サイトロン・アンド・アート

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サイトロン・アンド・アートは、音楽、映像、ゲーム、マルチメディアなどのソフトウェアを企画制作販売を主業務とする会社である。

現在もIT業界で広く活躍する小尾一介、井口尊仁、長家克善、長島朗など人材を多く輩出している。

社名の「Scitron&Art」のScitronはサイエンスとエレクトロンの造語に、芸術のArtを加えている。

沿革[編集]

小尾一介
  • 1984年YMOA&Rやプロデューサーだった小尾一介が、アルファレコード株式会社の¥ENレーベルで細野晴臣と、ゼビウスマッピーニューラリーXなどを収録した世界初となるゲームミュージックのレコード「VIDEO GAME MUSIC」を制作した。それに手ごたえを得た小尾は、後にアルファレコード内にゲームミュージック専門レーベル「G.M.O.レコード」を立ち上げた。
  • 1986年 小尾一介が独立し、遠藤雅伸の「ゲームスタジオ」のメンバーと合流してサイトロン・アンド・アート株式会社を設立。代表取締役:小尾一介(資本金100万円 東京港区) 。「ゲームミュージック」音楽CDソフトの制作を開始。
  • 1988年 (株)ポニーキャニオンと「サイトロン・レーベル」を設立して、デジタル世代向けの音楽/映像/ゲーム ソフトの制作/発売を開始。 資本金1,000万円に増資。東京渋谷区に移転。
  • 1991年 日本で初めてのマッキントシュ用CD-ROMソフト「Shadow Brain」を制作/発売。
  • 1992年 立体音響と3D映像のビデオソフト「ヴァーチャル・ドラッグ」シリーズを制作/発売。 資本金2,000万円に増資。
  • 1993年 マッキントシュ用CD-ROMソフト「バーチャル・バラエティーショー」が米国マルチメディア・ソフト・アワードの「INVISION」で受賞。この「バーチャル・バラエティーショー」はセカイカメラ井口尊仁がディレクション。
  • 1994年 3DO用ソフト「シアターウォーズ 娯楽の殿堂」制作、脚本一色伸幸、ディレクション長家克善。フジテレビ深夜番組の「レボリューションNo.8」において、インターネットや光メディアなど、当時最先端のマルチメディア技術情報の提供やCG制作などテクニカルな協力を長家克善、長島朗が行った。
  • 1995年 PlayStation用ソフト「NIGHT HEAD -THE LABYRINTH」を制作(発売元:フジテレビ・ポニーキャニオン・ホリプロ)、原作飯田譲治ディレクション長島朗
  • 1996年 PlayStation用ソフト「ライスケイプ 生命 40億年はるかな旅」をNHKソフト、NTTラーニングと共同制作し発売。ディレクション井口尊仁。(社)CESAのアワードでエデュケーション・ソフト賞を受賞。CD-ROMソフトとパソコン通信によるデータ販売を組み合わせた競馬シミュレーションソフト「パドックノート」をフジテレビと共同制作。ディレクション長家克善。
  • 1997年 MSN会員向けWeb番組3番組を制作/開発。ゲーム音楽クリエータ集団によるCD「テクノデリュック/OMY」を制作/発売。
  • 1998年 CD-ROMソフト「YMO Self Service」を制作、ディレクション長家克善。通産賞マルチメディア・グランプリおよび、AMD郵政賞マルチメディア・アワード 優秀作品賞及びベストプロデュース&ディレクション賞を受賞。東京リスマチックと資本提携、資本金7,000万円に増資。千代田区九段下に移転、同時にデジタルスタジオ「サウンドシップ」を設置。
  • 1999年 ソニーミュージックと新レーベル「サイトロン・ディスク(Scitron Discs)」を設立、音楽CD/ビデオソフトの自社発売を開始。Y.M.O.のビデオとSelf Serviceのバージョンアップ版を収録した、日本で初めてのMac/Win/DVD videoのトリプルハイブリッドDVD-ROMソフト「YMO Giga Capsule 3」を制作/開発。ディレクション長家克善。
  • 2000年 「インタラクティブ・アーキテクチャ事業部」を「(株)ディー・エス・インタラクティブとして分社。米国ニューヨークに支店を開設。
  • 2001年 「デジタル・コンテンツ事業部」をサイトロン・デジタルコンテンツ株式会社(現・株式会社ハピネット 音楽企画部)として分社。