コルトM1900

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Colt M1900
Pistol US Colt M1900 (10193185426).jpg
M1900
概要
種類 自動拳銃
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
設計・製造 コルト
性能
口径 .38口径
銃身長 152mm
ライフリング 6条/左回り
使用弾薬 .38ACP弾
装弾数 7発
作動方式 シングルアクション、ショートリコイル(特殊型)
全長 229mm
重量 995g
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コルトM1900は、アメリカ合衆国銃器メーカーであるコルト(Colt Patent Firearms)社が銃器デザイナーであるジョン・ブローニング(John Moses Browning)の協力を得て開発した自動拳銃である。

概要[編集]

名前の通り1900年に発売された、アメリカ合衆国製としては初めての自動拳銃である。1890年代末に、コルト社はブローニングと関係を築いており、彼の設計した自動拳銃を基に細部を修正、完成させた拳銃である。この銃にはパラレル・ルーラー・ロッキングと呼ばれるショートリコイル機構が取り入れられており、1896年に特許が取得されている。これは撃発時にバレルとスライドが一体化したまま後退し、バレルがリンクによって引き下げられることによってバレルとスライドのロックが外れ排莢を行なうものである。本方式は閉鎖解除の際にバレルを下降させるリンク部分が2つありパラレルの名前の由来となっている。一般的には.38オートの名前で知られ後のコルト社の自動拳銃の祖となった銃である。リアサイトがセフティ(サイトを押し下げるとファイヤリングピンがロックされる)になっていることが特徴の一つにあげられ、この設計はブローニングによるものではなく、コルト社側の発案である[1]。.38口径で、.38ACP弾を使用する。銃身長は152mm。

実用試験として、陸軍は200挺、海軍は50挺購入した。この試験で、M1900は優秀な成績をおさめた。

M1905[編集]

1907年のアメリカ軍の正式採用拳銃トライアルに参加したコルトM1905と45口径のルガー拳銃

軍で制式採用されるために、M1900をさらに改良発展させた銃が、M1905である。口径は45口径に変更されており、使用弾薬は.45ACP弾である。この銃は、世界で最初の45口径自動拳銃である。バリエーションは2つ存在し、ノーマル・バージョンとホルスターとショルダーストックが兼用できるバージョンである。1907年、両バージョン共に、アメリカ軍の正式採用拳銃のトライアルに参加している。

参考・脚注[編集]

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  1. ^ 歴史群像シリーズ アメリカ軍用銃パーフェクトバイブルp121

関連項目[編集]

同時期の自動拳銃