コンチタ・マルチネス

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コンチタ・マルチネス
Conchita Martínez and Luke Jensen 2009 US Open 01.jpg
基本情報
ラテン文字名 Conchita Martínez
フルネーム Inmaculada Concepción
Martínez Bernat
愛称 コンチータ
国籍 スペインの旗 スペイン
出身地 同・アラゴン州ウエスカ県
モンソン
生年月日 1972年4月16日(39歳)
身長 170cm
体重 59kg
利き手
バックハンド 片手打ち
ツアー経歴
デビュー年 1988年
引退年 2006年
ツアー通算 46勝
シングルス 33勝
ダブルス 13勝
生涯通算成績 1153勝529敗
シングルス 739勝297敗
ダブルス 414勝232敗
生涯獲得賞金 $11,527,977
4大大会最高成績・シングルス
全豪 準優勝(1998)
全仏 準優勝(2000)
全英 優勝(1994)
全米 ベスト4(1995・96)
優勝回数 1(英1)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 ベスト4(1998・2002)
全仏 準優勝(1992・2001)
全英 ベスト8(1995・2003)
全米 ベスト4(2005)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 2位(1995年10月30日)
ダブルス 7位(1993年1月11日)
獲得メダル
女子 テニス
オリンピック
1992 バルセロナ ダブルス
2004 アテネ ダブルス
1996 アトランタ ダブルス
  

インマクラーダ・コンセプション・"コンチタ"・マルチネス・ベルナットInmaculada Concepción "Conchita" Martínez Bernat, 1972年4月16日 - )は、スペインアラゴン州ウエスカ県モンソン出身の女子プロテニス選手。1994年ウィンブルドン女子シングルス優勝者である。1歳年上のアランチャ・サンチェス・ビカリオとともに、長年にわたりスペインの女子テニス界をリードしてきた2強豪であった。自己最高ランキングはシングルス2位、ダブルス7位。WTAツアーでシングルス33勝、ダブルス13勝を挙げた。身長170cm、体重59kg、右利き。よりスペイン語に近い表記ではコンチータ・マルティネスと表記される。コンチータは、コンセプションの愛称形のコンチャに縮小辞が付いたものである。

来歴

1988年2月にプロ入りし、すぐに世界的な活躍を始める。1989年全仏オープンに17歳5ヶ月で初優勝したサンチェスに刺激されて、マルチネスもめきめきと頭角を現した。赤土の多いスペインで育った選手らしく、マルチネスも長い間“クレーコート巧者”の印象が強かったが、1994年に芝生のウィンブルドン選手権で初の4大大会決勝進出を果たす。その決勝戦で、マルチネスは同選手権で10勝目を狙ったマルチナ・ナブラチロワを 6-4, 3-6, 6-3 のフルセットで破り、スペインの女子テニス選手として最初のウィンブルドン優勝者になった。当時37歳のナブラチロワはこの大会を「最後のウィンブルドン出場」にすると明言していたが、ここで“有終の美”を飾ることはできなかった。

1995年にマルチネスは世界ランキングを自己最高の2位に上げ、すべての4大大会で準決勝に勝ち残った。1998年全豪オープンで4年ぶり2度目の4大大会決勝進出を果たしたが、当時17歳の最年少女王マルチナ・ヒンギスに 3-6, 3-6 で敗れる。2000年全仏オープンで3度目の4大大会決勝に進出した時は、地元フランスマリー・ピエルスに 2-6, 5-7 で敗れた。マルチネスは2度、4大大会2冠のチャンスを逃したことになる。

サンチェスとマルチネスのコンビは、女子国別対抗戦・フェドカップにて無敵の強さを発揮した。1991年1993年-1995年の3連覇、1998年の5度優勝を飾っている。3連覇を達成した時期は、2人の選手生活の全盛期でもあった。最後の1998年には決勝でスイスジュネーヴに行き、敵地でマルチナ・ヒンギスパティ・シュナイダーのコンビを破って優勝した。

ライバルのサンチェスが2002年に31歳で現役を引退した後、マルチネスは2004年アテネ五輪女子ダブルスで、ビルヒニア・ルアノ・パスクアルとのペアで銀メダルを獲得した。女子ダブルス決勝では、中国ペアの李婷&孫甜甜組に 3-6, 3-6 のストレートで敗れている。2005年度もシングルス1勝とダブルス2勝があったが、2006年4月15日、34歳の誕生日の前日に現役引退を表明した。

スペインのテニス界は、男子は綿々と強豪選手を輩出してきた歴史を誇るが、女子は男子に比べると選手層が薄い。サンチェスとマルチネスが“スペイン女子2強豪”として活躍した時期は、まさしく当地の黄金期であった。

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