コンサートマスター

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コンサートマスター: concertmaster)は、オーケストラの演奏をとりまとめる職をいい、一般には第1ヴァイオリン首席奏者がこの職を担う。

呼称[編集]

アメリカのオーケストラで多用されるアメリカ英語の呼称である。男性奏者(男性名詞)の場合「コンサートマスター (concertmaster)」と言い、女性奏者(女性名詞)の場合「コンサートミストレス (concertmistress)」と言う。しかし、近年のアメリカでは性差別の排除や男女雇用機会均等の観点から両性ともコンサートマスターと呼ぶ傾向にある。日本では「コンサートマスター」、「コンサートミストレス」およびそれぞれを省略した「コンマス」、「コンミス」という呼び方が多く使われる。クラシック音楽用語として常用されるドイツ語から直接ではなく、アメリカ経由で借用されている[1]イギリスを始めとする英連邦諸国などでリーダーleader)の呼称も用いられる。

ドイツ語圏ではKonzertmeister、女性はKonzertmeisterinフランスではchef d'attaqueなどと呼ばれる。ドイツ語と英語が混在したconcertmeisterという語が用いられることもあるが、ごく稀である。

役割[編集]

オーケストラなどの大きな演奏団体では、指揮者が置かれるが、実際の細かな音の出だしや切る位置、微妙なニュアンスは、指揮では示しきれないことも多い。このような場合、ほかの団員は指揮を見るのと同時にコンサートマスターを見て演奏し、コンサートマスターは必要に応じて指示を出す。

なお、何らかの事情で演奏会本番になって本来の指揮者が出演できなくなり、代役の手配がつかない場合、コンサートマスターが指揮者の代行として、オーケストラ全体に指示を出すことがある[2]。2004年10月のNHK交響楽団定期演奏会において、本来の指揮者が本番指揮中に怪我をしてしまったため、コンサートマスターがチャイコフスキー交響曲第4番全曲を「指揮」するなど、日本国内でも幾つか実例がある。ただし、こうした場合では、コンサートマスターは指揮棒を手にしたり指揮台に上がることはほとんどなく、自分の席(第1ヴァイオリンの最前列)に座ったままサインを出したり、必要に応じて立ち上がって弓で指示を与えるぐらいである。

練習に際しては、指揮者の指示を補ったり、指揮者の指示に従って演奏法を細かく指示したり、演奏者を代表して指揮者と協議したりする。また、多くのオーケストラでは、(楽譜に特に指示されていない部分での)弦楽器セクションのボウイングを決めるのもコンサートマスターの役割であり、オーケストラの音色を特徴づける重責を担っている。

ヴァイオリン・ソロの部分はコンサートマスターが担当する。

また、演奏の前後に指揮者が挨拶をするときには、一般にオーケストラは起立するが、起立、着席、楽屋に引き揚げるなどの合図はコンサートマスターが行う。

アメリカのオーケストラでは、演奏前のチューニング(音合わせ)でコンサートマスターの出すA (La) の音に各奏者が合わせる。日本では、オーボエがA (La) の音を出し、起立したコンサートマスターがその音を引き取って各奏者が合わせる。ヨーロッパではオーボエのA (La) に直接各奏者が合わせることが多い。ドイツでの一例としては、コンサートマスターの起立を合図にオーボエがAを出し、それにまず管楽器とコンサートマスターが合わせ、そのあとコントラバスが合わせたあと、コンサートマスターのAに弦楽器が合わせるというのがある。また、団体によっては演奏前の出場の時、最後に出場して他の楽員に迎えられる、というような儀礼を取るところもある。

人選[編集]

コンサートマスターの採用・契約は、ヴァイオリンのトゥッティ(一般団員。「その他大勢」の意)とは別採用、別契約で行われる。上記のように演奏上その他で役割が大きいためである。また管弦楽曲においてもソロの目立つ曲は多いため、演奏技術も当然格段に優れている必要がある。コンサートマスターが何らかの理由により退団する場合、後任は別のトゥッティから選ぶことはせず公募を行う。トゥッティが応募する場合も他の応募者と共に試験を受ける義務がある。団体によっては、コンサートマスターが複数置かれる場合や、演奏会や曲によってオーケストラに所属しない奏者がコンサートマスターを務める場合もある(客演)。

