コプロセッサ
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コプロセッサあるいはコ・プロセッサ(英: coprocessor / co-processor, 副処理装置あるいは補助プロセッサ)とは、CPU(中央演算処理装置)などの計算機システム内で主要な役割を果たす汎用プロセッサに対して、一部の処理の補助や代行をする集積回路のことである[1]。通例、CPUの負荷を軽減し、システム全体の性能を向上することを目的とする。CPUとソフトウェアによる実装・実行形態では時間がかかりすぎるような処理を、専用ハードウェア上で高速に実行する「ハードウェアアクセラレーション」が可能となる。
"co-"は「共同の」「共通の」あるいは「副」「補助の」といった意味を持つ英語の接頭辞であり、他にもco-worker(同僚)、co-pilot(副操縦士)やco-factor(補因子)などの多数の用例がある[2]。
接続形態[編集]
- 専用端子等による直接接続[要説明]
- 汎用I/O接続[要説明]
- 共有記憶[要説明]
例[編集]
- 浮動小数点演算処理装置 (Floating-point Processing Unit/Floating-Point Unit; FPU)
- 画像処理装置 (Graphics Processing Unit; GPU)
- デジタルシグナルプロセッサ (Digital Signal Processor; DSP)
- I/O処理装置
- メモリ管理ユニット (Memory Management Unit; MMU)
- DMAコントローラ