時間稼動可能になり、寿命が大幅に向上した)
  • 通信:シリアル通信ポート、赤外線通信

カラーバリエーション[編集]

オリジナルカラー[4]
レッド(1998年10月21日 - )
パープル(1998年10月21日 - )
イエロー(1998年10月21日 - )
ブルー(1998年10月21日 - )
クリアパープル(1998年10月21日 - )
クリア(1998年10月21日 - )
トイザらス限定カラー
アイスブルー(1999年7月)
ミッドナイトブルー(1999年11月)
クリアグリーン(2000年11月)
TSUTAYA限定カラー
ウォーターブルー(2000年8月5日)
ローソン限定カラー
アクアブルー&ミルキーホワイト(1999年8月)
福岡ダイエーホークス優勝限定カラー
クリアオレンジ&クリアブラック(1999年10月)
エイデン限定カラー
クリアブラック(2000年12月10日)
カードキャプターさくら限定カラー
ホワイト&ピンク(1999年3月24日)
イトーヨーカドーとメッセサンオーのみの限定販売
本体表面にさくらのイラストとロゴが入った貴重な機種
イマジニア / ハローキティ・スペシャルボックス 限定カラー
(1998年12月)
イマジニア / ハローキティ・スペシャルボックス2 限定カラー
(2000年7月19日)
ポケモンセンター / ポケットモンスター金・銀 記念バージョン 限定カラー
(1999年11月21日)
ジャスコ限定第一弾 限定カラー
(1999年4月)
ジャスコ限定第二弾 限定カラー
(1999年8月)
全日空限定 限定カラー
(1999年5月)
ポケモンセンター / ポケットモンスター3周年記念限定モデル
(1999年2月20)
パナソニック / アルカライン限定
(1998年 - 1999年)
サクラ大戦GB限定カラー
クリアチェリーピンク(2000年7月28日)
サクラ大戦GB発売記念モデル。ソフトとのパック販売のみで本体単体での販売はなし

カラー専用ソフト[編集]

  • ゲームボーイカラー共通ソフト(251タイトル)
  • カラー専用ソフト(230タイトル)

1998年(全31タイトル)[編集]

1999年(全147タイトル)[編集]

2000年(全175タイトル)[編集]

2001年(全112タイトル)[編集]

2002年(全14タイトル)[編集]

2003年(全2タイトル)[編集]

売上ランキング[編集]

順位 ソフト 販売会社 ジャンル 発売日 価格(税抜) 販売本数
01位 遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4
最強決闘者戦記 遊戯デッキ・城之内デッキ・海馬デッキ
KONAMI カードゲーム 2000年12月07日 4800円 221万0163本
02位 ポケットモンスター
クリスタルバージョン
任天堂 RPG 2000年12月14日 3800円 187万1307本
03位 ゼルダの伝説 ふしぎの木の実
時空の章・大地の章
任天堂 アクション・アドベンチャー 2001年02月27日 3800円 074万6054本
04位 遊☆戯☆王デュエルモンスターズIII
三聖戦神降臨(トライホーリーゴッドアドバント)
KONAMI カードゲーム 2000年07月13日 4500円 072万6518本
05位 ドラゴンクエストIII
そして伝説へ…
スクウェア・エニックス RPG 2000年12月08日 6400円 063万8551本
06位 コロコロカービィ 任天堂 アクション 2000年08月23日 4500円 056万3914本
07位 とっとこハム太郎2
ハムちゃんず大集合でちゅ
任天堂 アドベンチャー 2001年04月21日 3800円 049万7061本
08位 マリオテニスGB 任天堂 スポーツ 2000年11月01日 3800円 035万7987本
09位 とっとこハム太郎
ともだち大作戦でちゅ
任天堂 その他 2000年09月08日 3800円 034万3950本
10位 ゼルダの伝説
夢をみる島DX
任天堂 アクション・アドベンチャー 1998年12月12日 3500円 031万4313本
11位 ワリオランド3
不思議なオルゴール
任天堂 アクション 2000年03月21日 3800円 025万5536本
12位 ドンキーコング2001 任天堂 アクション 2001年01月21日発売 3800円 024万0610本
13位 メダロット3
カブトバージョン / クワガタバージョン
イマジニア RPG 2000年07月23日 4300円 023万5617本
14位 マリオゴルフ 任天堂 SPT 1999年08月10日 3800円 021万9830本
15位 爆転シュート ベイブレード ブロッコリー RPG 2001年07月27日 4800円 021万2855本
16位 ドンキーコングGB
ディンキーコング&ディクシーコング
任天堂 アクション 2000年01月28日 3800円 020万8359本
17位 不思議のダンジョン
風来のシレンGB2
チュンソフト RPG 2001年07月19日 4500円 017万2580本
18位 トレード&バトル
カードヒーロー
任天堂 TCG 2000年02月21日 3800円 016万2163本
19位 サクラ大戦GB
檄・花組入隊!
メディアファクトリー AVG 2000年07月28日 4800円 013万2579本
20位 メダロット4
カブトバージョン / クワガタバージョン
イマジニア RPG 2001年03月23日 4500円 011万5674本