オーケストラ以外のコンサートマスター[編集]

吹奏楽では、配置上オーケストラのコンサートマスターの位置にいる第1クラリネットのトップが上述のコンサートマスターと同じ役割をすることが多い。また、曲のソロを任されることが多い。演奏者のとりまとめとしてのコンサートマスターは、他のパートのトップ(いわゆる第一奏者)がこの職を担うこともある。例えば、2014年4月現在、東京吹奏楽団ではクラリネット奏者であるが、東京佼成ウインドオーケストラではアルトサクソフォーン奏者が、大阪市音楽団ではオーボエ奏者が、それぞれ担当している。

ブラスバンドではプリンシパル・ソロ・コルネット奏者がコンサートマスターと同様の役割を果たす。

ジャズバンドビッグバンドなどでは、トランペットの第1奏者がバンドを統率することがある。バックバンドの形式ではバンドマスターが統率するが、担当する楽器は明確に決まっておらず、バンドによって異なる。

コンサートマスターの例[編集]

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン交響楽団
  • アントン・カンパー
  • ヴォルフガング・シュナイダーハン 1933年 - 1937年
  • ヴァルター・シュナイダーハン 1948年 - 1966年
  • ギュンター・ピヒラー
  • ミヒャエル・シュニッツラー英語版 1967年 - 1983年
  • エーリヒ・ヘーバルト 1980年 - 1987年
  • ゲルト・シューベルト
  • ヤン・ポスピヒャル 1982年 -
  • フローリアン・ツヴァイウアー 1989年 -
  • ビルギット・コーラー 1994年 - 1996年
  • ヴィリー・ビュッヒラー 1995年 - ?
  • アントン・ソロコフ 2005年 -
ウィーン放送交響楽団
  • ペーター・マツカ 1998年 -
  • モレート・マックラン
リンツ・ブルックナー管弦楽団
  • 小林武史
  • ハインツ・ハウノルド 1983年 -
  • ルイ・チャン 1992年 -
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

