コスモ・バビロニア建国戦争

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コスモ・バビロニア建国戦争(コスモ・バビロニアけんこくせんそう)は1991年公開のガンダムシリーズアニメ映画機動戦士ガンダムF91』の舞台となる架空戦争地球連邦軍と大企業ブッホ・コンツェルンの結成した私兵組織クロスボーン・バンガードとの争いである。

『機動戦士ガンダムF91』はこの戦争の開戦の部分を描いた作品である。なお、開戦後から終戦までの部分は作品化されていない。

概要

宇宙世紀0100年代に入り、地球連邦軍はなお腐敗と増長を続けていた。これに対し、ブッホ・コンツェルンの頭首マイッツアー・ロナは高貴な精神を持つ者が人民を率いるべしとする「コスモ貴族主義」を掲げ、理想国家「コスモ・バビロニア」の建国と連邦政府の打倒を決意する。

宇宙世紀0123年3月16日、クロスボーン・バンガードはスペースコロニー「フロンティアIV」を襲撃する。

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解説

映画では長年の準備期間で力を蓄えたクロスボーン・バンガードが実戦経験がなく弱体化していた連邦軍の駐留軍を駆逐して、サイド4のコロニー群「フロンティア・サイド」を制圧し、「コスモ・バビロニア」として建国宣言を行い、討伐のために派遣された連邦軍艦隊が壊滅したところまでが描かれている。

本来1年程度のテレビシリーズで描かれるはずであったうちのプロローグ部分だけを映画化したという事情により、戦争の結末は描かれることがなく、1993年に制作されたテレビシリーズ『機動戦士Vガンダム』の舞台が本作よりも30年後の宇宙世紀0153年となってしまったため、その後コスモ・バビロニアがどうなったのかは謎とされていた。

しかし、後に『F91』の監督を務めた富野由悠季が原作を担当した漫画作品『機動戦士クロスボーン・ガンダム』(1994年~1997年連載、劇中の時代は宇宙世紀0133年)の中で、「コスモ貴族主義の提唱者であるマイッツアー・ロナの孫娘であるベラ・ロナが貴族主義を否定して人は平等であると唱えたため、コスモ・バビロニアは組織が分裂して崩壊した」というその後の大まかな歴史が語られることになった(しかし、詳細な経緯はいまだに不明である)。

コスモ・バビロニアの建国自体は失敗したものの、この戦争により地球連邦軍の弱体化と地球連邦政府の宇宙への無関心さが明らかとなり、各地のコロニーが続々と独立する「宇宙戦国時代」と呼ばれる時代へと移行している。『Vガンダム』に登場するザンスカール帝国も、そうしたコロニー国家のひとつである。

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