その他[編集]

1997年当時、任天堂はゲームボーイの次世代型携帯ゲーム機としていきなりゲームボーイアドバンスを開発するつもりだったが、ソフトメーカーからの「カラーでの携帯機種を」との要求から急遽開発、発売されたものである[要出典]

本体の標準色はアメリカ合衆国の市場調査で最も人気のあった色として青紫(パープル)が採用された。この色は、ゲームボーイアドバンスとニンテンドーゲームキューブの標準色として受け継がれる。また、青紫は「男性的な青」と「女性的な赤」を合わせた、「中性的な色」という意味合いもある[7]。日本国外向けには、本体色はパープルとクリアパープルだけにする予定だった[8]が、後には海外でも日本向けと同じ色の本体や、海外版限定色であるキウイ色の本体が発売された。

また、発表当初の試作品と製品版では液晶部分のデザインがやや異なっている。

ゲームボーイカラーの発売以降、タイトルによって例外もあるが、ゲームボーイ&カラー共通ソフトは黒色のカートリッジ、カラー専用カートリッジはスケルトンとなり、従来の灰色カートリッジと見分けがつくようになっている。

初のゲームボーイ&カラー共通ソフトである『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』は1998年9月25日と本機に先駆けて発売されている。このカートリッジには、発売時期によって従来の灰色カートリッジとカラー対応を表す黒色カートリッジの2種類がある。

画面描画中にカラーパレットを書き換えることで56色以上の表示が可能である。

NINTENDO64用周辺機器としてスーパーゲームボーイ3(仮)が出る予定だったが、展示会出展用の専用機器が作られたのみで市販はされなかった。そのためゲームボーイカラー専用ソフトは、ゲームキューブの周辺機器であるゲームボーイプレーヤーが発売されるまでの4年間、据置型ゲーム機では遊べなかった。例外として『ポケットモンスター クリスタルバージョン』のみ、カラー専用ソフトながら『ポケモンスタジアム 金・銀』と64GBパックの組み合わせにより、NINTENDO64上で遊べた。

周辺機器[編集]

通信ケーブル接続時の状態

以下の他ゲームボーイポケット用周辺機器も使用可能。

型番 名称 備考 価格
CGB-001 ゲームボーイ
カラー
本体 6,800円
CGB-002 カートリッジ カートリッジのみの販売はない。
ラベル側から見て右上に切り欠きがなく初代機に挿入しても電源が入らない。
なお、ゲームボーイカラー専用ソフトにはカートリッジケースは付属されない。
CGB-003 通信ケーブル MGB-008と同等。 1,500円
CGB-004 変換コネクタ MGB-004とは逆にMGB-008・CGB-003を初代GB対応にする。
DMG-014同等品。日本では未発売。
CGB-005 モバイルアダプタGB GBA用ソフトにも対応ソフトあり。 3,800円

※CGB-001は1999年5月23日に価格改定、発売当時は8,900円(税別)
※CGB-005は2001年7月19日に価格改定、発売当時は5,800円(税別)

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d M.B.MOOK『懐かしゲームボーイパーフェクトガイド』 (ISBN 9784866400259)、6ページから7ページ
  2. ^ ゲームボーイカラーの取扱説明書の17ページ
  3. ^ ゲームボーイカラーの取扱説明書の20ページ
  4. ^ http://www.imgcab.com/gameboy/gb_climited.html
  5. ^ ベイブレード 次世代ベーゴマバトル|ゲーム|株式会社ハドソン - ウェイバックマシン(2013年4月4日アーカイブ分)
  6. ^ 「次世代ベーゴマバトル ベイブレード」とされることが多いが、それは誤りである[5]
  7. ^ ゲームボーイカラーインダストリアルデザイナーのインタビュー 「グレーはすでにゲームボーイで使っていたからナシだし、赤ではどうしても女の子向け、青では男の子向けのイメージがあるから、その中間のパープルが無難な線として浮上したんですね。さらなる話し合いの結果、ちょっと青みがかったあのパープルができあがったワケです。世界市場に受け入れられるようにと作った、特別な色なんですよ。」
  8. ^ ゲームボーイカラープロジェクトマネージャーのインタビュー 「そんなワケで、日本では多色展開のゲームボーイカラーですが、海外ではパープルとクリアパープルしか発売されてないんですよ。」

関連項目[編集]