第1コンサートマスター

コンサートマスター

  • リヒャルト・ミューラー 1882年 - 1883年
  • ルートヴィヒ・ブロイエル 1883年 - 1887年
  • カール・クレーケル 1882年 - 1892年
  • フーゴ・オルク 1893年 - 1897年
  • ヤン・ブシェテレ 1897年 - 1901年
  • カール・クリングラードイツ語版 1901年 - 1902年(22歳就任)
  • ヴァーツラフ・ターリッヒ 1903年(20歳就任)
  • ヨハネス・ゲスターカンプ 1903年 - 1911年
  • ハンス・バッサーマン 1911年 - 1912年
  • フランツ・フォン・スパノウスキ 1912年 - 1914年
  • ルイス・パーシンガー英語版 1914年 - 1915年(27歳就任)
  • リッコ・アマール 1916年 - 1920年(25歳就任)
  • ヤン・ダーメン 1920年 - 1922年(22歳就任)
  • ヘンリー・ホルスト 1922年 - 1923年(23歳就任)
  • ウィルフリート・ハンケ 1930年 - 1933年
  • ウルリヒ・グレーリングドイツ語版 1942年 - 1947年(25歳就任)
  • ハンス・デンシューデ 1948年 - 1949年
  • ハンス・ギーゼラー 1949年 - 1974年
  • ゲルント・ゲラーマン 1974年 - 1976年
  • ライナー・ゾンネ 1976年 - 2010年
  • アンドレアス・ブシャーツ 2010年 -
シュターツカペレ・ドレスデン
  • カルロ・ファリーナ 1620年 - 1633年
  • フランチェスコ・カステッリ 1629年 - 1631年
  • バルダッサー・マンガノーニ ? - 1654年
  • ヨハン・ヴィルヘルム・フルヒハイムドイツ語版 1665年 - 1682年
  • コンスタンティン・クリスチャン・デデキントドイツ語版 1666年 - 1674年
  • ヨハン・パウル・フォン・ウェストホーフ英語版 1674年 - 1697年
  • ゲオルグ・ゴットフリート・バックストロー 1685年 - 1708年
  • ヤン=バプティスト・ウォールマイヤードイツ語版 1709年 - 1728年
  • ヨハン・ゲオルク・ピゼンデル 1712年 - 1755年
  • Carl Matthias Lehneis 1720年 - 1781年
  • フランチェスコ・マリア・カッタネーオドイツ語版 1726年 - 1758年
  • クリストフォロ・バッビ 1781年 - 1814年
  • フランツ・アントン・モルゲンロート 1812年 - 1847年
  • ジョバンニ・バティスタ・ポレードロイタリア語版 1814年 - 1822年
  • ジュゼッペ・アントニオ・ローラ英語版 1823年 - 1837年
  • フランソワ・シューベルト 1823年 - 1874年
  • カロル・リピンスキードイツ語版 1839年 - 1860年
  • ヨハン・クリストフ・ローターバッハドイツ語版 1861年 - 1889年
  • エドゥアルト・ラッポルディデンマーク語版 1877年 - 1898年
  • アンリ・ペトリドイツ語版 1889年 - 1914年
  • マックス・ロウインガー 1899年 - 1908年
  • ルドルフ・ベルティッヒ 1900年 - 1940年
  • グスタフ・ハーヴェマンドイツ語版 1915年 - 1920年
  • Adolf Schiering 1920年 - 1923年
  • マックス・シュトループ 1922年 - 1925年
  • ヤン・ダーメン 1924年 - 1945年
  • フランシス・コーエン 1926年 - 1933年
  • エーリッヒ・ミュールバッハ 1928年 - 1968年
  • ウィリーバルド・ロット 1933年 - 1945 , 1954年 - 1971年
  • ゴットフリード・ルッケ 1940年 - 1960年
  • ペーター・グラッテ 1961年 - 1997年
  • ペーター・ミリング 1969年 - 2007年
  • クリスティアン・フンケ 1972年 - 1979年
  • ローラント・ストロイマー 1982年 -
  • カイ・フォーグラー 1989年 -
  • マティアス・ウォロング 1999年 -
  • 有希・マヌエラ・ヤンケ 2012年 - 2014年
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団
シュターツカペレ・ベルリン
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団
  • ミヒャエル・エアックスレーベン 1982年 -
  • ミハイル・ゼクラー 1990年 - ?
  • 日下紗矢子 2008年 -
ベルリン・ドイツ交響楽団
ベルリン放送交響楽団
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
MDR交響楽団
バイエルン放送交響楽団
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
ミュンヘン放送管弦楽団
  • ビルギット・コーラー 2000年 - ?
  • ヘンリー・ラウダレス 2001年 -
  • マキシム・コシノフ 2014年 -
北ドイツ放送交響楽団
  • エーリヒ・レーン 1945年 - ?
  • ベルンハルト・ハーマンドイツ語版 1946年 - 1967年(ツアー中、心臓発作により死去)
  • エーリヒ・ビンダードイツ語版
  • ルーベン・ゴンザレス
  • ローランド・グロイター 1982年 -
  • ステファン・ワグナー 1993年 -
  • フローリン・ポール 1995年 -
ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団
  • ヴィリー・ヘス
  • モーリッツ・ヴァン・デン・ベルク
  • レオポルド・クラマー
  • ユレイ・チズマロヴィチ
  • トルステン・ヤーニケ
  • ウルスラ・マリア・ベルク
シュトゥットガルト放送交響楽団
シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団
  • ステファン・ワグナー 1989年 - 1992年
  • マティアス・ヴェヒター 1993年 -
  • Aureli Blaszczok 2001年 -
シュトゥットガルト州立歌劇場
ケルンWDR交響楽団
  • ヴォルフガング・マルシュナー 1947年 - ?
  • ヴェセリン・パラシュケヴォフ 1975年 - ?
  • エドワード・ツィエンコフスキー
  • 四方恭子 1990年 - 2002年
  • ホセ・マリア・ブルメンシャイン
  • スラヴァ・チェスティグラゾフ 2010年 -
ケルン放送管弦楽団
  • ユレイ・チズマロヴィチ
バンベルク交響楽団
  • オットー・ビュヒナー 1946年 - 1955年
  • ルドルフ・ケッケルトドイツ語版 1946年 - 1947年
  • フランツ・ベルガー 1947年 - 1978年
  • Ernesto Mampaey 1955年 - 1962年
  • Csaba Bókay 1962年 - 1964年
  • アンリ・レウコヴィツスペイン語版[要リンク修正] 1964年 - 1965年
  • 浦川宜也 1965年 - 1969年
  • ヴァルター・フォルヒァート 1969年 - 1995年
  • アレクサンダー・ブランシック英語版 1979年 - 1982年
  • ペーター・ローゼンバーグ 1983年 -
  • ヤコブ・ルビンシュタイン 1995年 - 2009年
  • Bart Vandenbogaerde 2010年 -
ハンブルク・フィルハーモニカー
  • ヤン・ゲスターカンプ
  • Konradin Seitzer
  • イリアン・ガーネット英語版
ハンブルク交響楽団
フランクフルト・ムゼウム管弦楽団(フランクフルト歌劇場管弦楽団)
南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団
  • 谷野響子
  • ゴットフリード・アッカーマン
南西ドイツ放送交響楽団
  • ペーター・タンフィールド英語版
  • クリスティアン・オステルタークドイツ語版
  • イェルモライ・アルビケル
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
  • クリスティアン・ティンムナー 1888年 - 1889年 1891 - 1892年 1894年 - 1895年 1904年 - 1911年  
  • ルイス・ウォルフ 1889年 - 1890年
  • F・フラッドキー 1890年 - 1891年
  • レオポルド・クラマー 1892年 - 1894年
  • アンドレ・シュポー 1895年 - 1904年
  • ルイ・ズィマーマン 1899年 - 1904年 1911年 - 1940年
  • ルイ・ファール 1904年 - 1905年
  • ハインリッヒ・フィードラー 1906年 - 1908年
  • ユリウス・ソーンベルク 1908年 - 1910年
  • ヘンドリック・リジンベルゲン 1915年 - 1919年
  • フェルディナント・ヘルマン 1919年 - 1948年
  • セーケイ・ゾルターン 1940年 - 1942年
  • ヤン・ブレッサー 1940年 - 1965年
  • ヤン・ダーメン 1948年 - 1957年
  • ジェイコブ・クラチマルニック 1958年 - 1960年
  • スティーヴン・スタリック英語版 1960年 - 1962年
  • ヘルマン・クレバース 1962年 - 1980年
  • ヨー・ユダオランダ語版 1963年 - 1974年
  • テオ・オロフ 1974年 - 1985年
  • ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン 1981年 - 1995年
  • ヴィクトル・リーバーマン 1985年 -?
  • ルドルフ・ケールマン英語版 1996年 - 1999年
  • アレクサンダー・ケール
  • ヴェスコ・エシュケナージ
  • リヴィウ・プルナール
オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
  • アレクサンダー・ブランシック英語版 1982年 - 2001年
  • ロナルド・ホーヘヴィーン
ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団
ハーグ・レジデンティ管弦楽団
ロンドン交響楽団
  • ヒュー・マグワイア英語版 1956年 - 1961年
  • エリック・グリューエンバーグ 1962年 - 1965年
  • ジョン・ブラウン
  • ジョン・ジョージアディス
  • アレクサンダー・ブランシック英語版 1989年 - 2001年
  • ゴルダン・ニコリッチ
  • ロマン・シモヴィック
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
  • デーヴィッド・マッカラム英語版
  • ハワード・レイトン=ブラウン
  • ロドニー・フレンド 1964年 - 1974年
  • ジェラルド・ジャービス 1969年 - 1972年
  • デイヴィッド・ノーラン
  • ボリス・ガーリッツキー
