コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック(「現代的キリスト教音楽」の意味、CCMまたは、inspirational musicとも言われる。)はキリスト教信仰に関係した歌詞に重点を置いた音楽ジャンルである。この音楽用語は、ナッシュビル、テネシーに基礎を置いたポップ、ロック、ワーシップキリスト教音楽産業、また以下のアーティストについて使用される。

なお、ボブ・ディランU2 のようなクリスチャンのアーティストは、彼らの作品の中にキリスト教のテーマを扱ってきたが、コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージックではない。

概要[編集]

歌詞的にキリスト教であるすべてのポピュラー音楽が、コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージックに分類されるわけではない。例えば、少数のパンクやホーリー・ヒップ・ポップはキリスト教信仰に関係した事柄を扱うが、クリスチャン・ミュージックとは呼ばれない。

世界のCCM歌手・グループには、アバロンAvalon,バーローガール en:BarlowGirl, ジェレミー・キャンプen:Jeremy Camp, キャスティング・クラウンズen:Casting Crowns, スティーブン・カーティス・チャップマンen:Steven Curtis Chapman, ディビッド・クラウダー・バンドen:David Crowder Band, エイミー・グラント,ナタリー・グラントen:Natalie Grant,ジャーズ・オブ・クレイ en:Jars of Clay, マーシーミーen:MercyMe, ニューボーイズen:Newsboys, クリス・トムリンen:Chris Tomlin, ヒルズソングen:Hillsong, マイケル・W・スミス,レベッカ・セント・ジェイムスen:Rebecca St. James, サード・ディen:Third Day, トビーマックen:tobyMac, ポール・バロックen:Paul Baloche,リンカーン・ブリュースターen:Lincoln Brewster,ジョセ・ヴィラネヴァ三世en:Jose Villanueva III, ロメル・ゲベラen:Rommel Guevarra, ジャナ・ガスィラオen:Janna Gasilao,ゲーリー・ヴァレンチャノen:Gary Valenciano、その他多くのアーティストがいる。また、ビルボードの「トップ・クリスチャン・アルバムズ」 と 「ホット・クリスチャン・ソングス」 も存在する。

歴史[編集]

コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージックは,1960年代から1970年代初期のジーザス運動リバイバルや福音派の宗教復興運動の間に、ポピュラー・ミュージックの感覚で始まった。最初のポピュラーな「ジーザス・ミュージック」アルバムは、ラリー・ノーマンにより、キャピトル・レコードからリリースされた「この岩の上に(Upon This Rock)」である。伝統的宗教歌とも南部ゴスペルとも異なった、この新しいジーザス・ミュージックは、ロックンロールとフォークロックから生まれた。この運動の先駆者にはアンドレ・クロウチ[1]と弟子達などがいた。当初は小さかったジーザス・ミュージック文化は1980年代までに、何百万ドルの巨大産業に成長した。1990年代には、エイミー・グラント、DCトーク、マイケル・W・スミス、ジャーズ・オブ・クレイなどのCCMのアーティストが主流のトップ40のラジオ局で流れた。現在、クリスチャン・ミュージックは、カントリー、クラシック、ジャズ、ラテン音楽、ニュー・エイジ、ヒップホップなどに拡大している。

論争[編集]

コンテンポラリー・クリスチャン・ミュージックは1960年代より、様々な方法で論争の種になってきた。キリスト教大学のボブ・ジョーンズ大学は、寮生にCCMを聞く事を”禁じた”。他にもクリスチャンポップ・ロック音楽が、普通のクリスチャン音楽と異なるという見解もある。ロック音楽が歴史的にフリーセックス、反抗、麻薬、アルコールの使用と関係付けられて来ており、これらは保守的なキリスト教に反し、無神論的であると考えられるからである。

日本のCCM[編集]

ロックシンガーの小坂忠滝元順らのグロリアシンガーズと出合ったことにより、ミクタムレコードを設立して、日本独自のCCMの流れを作り上げた。それは、Jゴスペルと呼ばれる。

さらに古くは織田恭博&ザ・メッセンジャーズがいた。伝統的な賛美歌や聖歌中心であった日本の教会音楽の中に、ドラムを入れたバンドスタイルのフォーク、ソフトロックによって若者たちにCCMを聴かせた。そのスタイルは米国南カリフォルニアを中心に活動したCCMバンド「Love Song」を模倣したものだった。フィル・キーギー:Phil Keaggyその他の海外クリスチャンアーティストの作品も紹介し、米国マラナサ:Maranathaレコードとの正式契約を機に輸入ゴスペルレコード・カンパニーも創設した。当時では珍しかった数々のCCMレコードを輸入し、全国の教会に広めていった。

日本の主なCCM歌手[編集]

世界の主なCCM歌手・グループ[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]