  • ピーテル・スクーマン
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
フィルハーモニア管弦楽団
  • レオナルド・ヒルシュ 1945年 - 1948年
  • マヌーグ・パリキアン英語版 1949年 - 1957年
  • クリストファー・ウォーレン=グリーン英語版
  • 岩淵麻弥 1994年 - 2010年
  • ツォルト=ティハメール・ヴィゾンタイ 2007年 -
  • アンドリュー・ハヴェロン 2012年 - ?
BBC交響楽団
  • アーサー・カッテラル英語版 1929年 - 1936年
  • ヒュー・マグワイア英語版 1962年 - 1967年
  • アンドリュー・ハヴェロン 2007年 - 2011年
BBCフィルハーモニック
  • ペーター・タンフィールド英語版
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団
ボーンマス交響楽団
バーミンガム市交響楽団
  • ジョン・ジョージアディス
ハレ管弦楽団
  • アーサー・カッテラル英語版 1907年 - 1925年
  • ナウム・ブリンダー
パリ音楽院管弦楽団
パリ管弦楽団
  • ルーベン・ヨルダノフ
  • アラン・モグリア
  • フィリップ・アイシュ
  • ロラン・ドガレイユ
フランス国立管弦楽団
パリ国立歌劇場管弦楽団
  • フレデリック・ラロック
  • マキシム・トランス
ラムルー管弦楽団
トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
  • マルコム・スチュワート
  • ジュヌヴィエーヴ・ロランソー
ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団
  • モーリッツ・ヴァン・デン・ベルク
スイス・ロマンド管弦楽団
チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
  • アントン・フィーツ
  • ジュリア・ベッカー
  • アンドレアス・純・ヤンケ
  • クライディ・サハチ
ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団
  • クライディ・サハチ
  • フランチェスコ・マナーラ
  • フランチェスコ・デ・アンジェリス英語版 1998年 -
  • ラウラ・マルツァドーリ
スイス・イタリアーナ管弦楽団
  • ロベルト・コワルスキー
  • タマス・メジャー
アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団
  • タマス・メジャー 1981年 - 1983年
RAI国立交響楽団
  • ペーター・タンフィールド英語版
ニューヨーク・フィルハーモニック
  • エドゥアルド・タック
  • セオドア・スピアリング 1909年 - 1910年
  • レオポルド・クラマー 1913年 - 1914年
  • シピオーネ・グィーディ 1921年 - 1931年
  • ミシェル・ピアストロ 1931年 - 1943年
  • マクシミリアン・ピルツァー
  • ジョン・コリリアーノ父 1943年 - 1966年
  • ジェイコブ・クラチマルニック 1961年 - 1962年
  • デイヴィッド・ネイディアン 1966年 - 1970年
  • ラファエル・ドゥリアン 1971年 - 1974年
  • ロドニー・フレンド 1975年 - 1979年
  • グレン・ディクテロウ英語版 1980年 - 2014年
  • フランク・ホアン英語版 2015年 -
シカゴ交響楽団
  • マックス・ベンディックス英語版 1891年 - 1896年
  • アーネスト・ウェンデル 1896年 - 1897年
  • レオポルド・クラマー 1897年 - 1909年
  • ルートヴィヒ・ベッカー 1909年 - 1910年
  • ハンス・レッツ 1910年 - 1912年
  • ハリー・ワイスバッハ 1912年 - 1921年
  • ヤコブ・ゴードン 1921年 - 1930年
  • ミッシャ・ミシャコフ英語版 1930年 - 1937年
  • ジョン・ウェイチャー 1937年 - 1959年
  • シドニー・ハース英語版 1959年 - 1962年
  • ヴィクター・アイタイ 1962年 - 1986年
  • スティーヴン・スタリック英語版 1963年 - 1967年
  • シドニー・ワイス 1967年 - 1972年
  • サミュエル・マガド 1972年 - 2007年
  • ルーベン・ゴンザレス 1986年 - 1996年
  • ロバート・チェン 1999年 -
ボストン交響楽団
フィラデルフィア管弦楽団
  • カール・ドゥーエル 1900年 - 1901年
  • エルカン・コスマン 1901年 - 1903年
  • ジョン・マークアルト 1902年 - 1903年
  • フーゴ・オルク 1903年 - 1904年
  • ミヒャエル・セヴェドゥロフスキ 1904年 - 1906年
  • サッデウス・リッチ 1906年 - 1926年
  • マイケル・グシコフ 1926年 - 1927年
  • ミッシャ・ミシャコフ英語版 1927年 - 1929年
  • アレグザンダー・ヒルスバーグ 1935年 - 1951年
  • ジェイコブ・クラチマルニック 1951年 - 1958年
  • アンシェル・ブルシロウ英語版 1959年 - 1966年
  • ノーマン・キャロル 1966年 - 1994年
  • エレズ・オファー 1995年 - 1998年
  • デービッド・キム英語版 1999年 -
クリーヴランド管弦楽団
ロサンゼルス・フィルハーモニック
サンフランシスコ交響楽団
  • エドゥアルド・タック 1911年 - 1912年
  • アドルフ・ローゼンベッカー 1912年 - 1915年
  • ルイス・パーシンガー 1915年 - 1925年
  • ミシェル・ピアストロ 1925年 - 1931年
  • ネイサン・アバス 1931年 - 1932年
  • ナウム・ブリンダー 1932年 - 1957年
  • フランク・ハウザー 1957年 - 1964年
  • ジェイコブ・クラチマルニック 1964年 - 1970年
  • スチュワート・キャニン 1970年 - 1980年
  • レイモンド・コブラー 1980年 - 1998年
  • アレクサンダー・ブランシック英語版 2001年 -
ピッツバーグ交響楽団
  • エドゥアルド・タック 1908年 - 1909年
  • フーゴ・コルベルク 1940年 - 1941年
  • アンドレス・カルデネス英語版
  • ノア・ベンディックス=バルグリー
デトロイト交響楽団
ミネソタ管弦楽団
  • ピエール・ヘンロッテ
  • ジョリア・フリーザニス
シンシナティ交響楽団
  • フーゴ・ヒアマン英語版
  • フーゴ・オルク
  • ティモシー・リース
ボルティモア交響楽団
ヒューストン交響楽団
  • ルーベン・ゴンザレス
  • フランク・ホアン英語版 2010年 - 2014年
アトランタ交響楽団
  • ウィイアム・ステック英語版
  • ウィリアム・プルーシル 1982年 - 1989年
  • セシリア・アルゼウスキ 1990年 - 2008年
  • デイヴィッド・クーシェロン
ダラス交響楽団
  • ワルター・フライド英語版 1911年 - 1925年
  • カール・ヴェンス英語版 1927年 - 1931年
  • ラファエル・ドゥリアン 1947年 - 1949年
  • ジェイコブ・クラチマルニック 1964年
  • ウィイアム・ステック英語版
  • エマニュエル・ボロック英語版 1985年 - 2010年
ワシントン・ナショナル交響楽団
  • ウィイアム・ステック英語版 1982年 - 2001年
  • ヌリット・バー=ヨゼフ 2002年 -
セントルイス交響楽団
  • エルンスト・スピアリング 1931年 - 1941年
  • フーゴ・オルク
  • マイケル・グシコフ
  • シピオーネ・グィーディ
  • ラザール・ゴスマンドイツ語版
ユタ交響楽団
  • ウィリアム・プルーシル
  • ラルフ・マットソン 1985年 -
シアトル交響楽団
  • ジョン・ウェイチャー
  • イルッカ・タルヴィ英語版
  • アレグザンダー・ヴェリゾン
アメリカ交響楽団
  • エリカ・キーセウェッター
バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団
  • アルバート・プラッツ英語版
ナッシュヴィル交響楽団
  • スティーヴン・クラップ英語版
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
  • シグノア・シオッフィ 1883年 - 1884年
  • ナーハン・フランコ英語版 1883年 - 1907年
  • カルロス・ハッセルブリンク 1884年 - 1889年、1894年 - 1899年
  • マックス・グールケ 1904年
  • マックス・ベンディックス英語版 1904年 - 1905年
  • ユージン・ボーグナー 1910年 - 1914年
  • ジーノ・ナストゥルッチ 1914年 - 1922年
  • レオポルド・クラマー 1922年 - 1923年
  • ピエール・ヘンロッテ 1923年 - 1925年、1926年 - 1936年
  • ユージン・ドゥボイス 1925年 - 1926年、1944年 - 1945年
  • ステファン・フレンケルドイツ語版 1936年 - 1940年
  • ミヒャエル・ローゼンカー 1940年 - 1942年
  • フーゴ・コルベルク 1942年 - 1944年
  • フェリックス・アイル 1945年 - 1957年
  • レイモンド・グニウェク英語版 1957年 - 2000年
  • ガイ・ルミア 1984年 - 1988年
  • エルミラ・ダルヴァロヴァ 1989年 - 1993年
  • コンスタンティン・ストイアノフ 1993年 - 1999年
  • ニコラス・イーネット 1999年 - 2009年
  • デイヴィッド・チャン 2000年 -
モントリオール交響楽団
トロント交響楽団
  • アルバート・プラッツ英語版
  • スティーヴン・スタリック英語版
  • ジョナサン・クロウ英語版
オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団
  • アイヴィン・オードラン英語版
ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団
フィンランド放送交響楽団
ラハティ交響楽団
  • ヤーッコ・クーシスト
イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団(パレスチナ管弦楽団)
  • ハンス・バッサーマン 1937年 - 1943年
  • ユーゼフ・カミンスキ 1937年 - 1969年
  • メナヘム・ブラアー 1955年 - ?
  • ハイイーム・タウブ 1969年 - 1988年
  • Yigal Tuneh 1987年 -
  • イリヤ・コノヴァロフ 1997年 -
  • David Radzynski 2015年 -
ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
  • ミロスラフ・ヴィリーメッツ 1992年 - ?
  • ボフミル・コトゥメル
  • ヨゼフ・シュパチェック英語版 2011年 -
ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団
スロヴァキア放送交響楽団
  • エヴァルト・ダネル
ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団
ブダペスト祝祭管弦楽団
  • ガボール・タカーチ=ナジ英語版
  • タマス・メジャー 1984年 -
  • ヴィオレッタ・エッカート
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
ロシア国立交響楽団
  • ゲンリヒ・フジリゲイム
キーロフ歌劇場管弦楽団
  • セルゲイ・レヴィーチン
フィルハーモニア・フンガリカ
  • ペーター・ハルミ
  • 上野眞樹
  • アーゴシュトン・アンドラーシュ
ニューヨーク交響楽団
  • ミッシャ・ミシャコフ英語版 1920年 - 1927年
NBC交響楽団(シンフォニー・オブ・ジ・エア)
CBC交響楽団
  • アルバート・プラッツ英語版
NHK交響楽団
  • 前田璣(1926-1933年)
  • 加藤嘉一(1926-1931年)
  • 日比野愛次(1933-1952年)
  • Konrad Liebrecht(1934-1935年)
  • 黒柳守綱(1937-1942年)
  • 鰐淵賢舟(1942-1944年)
  • 本橋誠(1945-1953年、1956-1959年)
  • 岩淵龍太郎(1953-1956年)
  • Paul Kling(1954-1955年)
  • 坂本玉明(1956-1970年)
  • 外山滋(1956年)
  • 海野義雄(1959-1970年)
  • ウィルヘルム・ヒューブナー(1963-1964年)
  • 堀伝(1964-1991年)
  • 田中千香士(1966-1979年)
  • 川上久雄(1970-1984年)
  • 徳永二男(1976-1994年)
  • 堀正文(1979年-2015年)
  • 山口裕之(1984年-2013年)
  • 篠崎史紀(1997年- )
  • 伊藤亮太郎(2015年- )
サイトウ・キネン・オーケストラ
オーケストラ・アンサンブル金沢
  • パヴェル・ボガチュ(1990-1999年)
  • マイケル・ダウス
  • サイモン・ブレンディス
  • アビゲイル・ヤング
  • 松井直(1994年- ) 
大阪フィルハーモニー交響楽団
  • 安田英郎(1961-1980年)
  • 藤井允人(1980-1986年)
  • 稲庭達(1980-1988年)
  • 岡田英治(1980-2004年)
  • ジェラルド・ジャービス(1987年-1989年)
  • 梅沢和人(1989-2010年)
  • 長原幸太(2004-2012年)
  • 崔文洙 (2009年- )
  • 渡辺美穂(2012年- )
  • 田野倉雅秋(2014年- )
大阪交響楽団
  • 森下幸路(2001年- )
  • 林七奈(2005年- )
神奈川フィルハーモニー管弦楽団
関西フィルハーモニー管弦楽団
  • 川島秀夫(1981-2009年)
  • ギオルギ・バブアゼ(2001年- )
  • 岩谷祐之(2008年- )
九州交響楽団
  • 松村英夫
  • 豊嶋泰嗣(1997-2009年)
  • 扇谷泰朋(2004年- )
  • 近藤薫(2011年- )
京都市交響楽団
群馬交響楽団
  • 松本善三
  • 大関博明(1979-1987年)
  • 篠崎史紀(1988-1991年)
  • 水谷晃(2010-2013年)
  • 伊藤文乃(2009年- )
札幌交響楽団
新日本フィルハーモニー交響楽団
仙台フィルハーモニー管弦楽団
  • 渋谷由美子(1979-2002年)
  • 森下幸路(1994-2000年)
  • 西江辰郎(2001-2005年)
  • 伝田正秀(2006-2011年)
  • 神谷未穂(2010年- )
  • 西本幸弘(2012年- )
セントラル愛知交響楽団
  • 七澤清貴
  • 浅井万水美
  • 高橋律也
  • 寺田史人(2008年- )
東京交響楽団
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
  • 山本友重(1991-1999年)
  • 戸澤哲夫(1995年- )
東京都交響楽団
  • 小林健次
  • 古澤巌(1988-1991年)
  • ジェラルド・ジャービス(1990年-1995年)
  • 矢部達哉(1990年- )
  • 山本友重(2000年- )
  • 四方恭子(2009年- )
東京フィルハーモニー交響楽団
名古屋フィルハーモニー交響楽団
  • 北垣紀子(1976-1989年)
  • 水野稔雄(1985-1989年)
  • 後藤龍伸(1995年- )
  • 日比浩一[1](2001年- )
  • 田野倉雅秋(2012年- )
日本センチュリー交響楽団
  • 稲庭達(1992-2003年)
  • 川崎洋介(2006-2008年)
  • 太田雅音(2006-2011年)
  • 後藤龍伸(2009年- )
  • 松浦奈々(2015年- )
日本フィルハーモニー交響楽団
兵庫芸術文化センター管弦楽団
広島交響楽団
山形交響楽団
  • 恵藤久美子(客演)(1980-1981年)
  • 重本佳美(1983-1991年)
  • 犬伏亜里(1996年- )
  • 高木和弘(2006-2013年)
  • 高橋和貴(2015年- )
読売日本交響楽団
東京混声合唱団
  • 徳永祐一
神戸市混声合唱団
  • 石原祐介

ヴァイオリンソロの活躍する管弦楽曲[編集]

ヴァイオリンソロの活躍する管弦楽曲の例を挙げる。これらの曲では録音においては著名ヴァイオリニストがソロを演奏する場合もあるが、実演においてはまず楽団のコンサートマスターが演奏する。なお、19世紀においてあるオーケストラではコンサートマスターがソロを弾く際、起立する慣わしがあったという。

脚注[編集]

  1. ^ 英語の発音が日本のクラシック音楽界の用語として定着している例は珍しくなく、ほかには一部の楽器名(ヴァイオリンハープ等)、(特にピアノ曲の)曲名・ジャンル名(インベンションワルツノクターン等)、一部の楽語(アクセントシンコペーション等)が挙げられる。
  2. ^ たとえばマウリシオ・カーゲルの作品「フィナーレ」では、楽譜中に「指揮者が突然のけいれんに見舞われたかのように硬直する。右の腕は上げられ、肩は盛り上がる。左手でネクタイを締め、自分の胸のあたりを軽くさする。…譜面台をつかみ、…後ろの床に聴衆に頭を向けて倒れる。そのため譜面台は彼の上に引き倒される」と記載されており、さらに「そして指揮者が倒れた後はコンサートマスターが代わりに指揮をとる」と記載されている。